標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第673回]
●Windows7が正規品ではない?(その4)
このところ何回か「このWindows7は正規品ではありません」というメーセージが表示されてしまったことについて書いております。
Windows7をインストールしてからほとんど毎日のように使っていて、およそ2ヶ月たってから突然にそのメッセージが現れて、そしてまた突然に消えてしまいました。
まるで月光仮面だあ。
これがすぐにおわかりになった方は、同世代でいらっしゃいます。
はやてのようにあらわれて、はやてのようにさっていく♪
突然に「正規品ではありません」というメッセージが表示されたWindows7(32ビット版)は、動作テストのつもりだったのに、うっかりして異なるマシンで2度認証してしまいました、ということを前回書きました。
同じハードディスクにWindows7の32ビット版と64ビット版をデュアルブートでインストールして同じ環境で使っているのに、64ビット版ではそのような表示が現れなくて、32ビット版のみに(クローンディスクで起動したときにも!)表示されたことからすると、あるいはその2重認証が問題だったのかも知れません。
しかし。
インターネットで「Windows7 正規品ではありません」で検索しますと、うわぁこんなに!と思うくらい、その表示が突然現れた、という報告や質問が出てきます。
その事例のほとんどが、普通に使っていて、ある日突然表示された、ということのようです。
そうだとしますと、私の場合はたまたま、へまをやって二重に認証してしまったのですけれど、それが原因というのではなくて、やっぱり多くの方々と同様、
「ある日突然に」
それは現れるのでありましょう。
ちなみにGoogleで「Windows7 正規品ではありません」と入力して検索しますと、なんと88200件もヒットいたします。
ところで「Windows7 正規品ではありません」の検索語を「vista 正規品ではありません」に書き換えて検索してみますと、なかなかに興味深い結果になります。
なんと329000件もヒットしてしまいます。
どうやらこの問題は今に始まったことじゃないらしいですねえ。
vistaについては、sonyのvaioやdellのパソコンでも出ていたようでありまして。
それではということで[文書番号]931573のマイクロソフトサポートのページ
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;931573
に行ってみますと、マイクロソフトもこの問題は認識しているようで、修正プログラムを配布しているようです。
むむ。
Vistaでわかっていたのなら、Windows7では修正済みではなかったのかいな。
まあ、Microsoft様も海賊版には手を焼いていてのことなのでしょうが、正規のユーザーにとってはなんとも面倒なことではあります。
2010.11.28upload
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