トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第319回]
●TR02の抵抗を再度交換しました
TR02は[第302回]で説明をしました。
その後に一旦はプルアップ抵抗を4.7KΩに、青色LEDの抵抗を100KΩに交換しました。
そのうちのプルアップ抵抗は4.7KΩのままですが、青色LEDの抵抗はもとの22KΩに再交換しました。
なかなかに面倒ですがこういうことはきちっとけりをつけておかないと後に尾を引くことになりかねませんのでやるしかありません。
交換後の最終的な回路図です。
1つの基板に4回路あるうちの1回路の回路図です。
今までの回路のうちR5とR6が変わりました。
最終的に抵抗を交換したあとの基板の写真です。
4回路の内の1回路を拡大しました。
入力になにもつながないで電源をONにしました。
基板全体の電流は最初の8mAから1.2mAに減少しました。
その代わりにプルアップ抵抗を10KΩから4.7KΩに変更したために入力を0にする(GNDにつなぐ)と10KΩのときの約2倍の電流が流れます。
プルアップ抵抗が4.7KΩなので全ての入力が0の場合、入力1回路あたり1mA、基板全体では1×8=8mA流れます。
これがTR02の最大電流です。
TR00と同様に入力0の数×1mA+αがそのときの基板全体の消費電流と考えてよいと思います。
00〜11を入力してのテストは[第302回]でやりました。
そのときと今回とではプルアップ抵抗を10KΩから4.7KΩに変更しただけで他は変わっていません。
消費電流が変わるだけですから00〜11を入力しての動作テストは省略します。
入力を全てGNDにしてのテストはTR00で行ないました([第314回])。
TR02ではやっていませんが、そのテストは上に書きましたように入力0の数×1mA+αがそのときの基板全体の消費電流になることを確認するためだけのものですから、TR02でのテストは省略します。
TR02のロジック動作については[第302回]を参照願います。
トランジスタでCPUをつくろう![第319回]
2021.3.12upload
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