トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第303回]
●トランジスタロジック回路組立キットTR04
TR04は[第237回]で説明をしています。
組立キットTR04については[第237回]の説明もお読みください。
74LS04のトランジスタ版になります。
バイポーラトランジスタ2SA1015と2SC1815によるINVERTER(NOT)ゲートロジック回路です。
[第237回]に1ゲート分の回路図があります。
以下の説明の理解の助けになると思いますから下に再掲します。
組立キットTR04は74LS04と同様1枚の基板に6ゲート分の回路が載っています。
下がプリント基板(部品面)の写真です。
下はプリント基板(ハンダ面)の写真です。
部品を実装しました。
電源を接続しました。
[第295回]と同じように電源は単三乾電池3本を直列につないだ4.5Vです。
入力Aは10KΩでVccにプルアップしているので入力表示用の青LEDが全点灯しています。
[第296回]で書きましたように入力電圧が中間電位になるため出力ショート電流が流れています。
TR00は出力ショートに関係する2SA1015が8個あってそのため入力OPEN時には基板全体で19mA流れました。
TR04はそれに比べると電流値は少し小さいですが出力ショートに関係する2SA1015が6個あるため基板全体では15mA流れています。
今回もTR02のときと同じように回路ごとに入力の組み合わせを変えてテストしました。
TR04回路の入力は1つだけなので、0か1(LかH)の2通りしかありません。
ロジック回路は6回路ありますから左から1、3、5番目の入力はA=GND、2、4、6番目の入力はA=Vccにしました。
青LEDは1、3、5番目が消灯、2、4、6番目が点灯しています。
INVERTER(NOT)なので入力を反転させた出力になります。
入力LEDとは逆に、出力Xの状態を示す赤LEDは1、3、5番目が点灯、2、4、6番目が消灯しています。。
TR00組立キットと同様TR04組立キットにも適当な長さのジャンパーケーブル10本ほどが附属します([第295回]参照)。
全ての入力をVccまたはGNDにつないでいるため基板全体の電流は3mA弱に減少しました。
トランジスタでCPUをつくろう![第303回]
2021.2.24upload
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