トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第119回]
●[HC373]の組立て(2)
前回、[HC373]基板の組立作業でトランジスタを残してその他を全て組み付けたあと、READ、WRITE回路とビット7回路にトランジスタを実装して電源を入れたところ、ビット2とビット3が勝手に点灯してしまいました。
そこにはまだトランジスタを実装していませんから、LEDが点灯するわけがありません。
どこかでショートしているようです。
最初は抵抗かコンデンサをハンダ付けしたときにどこかでショートしてしまったのかもしれないと思って、虫眼鏡で調べてみたのですが、特にショートしているようなところはみつかりませんでした。
ひよっとすると、また配線ミスがあるのかも。
部品を実装してしまった基板で配線を調べるのはやっかいなので、実装前の基板を、目を皿のようにして虫眼鏡を使って調べましたところ、やっぱりショートしているところがみつかりました。
下の写真は基板の裏から光を当てて撮影しました。
中央からやや下に行ったあたりで水平に通る線を別の線が2箇所またいでしまっています。
またしてもお恥ずかしいみっともない配線ミスでありました。
部品を実装した基板の、その部分をカットしました。
おやおや、カットしたときの削りかすが残ったままです。
すっかり老眼になってしまったものですから、こうやってうんと拡大した写真でも見なければ、削りかすなど全然見えませんです。
この部分はトランジスタを実装したあとで、基板裏でジャンパ配線するつもりです。
もう一度電源を入れてみましたところ、今度はLEDは全部消えました。
あらためてND80Z3.5に接続して”1”を書き込みました。
このあと”0”を書き込んでLEDが消灯するのを確認しました。
ここまではOKだったのですが、そのあとビット6の回路にトランジスタを実装したところ、またもやトラブルが発生してしまいました。
次回に続きます。
トランジスタでCPUをつくろう![第119回]
2015.8.28upload
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