標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第149回]

●テストプログラムを実行中の写真です



写真にレジスタ名を入れるとよかったのですけれど、なかなかに面倒な作業をしなくてはなりませんから、今回は手抜きです。
とりあえず、こうしておきましょう。

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INR/DCRreg    Freg(S,Z,H,P,C)           d3−d0,s3−s0

Dreg   Ereg   Breg   Creg   Areg

Hreg   Lreg

WHreg WLreg  PCHreg PCLreg

A15−A8 A7−A0 D7−D0       OPreg   (MEMRD等)   CLK(E,D,C,B,A)
                     iB7−iB0
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前回書きましたように、プログラムの先頭でレジスタクリアをしていませんので、LEDの表示を見ても正確な経過時間はわかりません。
この写真を撮った時点で、スタートから42時間経過しています。
結局、50時間連続実行させたあと、電源を切りました(90年も、動かしておくわけにはいきませんから…)。
50時間!
ちょいと、感動ものです。

●でもやっぱり時間をはかってみたい…

仕事の合間に、時々時計を見ながら、50時間経過したところでストップさせたのですけれど、これで、誤動作することなく、安定動作することは、とりあえず確認できたと思います。
どこかにまずいところがあれば、たいていは数時間も連続で動作させれば、ぽろりとおかしな現象が発生したりするので、50時間もまともに動作すれば、一応の信頼性は実証できたと言えるでしょう。

信頼性って言ったって、これで、何かの制御マシンを作ろう、なんてことは考えていませんよ。
だけど、せっかく作ったのに、ぽろぽろ誤動作する、なんてんじゃあ、面白くないじゃありませんか。

安定動作の確認は出来たのですけれど、せっかく時計を見ながら動作時間を計ったのですから、実行時間の計算結果と合っているかどうかの確認もしてみたくなりました。

おお。そうだ。
確か、昔使っていた腕時計に、ストップウォッチの機能があったはず。
そいつで、測定してみましょう。

って、捜したんですけれど、すっかり行方不明です。
なにしろ、ケータイを持つようになってからというもの、腕時計など必要がなくなってしまったものですから、いつごろ、どこに置いたものやら、さっぱり記憶にありません。

う。携帯?
おお。そうか。携帯だ。
その昔のCMじゃありませんが、「話せりゃいいやん」的使用法に徹していますので、どんな機能があるのか確認したこともありませんでしたけれど、あらためて、よくよく見てみると、なんだかぎょーさん入っているみたいなので、ひょっとしたら…。

おおお。あるじゃありませんか。
ストップウォッチが…。

携帯のストップウォッチをスタートさせて、一緒に写真を撮ってみました。


↑Dreg       ↑Ereg

でもね。こいつが、なかなかにむつかしい。
Eレジスタがちょうどクリアされたときにシャッターを切ろうとするんですけれど、なかなかうまくタイミングが合いません。
何回か試して、やっと、まあまあかなぁというショットが、この2枚です。

上の写真はE=80で、時間は05’37”です。
下の写真はE=00で、時間は07’02”です。



7’02”−5’37”=1’25”です。
前回の計算で、Eレジスタが00〜FFまで一巡するには、168.3秒かかりました。
今回はそのちょうど半分ですから、84.15秒ということになります。
ストップウォッチの秒以下の表示ははっきりしませんが、07’02”14、05’37”97のようにも見えます。
そうだとすれば、1’24”17で、めちゃめちゃぴったりなのですが…。

これは「たまたま」だと思います。
私の反射神経が0.02秒だなんて。
そりゃ、ありえませんワ。

それに、じつはシャッタースピードも遅いのですよ。
フラッシュをOFFにしての撮影では、感度がAUTOだと画質が荒れるので、ASA100にしています。
当然、シャタースピードは、ン分の1秒くらいになってしまいます。
ですものねぇ。0.02秒ってわけ、ありませんでしょう。
やっぱり、これは、偶然ですね(ひょっとして、今、宝くじを買ったら当たるかも)。

余談です。
いままでのカメラがどうにも気に入らなかったので、やっぱり安いデジカメですけれど、新しいのを買ってしまいました。

エイデンに行きまして、店員をつかまえて、しっかり確認いたしました。
各社いろいろあるけれど、えええっ?オートフォーカスばっかりでマニュアルフォーカスがないィ?

なんでも、店員さんの話では、このテのデジカメは大半は女性客が購入するんだそうですね。

そんな中では、多少はマニュアル的にいじくれそうな感じだったので、今回は、PENTAXを購入しました。
昔はずっとPENTAXの一眼レフを愛用していたのですが、どうもバッテリーが弱くて、そこが不満で、使わなくなってしまいました。
でも、やっぱり、カメラ専業メーカーの製品はいいですねぇ。

いままで使っていたデジカメでは、画質の荒れは、フラッシュを光らせるか、照明を明るくするか、しないとどうしようもありませんでした。
しかし今回購入したPENTAX(OptioM60)は、感度がASAで選べます(確かにいまどきこんなことはしないでしょうねぇ。ここはメーカーのこだわりか)。
ASA64も、ありますよ。なんと、なつかしいこと。
それはなかなかにいいのですけれど、でも、やっぱり、写真の周辺がまるでタルのようになってしまうことは、同じなのですねぇ。
PENTAXよ、おまえもか!

●ボタン電池をつけてしまいました



メモリのバックアップ用に単三を2個、使っていたのですけれど、作業の度にぶらぶらしてじゃまでしょうがない。
それで、思いきって、ボタン電池にしてしまいました。
今のところはこうやって、基板の隅にビニールテープでぺたり、です。まるでコーモリみたい。
さて、本番では、こいつをとりつけるスペースが確保できますでしょうか。

一緒に写っているのは、電流計です(見れば、わかりますよね)。
現在は300mAくらい流れています。
ほとんどはLEDの表示電流です。
2009.1.28upload

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