標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第309回]

☆☆☆組立説明書の続きです☆☆☆

●[4]レジスタ回路
4−1. ICの取付け


下の表にしたがってICを取付けてハンダ付けをします。
ICには、向きがあります。 間違えないようによく注意しながら作業してください。

部品番号 部品名 ピン数
IC16 HC03 14
IC30 HC32 14
IC42 HC32 14
IC102 HC244 20
IC103 HC244 20
IC104 HC244 20
IC105 HC244 20
IC106 HC244 20
IC119 HC373 20
IC120 HC373 20
IC121 HC373 20
IC122 HC373 20
IC123 HC373 20
IC131 HC373 20
IC132 HC373 20
IC144 HC244 20
IC145 HC244 20
IC165 HC373 20
IC166 HC373 20
IC180 HC244 20
IC193 HC244 20
IC214 HC373 20


●4−2.集合抵抗の取付け

下の表にしたがって集合抵抗を取り付けてハンダ付けをします。
集合抵抗には向きがあります。
向きを間違えないようによく注意してください。

部品番号 部品名 表示、形状
B19 2.2Kx8 9pin,222
B20 2.2Kx8 9pin,222
B21 2.2Kx8 9pin,222
B22 2.2Kx8 9pin,222
B23 2.2Kx8 9pin,222
B25 2.2Kx8 9pin,222
B26 2.2Kx8 9pin,222
B30 2.2Kx8 9pin,222


●4−3.抵抗の取付け

下の表にしたがって抵抗を取付けてハンダ付けをします。
抵抗の色コード表示については、T部品表のところで説明していますので、適宜参照してください。

部品番号 部品名 表示、形状
R6 100K 茶黒黄金
R7 100K 茶黒黄金
R8 100K 茶黒黄金
R24 1K 茶黒赤金
R25 1K 茶黒赤金
R27 1K 茶黒赤金
R28 1K 茶黒赤金
R29 1K 茶黒赤金
R30 1K 茶黒赤金
R31 1K 茶黒赤金
R32 1K 茶黒赤金
R33 1K 茶黒赤金
R34 1K 茶黒赤金
R35 1K 茶黒赤金
R37 1K 茶黒赤金
R38 1K 茶黒赤金
R45 1K 茶黒赤金
R46 1K 茶黒赤金
R47 1K 茶黒赤金
R50 1K 茶黒赤金
R66 1K 茶黒赤金


●4−4.コンデンサの取付け

下の表にしたがってコンデンサを取付けてハンダ付けをします。

部品番号 部品名
C2 0.1μFセラミック
C3 0.1μFセラミック
C4 0.1μFセラミック
C5 0.1μFセラミック


●4−5.発光ダイオードの取付け

下の表にしたがってLED(発光ダイオード)を取付けてハンダ付けをします。
LEDは実装密度が高くて抵抗など他のパーツと同じ文字サイズで部品番号を表示することができません。
小さい文字で番号のみを表示してあります。
番号のほかに信号名も表示してありますが、略記してあるものも多いので、番号と合わせて取付け位置を確認してください。
Rは赤色、Yは黄色、Gは緑色、の発光ダイオードです。
発光ダイオードには向きがあります。向きを間違えないように十分注意して取付けてください。

部品番号 信号名
96 Drd Y
97 d7 R
98 d6 R
99 d5 R
100 d4 R
101 d3 R
102 d2 R
103 d1 R
104 d0 R
105 Dwr G
106 Erd Y
107 e7 R
108 e6 R
109 e5 R
110 e4 R
111 e3 R
112 e2 R
113 e1 R
114 e0 R
115 Ewr G
116 Brd Y
117 b7 R
118 b6 R
119 b5 R
120 b4 R
121 b3 R
122 b2 R
123 b1 R
124 b0 R
125 Bwr G
126 Crd Y
127 c7 R
128 c6 R
129 c5 R
130 c4 R
131 c3 R
132 c2 R
133 c1 R
134 c0 R
135 Cwr G
136 Ard Y
137 a7 R
138 a6 R
139 a5 R
140 a4 R
141 a3 R
142 a2 R
143 a1 R
144 a0 R
145 Awr G
145-2 Hlsel Y
146 Hrd Y
147 h7 R
148 h6 R
149 h5 R
150 h4 R
151 h3 R
152 h2 R
153 h1 R
154 h0 R
155 Hwr G
156 Lrd Y
157 l7 R
158 l6 R
159 l5 R
160 l4 R
161 l3 R
162 l2 R
163 l1 R
164 l0 R
164-2 Lwr G
199 WKLrd Y
200 l7 R
201 l6 R
202 l5 R
203 l4 R
204 l3 R
205 l2 R
206 l1 R
207 l0 R
208 WKLwr G


以上で、[4]レジスタ回路のハンダ付け作業は完了です。

●4−6.動作テスト

今回はレジスタ回路を実装しましたが、残念ながら、それだけでは動作のテストは行えません。
メモリのときはトグルスイッチを使って、メモリに直接データを書き込んだり、データを読み出したりすることができました。
しかしレジスタは、ダイレクトにアクセスすることができません。プログラムの動作によってはじめてアクセスすることが可能になります。
ですから、レジスタの動作の確認は、このあとの各命令回路を実装して、その命令の動作確認をするのと一緒に行っていくことになります。

☆☆☆以上が組立説明書からのコピーです☆☆☆

●組立作業をした部分の回路図です

今回の[4]レジスタ回路の組立作業に関系する部分の回路図です。
リンクをクリックしてご覧ください。

MYCPU80回路図bS
MYCPU80回路図bU
MYCPU80回路図bV
MYCPU80回路図bW
MYCPU80回路図bP3

それぞれの回路図で、紫色で着色した部分が今回実装したところです。

回路図の着色について
[第308回]の[注記2]をお読みください。

●シルク図にも色をつけました

組付けが済んだ部分が一目でわかるように、シルク図にも着色しました。
今回の作業部分は紫色で着色しています。
前回までの作業部分は灰色にしてあります。

シルク図をクリックすると、拡大画像を見られます。
拡大画像はサイズが大きい(約1.7MB)ので、インターネットの低速接続環境ではダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。


●過去記事へのリンク

今回組立を完了した、[4]レジスタ回路について説明をしている過去記事へのリンクをつけるようにしました。
回路図をご覧いただいて、「なんでこんな回路になっているんだ?」と思われたときなどには、ぜひご再読を。

08/7/31  [第23回]●2枚目の基板図の写真です●少しずつ、回路の説明をはじめましょう●レジスタの回路図です。A、B、C、D、Eの各レジスタです●HレジスタとLレジスタです●内緒のワークレジスタです
09/6/18  [第253回]●MOV H,Mが誤動作している?●MOV r,Mのタイミングチャート●なぜRETはダメで、RUNはよかったのか?●たまたまRETルーチンの上位アドレスが01だったから●ところで、MOV H,Mはどうするの?
09/6/19  [第254回]●前回の説明に追記しました●試作基板も変更しました

2009.8.18upload

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