トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第318回]
●TR86の抵抗を再度交換しました
TR86は[第315回]でプルアップ抵抗を3KΩに、青色LEDの抵抗を100KΩに交換しました。
そのうちのプルアップ抵抗は3KΩのままですが、青色LEDの抵抗はもとの22KΩに再交換しました。
交換後の最終的な回路図です。
1つの基板に4回路あるうちの1回路の回路図です。
今までの回路のうちR11とR12が変わりました。
最終的に抵抗を交換したあとの基板の写真です。
4回路の内の1回路を拡大しました。
R11とR12は3KΩのままですが、R13とR14を22KΩに戻しました。
シルク印刷のR11とR12の表記は間違っています([第309回]参照)。
入力になにもつながないで電源をONにしました。
基板全体の電流は最初の33mAから2.65mAに減少しました。
その代わりにプルアップ抵抗を10KΩから3KΩに変更したために入力を0にする(GNDにつなぐ)と10KΩのときの約3倍の電流が流れます。
プルアップ抵抗が3KΩなので入力1回路あたり1.5mA、基板全体では1.5×8=12mA流れます。
これがTR86の最大電流です。
いままでのテストと同じように入力を00〜11にしてそのときの電流を測ってみました。
約8mAです。
これがTR86の大体平均的な電流と考えてよいと思います。
トランジスタでCPUをつくろう![第318回]
2021.3.11upload
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