2018.1.14
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標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!





[第835回]

●ND80Z3/MC80のアートワークのチェックが完了しました

このところずっと説明してきましたように、新MYCPU80基板の左側部分を分離独立させてZ80CPUと共用できる基板の試作版の動作をテストしてきました。
この基板はZ80CPUを搭載すればND80Z3.5と同じ働きをします。
Z80CPUを搭載せずにMYCPU80(または新MYCPU80)と接続すればND8080と同じ働きをします。
そういう特徴からボード名をND80Z3/MC80としました(ちょっと長ったらしいですけれど)。
試作版のテストをもとに、先日からアートワークの修正作業をしてきました。
最後の総仕上げとして丸2日をかけて、回路図とアートワーク回路のパターンを照合する作業をしました。
実にきつい作業です。
でもここで手抜きをすると、実際にプリント基板ができてきてから泣くことになります。
先憂後楽であります。
参考までに苦行のあとをお見せします。

基板配線のアートワークを倍寸でプリントアウトします。
A4用紙3枚にプリントしたものを貼り合わせています。
そして回路図とつき合わせながら1本1本蛍光ペンで塗り潰していくという気の遠くなりそうな作業です。

右下部分を拡大しました。

1本1本塗り潰しています。

こちらは回路図です。

こちらのほうも同時に塗り潰していきます。
これだけやっても見落としがあって、プリント基板ができてきてから手直ししなければならないこともあります。
今回は苦行した甲斐があって、何箇所か配線のミスを発見しました。
それを修正したら、いよいよ製品版プリント基板の発注です。

TTLでCPUをつくろう![第835回]

2018.1.14upload

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