標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第695回]
●リチウムイオン電池
前回はPENTAXのデジカメ(Optio M60)を携行してディズニーシーに行きましたところ、それほどの枚数を撮ったわけではないのに、バッテリー切れになってしまったというお話をいたしました。
勿論前日にしっかり充電済みのバッテリーです。
Optio M60の使用説明書で確認しましたら、大体200枚程度は撮影できることになっております。しかもその条件はストロボ使用率50%となっております。
私は普段滅多にストロボ(フラッシュですな)は使いません。
当日も、ディズニーシーで夜になってから数枚の撮影にストロポを使用しただけです。
使用説明書の規格からすれば、ストロボを使用しなければおそらく300枚近くは撮れてもよいはずだと思います。
あとで確認してみましたら、140枚程度しか撮影しておりません。
本来の容量の半分程度でダウンしたことになります。
どうも、バッテリーがあやしい…。
そのように感じたのは、その日がはじめてだったのですが、最近になって、パソコン組立キットの組立説明書を書くために毎日のように写真を撮っておりましたら、なんだかだんだんバッテリー切れになるのが早くなってきたようなのです。
いや、ようなのです、どころじゃありません。
間違い無く、撮影できる枚数が激減してしまっています。
ちなみに本日も組立説明書のための写真を撮っていたのですが、わずか20枚撮影しただけで、もうバッテリー切れの警告マークが表示されてしまいました。
●メモリー効果か?
最初はメモリー効果か、と思いました。
メモリー効果というのは、ニッカドバッテリーで顕著な現象で、完全に放電する前に(つまりまだある程度容量が残っている状態で)継ぎ足し充電を繰り返していると、その半端に減ったときの電圧が「記憶」されてしまって、詳しいメカニズムはよくわからないのですけれど、そのためにフル充電ができなくなって、結果的に容量が著しく低下してしまう現象のことです。
このようになったバッテリーは完全に放電させることで、また当初の容量まで充電ができるようになります。
一度、回路を作って放電させてみようか、と思いました。
その前に念の為、Optio M60の使用説明書で確認しましたら、ニッカド電池ではなくて、リチウムイオン電池でした。
はて、リチウムイオン電池でもメモリー効果は存在するのか?
ネットで調べてみましたら、リチウムイオン電池ではメモリー効果はない、らしいのですよねえ。
そうなりますとどうやら、リチウムイオン電池の寿命が尽きかけている、ということのようです。
そんな…。
まだ購入してから、たった1年半しか使っていないのに…。
●高い!高すぎる…!
まあ、しかし。寿命ならば致し方がありませぬ。
仕方がありませんから、ネットで購入すべく、価格を調べてみましたら。
た、高い!高すぎる!
標準小売価格は1個5000円!
一眼レフなどじゃありませんよお。
たかがコンパクトカメラのバッテリーが、1個5000円!
そりゃあないのではありませんかあ。
どこか間違ってますよお。
最初に購入するときには、カメラ本体に、このリチウムイオン電池と、それに専用の充電器がセットになって、それでおそらく15000円ていど。
そのうち電池だけが5000円!
そりゃあおかしい。
ねえ。おかしくはありませんか?
もっとも電池だって、安く購入することはできますけれど、それでも送料込みなら4000円近くの出費です。
もうあとちょっと2〜3000円も上積みしたら、新品のデジカメだって安いものなら買えてしまうじゃありませんか。
あ。また時間がなくなってしまいました。完全に脱線しておりますが、もうしばらくこのテーマで続けます。
2010.12.29upload
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