トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
[第231回]
●命令DECODE回路(21)DECODE5テストプログラムのためのコネクタ接続
今回も今までと同じようにND80Z3.5を使ってBASICのテストプログラムを作ってテストをします。
DECODE5は単独では機能しません。
DECODE1〜DECODE3と接続してそれらの基板の出力信号を受けることで動作します。
ですから最終的にはDECODE1〜DECODE3と接続してテストを行なうことになりますが、まずは最初のテストとしてDECODE5単独でそこにDECODE1〜DECODE3の出力信号の代わりに82C55からの出力をつないでテストを行ないます。
下はそのためのコネクタの接続図です。
今回のテストは接続のために工夫が必要です。
DECODE5は今までのDECODE回路基板と同じように20pinのコネクタから信号を入力して10pinのコネクタからDECODE信号を出力します。
問題はその20pinコネクタの信号配置にあります。
上の図の左端のコネクタの端子配列がDECODE5基板の入力信号の配置です。
これを82C55のコネクタに接続しようとすると図のようにCポートとBポートに接続することになります。
このとき+5V、GNDを含めて接続するようなケーブルを作ろうとすると9S、219Sが離れているためにBポートから外れてしまいます。
ちょっと見には82C55を1個使えば済みそうなのに上の図のように2つの82C55を使って接続するのはそういう理由からです。
左側の20pinコネクタと82C55のコネクタを接続するケーブルは片側が20pinで片側が16pinのケーブルを作って接続してもよいのですが、今までのテストで作った16pin−26pinケーブルがあるのでそれを使うことにして、20pinと16pinとの接続部分は以前に作ったコネクタ基板に20pinコネクタを追加してそれを使うことにしました。
下はコネクタ基板の写真です。
20pinコネクタを追加しました。
下は今回のテストのための接続イメージ図です。
上の接続イメージ図のように接続しました。
次回に続きます。
トランジスタでCPUをつくろう![第231回]
2020.4.26upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る