2016.1.4
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


[第147回]


●[HC373]組立キットの製作(7)ビット3回路

ビット3の回路図です。


下の部品を実装します。
[抵抗]
R40 51KΩ
R41 200Ω(立てて実装する)
R42 51KΩ
R43 200Ω(立てて実装する)
R44 51KΩ
R45 200Ω
R46 10KΩ
R47 200Ω
[ダイオード]
D5  1N4148(立てて実装する)
D13 1N4148(立てて実装する)
D21 1N4148(立てて実装する)
D29 1N4148
[コンデンサ]
C28 22pFセラミック
C29 56pFセラミック
C30 22pFセラミック
C31 22pFセラミック
C32 0.1μFセラミック
[LED]
L5  赤LED

ここまでの実装をした写真です。


トランジスタを実装します。
[トランジスタ]
T41 2SA1015
T42 2N7000
T43 2SA1015
T44 2N7000
T45 2SA1015
T46 2N7000
T47 BS250(他のトランジスタと向きが逆になります)
T48 2N7000

トランジスタを実装した写真です。

トランジスタT47(BS250)(下から2つ目)だけは、そのほかのトランジスタとは逆向きになることに注意してください。

動作テストです。
7セグメントLEDが00000000のときに[8]とキー入力し、続けて[*(I/O)][OUT]とキー入力します。

I/Oアドレス00に対して08がOUTされた結果、[HC373]のビット7、ビット6、ビット5、ビット4のLEDは消灯して、ビット3のLEDは点灯しました。

この状態で[HC373]からデータを読み込みます。
先に[0][0]とキー入力してデータ表示部の下位2桁の表示を00にします(写真は省略します)。

[*(I/O)][IN]とキー入力しました。

データ表示部の下位2桁が0Fになりました。
ビット2〜ビット0はまだ実装していませんから”1”が読み込まれます。

今度は[F][7]とキー入力しておいて、[*(I/O)][OUT]とキー入力しました。
ビット3のみを”0”にします。

[HC373]のビット7、ビット6、ビット5、ビット4のLEDが点灯し、ビット3のLEDが消灯しました。
[HC373]のビット3に”0”が書き込まれたことが確認できました。

この状態で[HC373]からデータを読み込みます。
先に[0][0]とキー入力してデータ表示部の下位2桁の表示を00にします(そのようにしたときの写真は省略します)。
[*(I/O)][IN]とキー入力しました。

7セグメントLEDのデータ表示部の下位2桁がF7になりました。
[HC373]から値が読み込まれた結果、ビット3だけが”0”になりました。
[HC373]から正しく値が読み出せたことが確認できました。

トランジスタでCPUをつくろう![第147回]
2016.1.4upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る