トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第454回]
●「TR125」のプリント基板
TR125は[第425回]で基板の製作について書いています。
3月4日の記事です。
前回の1/2TR139と同様にTR125のプリント基板ももう3月のうちには出来てきていました。
この基板についてもあれこれのためにずっと後回しになっておりました。
こちらがTR125基板のシルク面です。
こちらは裏面(ハンダ面)です。
部品を実装しました。
TR125の動作テストをしました。
TR125は3ステートバッファです。
1枚の基板に同じ4回路のバッファがあります。
C入力がLのときに出力YがA入力と同じ信号レベルになります。
C入力がHのときには出力Yはハイインピーダンスになります。
1回路分の回路図は[第425回]にあります。
下は動作テスト中の写真です。
4回路は完全に独立していて同じ回路ですからそのうちの1回路でテストをしました。
左下はクロック発生回路です。
右上がTR125基板です。
C入力に1MHz、A入力に2MHzのクロックを入力しました。
下はオシロで観測した入出力波形です。
上側(CH1)はC入力(1MHz)です。
A入力は測定信号としては見えませんが出力Yに同相の信号として観測されています。
下側(CH2)がY出力です。
C入力がLの期間に2MHzのLH波形として見えています。
C入力がHのときは出力はハイインピーダンスですがノイズ的な不安定な信号として観測されています。
こちらも同じ動作テスト波形ですがY出力に4.7KΩのプルアップ抵抗をつけて観測しました。
4.7KΩはプルアップ抵抗としてはやや大きい値なので多少不安定なところが残っていますがCがHの期間になんとかHレベル出力になっています。
トランジスタでCPUをつくろう![第454回]
2024.6.6upload
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