標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第220回]

●RST命令の回路の説明の続きです

前回のRST命令の回路図の説明で、「regRDとdataOUTをアクティブにすることで、PCH、PCLの値が内部データバスに出力され、さらに外部データバスD0〜D7に出力されます」という文を書きました。
翌日になってから、「dataOUT」の回路は説明したっけ?という疑問が出てきました。
前にさかのぼって調べてみましたら、ありました。
[第39回]の制御信号作成回路です。

dataOUTをアクティブ(Lレベル)にすると、内部データバスと外部データバスの間のゲート(74HC245)のG入力信号のDataGがアクティブになって、74HC245のゲートがONになって、内部と外部がつながります。
74HC245の回路も、[第39回]のOPコードレジスタ部分の回路図にあります。
74HC245は双方向バッファですが、その向きを決めるDataDIR信号は、memRD、ioRDがアクティブのとき以外は、Lレベルになり、そのとき74HC245は内部データバス→外部データバスの向きになります。

RST命令の回路図と、RST命令の簡単な説明も、[第175回]でしていました。
もう、全部、きれいさっぱり、忘れてしまっていました。
トシはとりたくないものですねぇ。
2009.5.4upload

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