パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第223回]
●バックアップイメージのサイズ
clonezillaによって作成されるバックアップイメージはどのくらいのサイズなのでしょうか。
UBUNTU11.04を起動して、バックアップイメージを保存しているハードディスクを覗いてみることにしました。
まずはGPartedを起動して、バックアップイメージを保存しているハードディスクのパーティションの使用バイト数を見てみました。
66GB使用済みになっています。
むむ。
ちょっと多いような…。
バックアップイメージを保存しているパーティションには名前がつけてあります。
imgbkupです。
ランチャーの一番上の家のマークのアイコンをクリックしてホームフォルダを開きます。
左側に表示されているimgbkupをクリックします。
すると右側にimgbkupの中味が表示されます。
バックアップイメージが17個保存されています。
imgbkupの使用済みバイト数が66GBでしたから、バックアップイメージ1個あたりでは66/17≒3.9GBになります。
ちょっとこれは大きすぎるような気がします。
試しにバックアップイメージの1つを選んで、プロパティを開いてみます。
1.7GBと表示されました。
これがファイルならば、実際のサイズを示していると考えてよいのでしょうが、これはフォルダですから、中味も含めて実際のサイズを示しているのかどうかは多少疑問があります。
そもそも、もとのシステムパーティションは一体どのくらいのサイズなのでしょうか?
●UBUNTUシステムパーティションの使用済みサイズ
UBUNTUシステムパーティションの使用済みサイズについては[第207回]で説明をいたしました。
システム設定のシステムモニタを確認する方法です。
それでもよいのですけれど、今はGPartedが使えますから、それを使って確認をしてみます。
GPartedを実行しました。
/dev/sda1がUBUNTUシステムパーティションです。
5.2GB使用済みになっています。
そのことからすると、5.2GBをバックアップしたイメージファイルのサイズが1.7GBというのは、望ましいサイズだと思います。
一方でimgbkupの使用済みサイズを17で割って得られた3.9GBでは、それほど圧縮されているとは言えません。
実はimgbkupはclonezillaを使う以前に別のバックアップツールを試すときにも使ったりしました。
そのときに作成したバックアップイメージは削除してしまったのですけれど、ひょっとすると削除の仕方に問題があって、完全には削除できていないのかも知れません。
1.7GBが正しいのか、それとも3.9GBなのか、そこのところを何か別の方法で確認してみたいと思いました。
説明の途中ですが、本日はちょっと時間がなくなってしまいました。
この続きは次回にいたします。
あ。
そうでした。
前回は、最新版のclonzillaでのバックアップに異常に時間がかかってしまったことについて「もののけの仕業」だと断じておりましたが、本日になってよくよく考えてみましたら、どうやら思い違いをしていたようです。
追記いたしましたので、まだ追記をお読みになっておられないようでしたら、ご一読をお願いいたします。
パソコンをつくろう![第223回]
2011.9.30upload
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