トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
[第127回]
●[HC373]の回路図(1)
やっと[HC373]基板の回路修正が完了して、修正後の基板をあらためて発注しましたので、ここらで[HC373]の回路図も整理しておくことにいたしました。
[HC373]の回路図は何回かお見せしていますが、1ビット分を取り出した簡単な回路図だけでした。
今回は1ビット分ではなくて基板全体、8ビット分の回路図を作成して、そこに部品番号も記載しました。
本日はちょっと時間がありませんので、そのうちのレジスタREAD、レジスタWRITEの回路のみお見せします。
図の上側がレジスタREAD回路で、下側がレジスタWRITE回路です。
レジスタWRITE回路は[第125回]でもお見せしました。
上の回路は今まで何回かお見せしております1ビット分の回路図(下図)の点線の外側の回路を全てトランジスタに置き換えたものです。
ところで今まで上のような回路図で考えていましたので気が付かなかったのですが、点線の上下の回路を全てトランジスタに置き換えた回路図(ページトップの図)を眺めていましたら、無駄なことをしていることに気が付きました。
また上に戻っていただくのも面倒でしょうから、下に再掲いたします。
図の下右にあるDWG、DWVはよくよく見ると、それよりも手前の信号と同一であることがわかります。
そこで下のようにまとめてみました。
トランジスタのT1とT8を省いて、DWVはFBGと、DWGはFBVとそれぞれ同一のラインとしました。
もちろんそれで本当によいのかどうかは検証してみる必要があります。
T1とT8を外してしまいました。
そして基板裏側でDWVとFBGのラインをつなぎ、DWGとFBVのラインをそれぞれつなぎました。
その上でND80Z3.5に接続してテストプログラムを実行して確かめてみました。
正常に動作することが確認できました。
でも。
もうプリント基板は発注してしまいました。
仕方がありませんから、今回の[HC373]はジャンパ配線でつなぐことにいたしましょう。
トランジスタでCPUをつくろう![第127回]
2015.9.11upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る