トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第118回]
●[HC373]の組立て
前回でやっと[HC139]の組立てと動作テストが終りました。
今度は[HC373]の組立てです。
[HC139]のときと同じように、まずは抵抗から実装を開始しました。
抵抗は78本です。
このときはまだ気付かなかったのですが、この組立て順序は「組立キット」としては間違っていました。
それについては後ほど書くことにします。
抵抗を取り付けたところを裏から見ました。
まるで針の山です。
このあと少しずつハンダ付けをしていきます。
全部ハンダ付けをして、リード線をカットしました。
次はダイオードと右上の丸ピンソケットを実装しました。
次はコンデンサです。
コンデンサもたくさんあります。
全部で50本です。
コンデンサを取り付けたところを裏から見ました。
抵抗ほどではありませんが、こちらもリード線が重なっているところがたくさんありますから端から少しずつ丁寧にハンダ付けをして、その後リード線をカットしていきます。
コンデンサのハンダ付けとリード線のカットが終りました。
LEDを取り付けました。
ここまで作業をしてきて、やっと「組立キット」としては組立順序が間違っていることに気が付きました。
[HC139]も間違っていました。
どこが間違っていたかと言いますと。
最初は抵抗だけを全部取り付けました。
そこが間違っていたのです。
組立キットですから、回路の小さい範囲をまず組み立てて、その部分の動作テストをしてから、次に進むべきだったのです。
まあ、やってしまったものは仕方がありません。
あとはトランジスタが残っているだけですが、せめてそれだけでも1ビット回路ごとに組み立ててテストをしながら進むことにいたします。
まずは両端のREAD、WRITE回路とビット7の列のみを組み付けました。
データバスに接続するための16pinコネクタを基板裏側に取り付けました。
16pinコネクタを介して電源を入れたところ、ビット2とビット3が勝手に点灯しました。
そこにはまだトランジスタを実装していませんから、LEDが点灯するわけがありません。
うーん。
どこかでショートしているようです。
次回に続きます。
トランジスタでCPUをつくろう![第118回]
2015.8.27upload
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