パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第290回]
●Socket478マザーボードを入手
安い買い物をしたと一時は喜んだIntelのソケットLGA775マザーボードでしたがチップセットのドライバをダウンロードしようとIntelのサイトに行ってみたところ、サポート終了とかでドライバのダウンロードができません。
さらによくよくネットで調べたところどうやらLGA775マザーボードに載っているチップセットはWindows98をサポートしていないらしいことがわかりました。
そういうことになるとWindows98SE対応マザーボードで現在入手可能なものはSocket478マザーボードということになります。
ヤフオクで検索してみましたら、割と沢山出品されているようです。
前回と同じミスを繰り返さないように今度は落札前にそのマザーボードがまだメーカーのサポートの対象になっているかどうかを調べてから入札に臨みました。
もっとも実際にドライバがダウンロード可能か、必要なドライバが全て揃っているのかというところまでは詳しく確認しなかったので、やっぱり後になってから泥沼でもがくことになりました。
それはともかく。
たまたまこのときは割りとよい品物が出品されていたようです。
前回と同様割と安い価格で落札することができました。
落札したのは以下の4点です。
いずれもSocket478マザーボードです。
MSI MS−7005(651M−L) チップセット SIS 651/962L
MSI MS6533XG チップセット SIS 651/962L
BIOSTAR P4TSV チップセット INTEL 865G/ICH5
GIGABYTE GA−8IG1000−G チップセット INTEL 865G/ICH5
いずれもCPU、クーラー、メモリ付きでBIOSの表示は確認済みということでしたので安い買い物だと思って落札しました。
実際に品物が到着してからそれぞれWindows98SEのインストールを行ないましたが、全て問題なくインストールできました。
前回と同じでドライバを組み込む前の段階までは、うまくいきました。
ところが上にも書きましたように実際にメーカーのサイトからドライバをダウンロードする段になって困難に直面することになりました。
不幸だったことに、4枚のボードのうち一番楽にできるボードのテストが後回しになってしまって、問題があるボードから取り掛かってしまいました。
それは後からわかることで、その時点では知る由もありません。
さらにはチップセットについての知識が決定的に不足していたことも混乱に拍車をかけることになりました。
特別意識して狙ったわけではありませんが、たまたま落札したマザーボードのチップセットは2種類でそれぞれ2枚ずつに分かれました。
これはたまたま偶然そうなっただけです。
さらにSISチップセットの2枚はともにMSIのマザーボードです。
MSIもBIOSTARもGIGABYTEもいずれも使ったことのあるマザーボードのメーカーです。
落札したマザーボードのうち2枚がMSIのマザーボードでしかもチップセットが同じということから、ドライバのダウンロードと実機への組込みはMSIのボードから取り掛かることにしました。
うまくいけば同じドライバが使えるかもしれない、という読みもありました。
常識的にはそれはまともな選択でありましょう。
しかし。
私の場合には、その選択は泥沼が待ち受けている道だったのでありました。
パソコンをつくろう![第290回]
2020.2.24upload
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