ワンボードマイコンをつくろう!(パソコンの原点はここから始まった)
TK80ソフトコンパチブル!8080、Z80マシン語からBASICまでこれ1台でこなせます
当記事は2009年11月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 |
2011.7.1 前へ 次へ 目次へ戻る ホームページトップへ戻る |
☆RS232C ND80ZVはUSBインターフェースのほかにRS232Cインターフェースも搭載しています。 RS232Cについて書き始めたのですが…。 |
[第76回]
●RS232Cについて
本日もちょっと時間がありませんので、ほんのさわりだけ、になってしまいます。ご了承を。
ここ2日ほどは、これもやりっぱなしになっていて気になっておりましたRS232Cについて作業をしております。
ND80ZVは、ボード上のPIC18F14K50を介してパソコンとの間の通信をUSB(HID)で行うことができます。
それで十分といえば十分なのですが、パソコン以外の装置との間の通信はUSBではなくて、いまでもRS232Cを使うことが多いようです。
ND80ZVはボード上に9pinのDSUBコネクタを実装していて、RS232Cの送受信を行うことができます。
じつはそのRS232C通信もUSB通信とともに、同じ1個のPIC18F14K50で行うように考えてあります。
同じチップでUSBの送受信とRS232Cの送受信をこなすのはかなりきつい「ハードなソフト」をこなさなくてはなりません。
ええ?なんのこっちゃあ。
すみません。下手なジョークです。
とりあえずマニュアル操作での送信、受信はUSB通信とRS232Cの通信が同時にかぶることはないように交通整理できそうですので、まずはそこのところまではなんとかおおまかには動作確認をしておりました。
ところがですね。
問題はBASICなのです。
Z80BASICにもRS232Cの送信、受信の機能があります。
こいつはプログラムで実行されますから、たとえばPRINT文で画面表示を行いながらRS232Cで受信をする、などということも当然やるわけです。
PRINT文は、ND80ZVからパソコンへのUSB送信を使って行われます。
もちろんND80ZVのボード上のPIC18F14K50を利用します。
そして同時にRS232C受信をする、となるとそれも同じPIC18F14K50を使うことになります。
むむ。うまくいくでしょうか?
そのあたりの作業に目下のところ首をつっこんでしまいました。
とりあえずZ80BASICで、PIC18F14K50を介してRS232Cの送信と受信をするところまではなんとかできるようになりましたが…。
やっぱりUSBと同時というのはちょいときついようです。
この週末は、ただでさえ異常な暑さだといいますのに、その上もっともっと熱くなってしまいそうです。
うう。オーバヒート寸前ですう。
RS232Cにつきましては近日中にご報告申し上げるつもりです(うまくできましたならば、ですけれど)。
CPUをつくろう!第561回(2010.7.23upload)を再編集
ワンボードマイコンをつくろう![第76回]
2011.7.1upload
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