2019.10.11
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第168回]



●バイナリカウンタ回路(4)

前回問題になりましたCLR_信号についての対策ですが、なんとか回路の工夫ができました。
CLR_については別の回路を付加することにしましたのでR15をショートできるようになりました。
ただちょっと時間がなくて、まだその部分の回路図をお見せすることができません。
その代わりにというわけでもありませんが、今回は今までバイナリカウンタ1段でテストをしていたところを2段に増やしてテストしましたので、それを見ていただくことにします。

[第166回]の写真の基板の右側にさらにもう1段カウンタ回路を実装しました。


まだCLR回路は対策前なのですが、ダイオードは実装していないので、CLR_信号の影響はありません。
とりあえずCLR_については今は考えないことにして、R15はショートしてあります。



ときどき登場するカメレオンロジアナで測定中の写真です。

右側に見えるのがカメレオンロジアナです。

測定結果です。

PROBE00が入力クロック(4MHz)です。
PROBE01は前回までのバイナリカウンタ第1段のQ出力です。
PROBE02は同じく第1段のQ_出力です。
そしてPROBE03は今回追加した第2段のQ出力で、PROBE04はQ_出力です。
第2段の回路はCLK入力に第1段のQ出力をつないでいることを除いて、第1段の回路と全く同じです。
2段分のカウンタ回路を試作して、まともなバイナリカウンタとして動作することが確認できました。
あとは同じ回路を必要な段数つなげばよいので、まずはこれでバイナリカウンタの基本回路はできたと考えてよいと思います。

トランジスタでCPUをつくろう![第168回]
2019.10.11upload

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