2011.11.29
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第263回]


●PDFファイルの閲覧

リナックス(Ubuntu)パソコン組立キットの説明書作成も大詰めまできています。
最終的なまとめとして、附属CDROMについての説明を書き始めました。
今回の組立キットには約200ページの説明書が附属します。
でもそれを全部紙にプリントしてつけますと、その分コストが上がってしまいます。
パソコン組立キットにつきましてはできるだけコストを下げて、その分安い価格を設定したいと考えておりますので、ここは最低限必要な説明書のみをプリントアウトして、それ以外はPDFファイルをCDROMに収めて添付させていただくことにいたしました。
組立説明書とUbuntu11.10のセットアップ説明書はプリントしたものをつけます。
そのほかの説明書はUbuntu11.10上でCDROMからPDFファイルを読み込んで閲覧していただくことになります。

で。
Ubuntu11.10で、そのPDFファイルの閲覧の実際です。
実はPDFファイルの閲覧ということになりますと、なんとWindows7でも、そのままではできません。
各自がAdobe Readerをダウンロードして初めて閲覧することができるようになります。
おそらく著作権がらみの理由からでありましょう。
そこのところはUbuntu11.10ではいかがでありましょうや。

DVDドライブにCDROMをセットします。

CDROMが認識されるとノーチラス(ファイルマネージャ)が開いて、CDROMの内容が表示されます。
ランチャーにはCDROMアイコンが表示されます。
ランチャーに十分な表示スペースが残されてない場合には、下の方に畳み込まれるように表示されますが、マウスをそのあたりに置くとランチャー全体が上方にスライドして、通常のように表示されます。

もしもCDROMの内容が表示されないときは、ランチャーのCDROMアイコンをクリックします。


PDFファイルがあるフォルダを開きました。

PDFファイルがサムネイル表示されます。
G31M−E3400組立説明書.pdfをクリックしてみます。

おお。
何の前準備も必要なく、PDFファイルが開いてしまいました。

もう「わぉぅ」という感じです。
さすがUbuntuです。

●CDROMの取り出し

いろいろ作業をやっておりますと、当然のことながら、いろいろ経験することになります。
CDROMを取り出すときにDVDドライブのイジェクトボタンを押して取り出したのですが、Ubuntuではこの方法は駄目なようです。
Ubuntuではそのように操作すると、CDROMがマウントされたまま残ってしまい、別のCDROMと入れ替えても後からのCDROMを認識してくれません。
CDROMを取り出す場合には、ランチャーに表示されているCDROMアイコンを右クリックします。

そして「取り出し」をクリックします。
クリックできない(クリックしても反応がない)ときがあります。
そういうときはもう一度CDROMアイコンを右クリックし直します。

DVDドライブのトレイが開いてCDROMを取り出すことができるようになります。


パソコンをつくろう![第263回]
2011.11.29upload

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