2015.7.17
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第98回]


●[HC139]製品版回路図

前回はトランジスタ数を削減した[HC139]の回路をジャノ目基板に組んでテストした結果、正しく動作することが確認できました。
そういうことになりますと、その前に手がけましたレジスタ回路基板[HC373]と同じようにプリント基板を作りたくなってきます。
あ。
[HC373]基板は、今回の[HC139]基板と一緒に製作するつもりで、まだ基板メーカーには発注していません。

で。
さっそく[HC139]基板の作図に取り掛かったのでありますが。
しっかり回路図を描いてからとりかかればよいものを、毎度のことながらいい加減なメモ程度のもので作図をスタートしてしまいました。
なあにこれしき、なんとかなるでしょうよ。

それがなんとかなりませんでした。
昨日は早朝から深夜まで苦戦しておりました。

だめだ。
予想外に配線が多すぎる。
ラインが多すぎて、とてもランドの間を通せません。

ここまできて、これは回路図をしっかり描かなければだめだ、と観念して、作業を一時中断して回路図を作成しました。
前回お見せしました回路はあくまで1/2HC139の試作版です。
試作と製品は大違いであります。
わかっていたつもりでしたのに。

こーんなすごい回路図になってしまいました。
これを50mm×100mmの基板にまとめるつもりだったのであります。

もとはもう少し簡単だったのですが、基板の作図をしながら、そうだった、ここにもLEDが必要だった、とかこういう回路を追加したほうがよいぞ、なんて追加やら変更やらをしたものですから、もともときついところが余計に無理になってしまったのでした。
それで後手ながら上図のように回路図を仕上げたのでありましたが。
回路図を描いたから、通らぬ配線が通るようになりました、なんてそんな都合よくはいきません。
通らぬものはやっぱり通りません。

はじめにちゃんと回路図を描いておけば、それを眺めて、これは配線がヤバいぞ、と思ったことでしょうに。
今更回路図を眺めてため息をついたとて、後の祭りであります。
さて、どうするか。

苦闘は本日も続いております。
ちょいと時間がありませんので、この続きは次回にすることにいたします。

トランジスタでCPUをつくろう![第98回]
2015.7.17upload

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