2020.5.1
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第236回]



●TR00(2inputNAND)

前回書きました新トランジスタロジック組立キットの第1弾です。
以前の組立キット「HC00」と同様に74HC00相当のロジック回路(2inputNANDgate)ですが、HighspeedCMOSではなくてバイポーラトランジスタ(2SA1015、2SC1815)によるコンプリメンタリ(相補型)回路ですから、それを以前と同じ「HC」と称するのは「羊頭狗肉」かと考えた末に「TR00」と称することにしました。
イージーなネーミングですがトランジスタですから、まあいいだろうというところです。
74HC00は1個のICにNANDgateが4個入っています。
それと同じで「TR00」も1枚のプリント基板に2inputNANDgateを4回路載せています。
下はそのうちの1回路の回路図です。

プリント基板にはこれと同じ回路が4つあります。
入力回路に入っているプルアップ抵抗(10KΩ)は入力回路のLEDを点灯させるためです。
入力回路のLEDは入力がHレベルのときに点灯します。
入力がないときにもプルアップ抵抗によってLEDが点灯します。
入力回路にはそのほかに入力がHレベルのときに点灯するLED回路がついています。
入力がないときにもプルアップ抵抗があるためにLEDは点灯します。
LEDは出力側にもついています。
こちらも出力がHのときに点灯します。
NANDゲートなので入力A、Bが両方ともHのときには出力がLになるので出力回路のLEDは消灯します。

下はプリント基板のアートワーク図(確認図)です。


プリント基板のサイズは100mmX50mmです。

下はシルク図です。


部品面図です。


ハンダ面図です。


プリント基板はもう発注済です。
あと1週間か10日程度で出来てくると思いますが、コロナウィルスの影響で遅れるかもしれません。
基板ができてきたらさっそく組み立てて写真をUPいたします。
このプリント基板と必要なパーツ一式と組立説明書をあわせて組立キットとして供給する予定です。
キットの詳細についてはそのときに詳しく説明いたします。

トランジスタでCPUをつくろう![第236回]
2020.5.1upload

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