トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第78回]
●レジスタを考える
前回までのところで基本的なロジック回路についてはだいたいテストできたように思います。
またALU回路についてもコアになる部分はできたと思います。
ALU回路は近日中に基板化したいと思っています。
さてCPU回路を考えるうえで、どうしても避けて通れないのがレジスタ回路です。
そこでこれからしばらくはレジスタ回路について考えていきたいと思います。
●RSフリップフロップ
レジスタの基本はFF(フリップフロップ)です。
そのフリップフロップの最もシンプルなものはNANDゲート2個でつくるRSフリップフロップです。
NORゲートでもつくることができますが、負論理入力の回路としては図のようにNANDゲートで作ることが一般的です。
RSフリップフロップはスイッチ入力回路などで入力信号を保持するためなどによく使われます。
入力の一方を一瞬でもLにすることで、そちらのゲートの出力をHにしてそのまま保持します。
トランジスタロジック回路組立キット[HC00]を使ってつくったRSフリップフロップの写真は[第54回]でお見せしました。
この回路を利用すればレジスタを構成することができます。
しかしCPU回路のレジスタはRSフリップそのままの単純な回路では構成できません。
ロジック回路のレジスタとしてはDフリップフロップが基本のようです。
そこでまずはDフリップフロップについて調べてみることにしました。
現在トランジスタロジック回路組立キットの説明書を急いで作成中です。
出来上がるまでまだ数日かかりそうです。
そのほかに古くからのお客様から複数の急ぎのご注文をいただいております。
しばらくは超多忙な日々が続きそうです。
その合間にHPの更新もしなければなりません。
当分細切れ状態の更新になりそうです。
気長にお付き合いをお願いいたします。
トランジスタでCPUをつくろう![第78回]
2015.6.8upload
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