新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット
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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第18回]
●GPSで1PPSを(6)
前回からの続きです。
絶対最大定格3.6Vのところにモロに5Vをかけてしまって、しかもそのまま15秒かあるいは20秒くらいか、5Vを加えてしまったわけですから、これは即破棄処分ということなのですが。
なんとか助かっていただきたい。
未練であります。
でも、それが人情というものであります。
あらためて3Vを供給してはみたものの、勿論の事ながら、反応はありません。
ありませんが、そこは未練でありますから、あちこちの端子をオシロで当たっていましたら。
おっ。
信号が出ている!
TxD端子でありました。
なにやらしきりに送信している様子。
こうなると、受信して解読してみたくなります。
しかし。
このTxDは3Vのシリアル出力です。
それと合うような受信回路は今すぐには持ち合わせておりませぬ。
何か使えるものはないかと思ってさがしてみましたら、ありました。
RS485の送受信回路がありました。
これなら使えそうです。
(本日はちょっと時間がありませんから、RS485での接続回路図は次回にお見せすることにいたします)
UBX−1612のData Sheetによりますと9600bps、8ビット、ノンパリティです。
それなら使える。
受信側は当社のBASIC制御ボード、ZB25Kです。
さっそく接続して、簡単なプログラムを即席で書いて実行してみました。
こういう時にBASICはまことに便利です。
DEBUG TOOL FOR KL5C8012 (C)Copyright CHUNICHIDENKO 2000,2001,2004,2005 Rev.1.4 02 t/0302 )Z >10A=0 >20WRITE #1,"2N81" >30READ #1,A$,A% >40IF A%<1 G.30 >50P.A$,A% >60G.30 >. 10 A=0 20 WRITE #1,"2N81" 30 READ #1,A$,A% 40 IF A%<1 GOTO 30 50 PRINT A$,A% 60 GOTO 30 >R. $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 ERR:73 30 READ #1,A$,A% >R. $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 9*30 4 $GPGLL,,,,,,V,N*64 18 $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 9*30 4 $GPGLL,,,,,,V,N*64 18 $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 ERR:73 30 READ #1,A$,A% >R. $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 9*30 4 $GPGLL,,,,,,V,N*64 18 $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 9*30 4 $GPGLL,,,,,,V,N*64 18 $GPRMC,,V,,,,,,,,,,N*53 23 $GPVTG,,,,,,,,,N*30 19 $GPGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*48 31 $GPGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.940 9*30 4 |
おお。
それらしきデータが出ているではありませんか。
しかし。
残念なことに受信エラーが出ています。
BASICの処理はちょっと遅いので、9600bpsで休み無しに送信されると、間に合わなくてオーバーランエラーになってしまうことがわかりました。
BASICは便利なのですが、速度が遅いことが玉に瑕であります。
かといって、この段階でマシン語の受信プログラムを組むのもなんだかなあ、という気持ちです。
せっかくのGPS情報が取れそうなのですから、できればなんとかしたい。
説明の途中ですが本日は時間がなくなってしまいました。
この続きは次回にいたします。
周波数カウンタ組立キット[第18回]
2015.10.6upload
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