2016.1.5
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第148回]


●[HC373]組立キットの製作(8)ビット2回路

ビット2の回路図です。


下の部品を実装します。
[抵抗]
R48 51KΩ
R49 200Ω(立てて実装する)
R50 51KΩ
R51 200Ω(立てて実装する)
R52 51KΩ
R53 200Ω
R54 10KΩ
R55 200Ω
[ダイオード]
D6  1N4148(立てて実装する)
D14 1N4148(立てて実装する)
D22 1N4148(立てて実装する)
D30 1N4148
[コンデンサ]
C33 22pFセラミック
C34 56pFセラミック
C35 22pFセラミック
C36 22pFセラミック
C37 0.1μFセラミック
[LED]
L6  赤LED

ここまでの実装をした写真です。


トランジスタを実装します。
[トランジスタ]
T49 2SA1015
T50 2N7000
T51 2SA1015
T52 2N7000
T53 2SA1015
T54 2N7000
T55 BS250(他のトランジスタと向きが逆になります)
T56 2N7000

トランジスタを実装した写真です。

トランジスタT55(BS250)(下から2つ目)だけは、そのほかのトランジスタとは逆向きになることに注意してください。

動作テストです。
7セグメントLEDが00000000のときに[4]とキー入力し、続けて[*(I/O)][OUT]とキー入力します。

I/Oアドレス00に対して04がOUTされた結果、[HC373]のビット7〜ビット3のLEDは消灯して、ビット2のLEDは点灯しました。

この状態で[HC373]からデータを読み込みます。
先に[0][0]とキー入力してデータ表示部の下位2桁の表示を00にします(写真は省略します)。

[*(I/O)][IN]とキー入力しました。

データ表示部の下位2桁が07になりました。
ビット1とビット0はまだ実装していませんから”1”が読み込まれます。

今度は[F][B]とキー入力しておいて、[*(I/O)][OUT]とキー入力しました。
ビット2のみを”0”にします。

[HC373]のビット7〜ビット3のLEDが点灯し、ビット2のLEDが消灯しました。
[HC373]のビット2に”0”が書き込まれたことが確認できました。

この状態で[HC373]からデータを読み込みます。
先に[0][0]とキー入力してデータ表示部の下位2桁の表示を00にします(そのようにしたときの写真は省略します)。
[*(I/O)][IN]とキー入力しました。

7セグメントLEDのデータ表示部の下位2桁がFBになりました。
[HC373]から値が読み込まれた結果、ビット2だけが”0”になりました。
[HC373]から正しく値が読み出せたことが確認できました。

トランジスタでCPUをつくろう![第148回]
2016.1.5upload

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