超ローコストPICWRITERの製作
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「PICBASICコンパイラ」からスピンオフ!!
過去記事を参照することなどを考えて該当する過去記事は「PICBASICコンパイラ」のまま連載回もそのままとします。
以後は前回記事からの流れで[第236回]からとします。
「PICBASICコンパイラ」はなるべく早く連載を再開したいと考えています。
PICはローコスト、高機能で種類も豊富なお手軽マイコンですがプログラムを書き込むためのWRITERが必要です。
それをできるだけ安価に作ってしまおうというプロジェクトです。
最終的には製品化を考えています(組立キット、完成品)。
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[第286回]
●PIC16F54(4)PIC16F57
前回はPIC16F54が秋月のPICプログラマでは書けるのに開発中のPICWRITERでは書けないという問題について書きますと告知したのですが。
予定変更です。
実はそのためにいろいろ準備もあって過去記事を探索していましたら。
PIC16F57についてかなりつっこんで書いている記事をみつけてしまいました。
ずっと前に私自身が書いた過去記事です。
PIC16F57はPIC16F54と同じグループのPICです。
PIC16F57はCPLD版の5X5キー+7segmentLEDボードでLEDコントローラとして使っています。
もうすっかり忘れてしまっていましたがPIC16F57についてCPLD入門![第33回]で数回にわたって書いておりました。
もう6年ほども前の記事です。
そんな記事を書いていたことなどはすっかり忘れてしまっていたのですがPIC16F57そのものはもちろん忘れてはおりません。
それじゃあ今回のPICWRITERの記事ではなぜPIC16F54ではなくて先にPIC16F57について書かなかったのかといいますと。
実はこの記事を書いたときのPIC16F57が入手できないのです。
いえ。
今でも秋月で入手できるのですが。
同じ品名でPIN数も同じなのですけれど。
幅が違うのです。
以前購入したときは通常のTTLなどと同じIC幅の28pinのnallow幅だったのですが今秋月で売られているのは62256や27C256などと同じwide幅なのです。
nallow幅のPIC16F57はもう生産をしていないのかと思ったりしてそれであえて書くのを控えていました。
えっと。
ここまで書いてきて。
いくらなんでもおかしいのではないかと思い始めました。
ひょっとしてたまたま秋月では今は扱いを止めているのだけれど実はPIC16F57にはnallowタイプとwideタイプがあるのでは?
あらためて調べてみて納得いたしました。
思った通りPIC16F57にはその2通りのものがありました。
製品名が少し異なっています。
PIC16F57−I/P こちらはwide型です。
PIC16F57−I/SP こちらがnallow型です。
こういう製品名のわずかな違いにも注意しなければいけませんね。
上で引用しましたCPLD入門![第33回]ではそれ以降の数回のところでPIC16F57のプログラムの注意点などについてかなり詳しくつっこんで書いています。
そのあたりのことは今書いておりますPIC16F54と同じです。
trisコマンドについてもしっかり書いておりました。
あらためて読んでみましたら、結構しっかり書いておりますです。
もしご興味がありましたらご一読ください。
ということで今回は予定を変更して過去記事について書きました。
PICWRITERについては次回に書くことにいたします。
超ローコストPICWRITERの製作[第286回]
2025.5.19 upload
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