2020.5.28
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[新連載]復活!TINY BASIC
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すべてはここからはじまりました。
中日電工も。
40年前を振り返りつつ新連載です。
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[第9回]


●TINY BASICの文法(7)

前回に続いて今回もTINY BASICの文法の説明の続きです。



[エラーメッセージ]

TINY BASICのエラーメッセージは以下の3つのみである。
エラーメッセージに続けてエラーが発生した文(行)がエラーが発生した場所を示す?マークをつけて表示される。

  (1)WHAT? (TINY BASICインタプリタには)理解できないことを示す(主に綴りの間違い)。

(例)WHAT? 210 P?TINT ”THIS”  PRINTの綴りが間違っている

上記英文中の2番目の例(行番号260の文)は正しく実行されます。
おそらく編集のミスかと思われます。

  (2)HOW? 間違いではないが実行できないことを示す。

(例1)HOW? 310 LET A=B*C?+2  B*Cが32767を越えた

(例2)HOW? 380 GOTO 412?  行番号412の文(行)が存在しない。

  (3)SORRY 実行するのに必要なメモリサイズが不足であることを示す。

[エラー行の修正]

現在作成中のND80Z3.5対応版ではこの部分についてはまだ完全ではありません。
英語の原文ではCR入力前ならば「Rub−Out」「Alt−Mode」キーによって1文字または行全体を消すことができると書いてあります。
この部分に対応するものとして[BackSpace][Delete]を使うようにしたいと考えています。

すでに作成済みの行を直すにはその行全体を(行番号をつけて)新たに入力します。
存在する行と同じ行番号の行を入力すると古い行が新しい行に置き換えられます。
行を削除するにはその行番号のみを入力してCRを入力します。
今まで「CRを入力する」と書いてきましたが、Windowsキーボードでは[Enter]キーを押します。

上記英文では作成したプログラムを確認するには、

”LIST nnnn”を実行するとnnnn行から後ろの行が表示されるので、そこで[Ctrl][C]を入力する

と書かれていますが、ND80Z3.5版では前回説明しましたように[Ctrl][C]の代わりに[Ctrl][B]を入力します。
(ただしこの部分も今のところ未完成です)

以上でTINY BASICの文法の説明は終わりです。
次回からはいよいよTINY BASICプログラム本体の説明に入ります。

復活!TINY BASIC[第9回]
2020.5.28upload

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