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サイノスの攻撃(No.270)
 あらゆる生物の姿を模倣する能力をもち、他種族の歴史に干渉してきた謎の種族サイノス。「大群」の故郷銀河襲来を機に判明したサイノスの存在を脅威とみる太陽系帝国は、ダライモク・ロルヴィクらを中心にサイノス発見コマンドを組織した。そんな折も折り、痴呆化放射の影響により現地要員が全滅したはずの惑星ハイチャパンから突如として緊急警報が発信された。コマンド達は直ちに出動し、その調査にむかったが・・・・!?

三惑星ウィルス包囲網(No.269)


テラニア・シティ宇宙港に着陸したままの「マルコ・ポーロ」に乗員の一部がもどってきた。彼らは痴呆化放射の影響が弱まったことで、なかば知性を回復していた。これで免疫保有者の協力さえあれば、太陽系艦隊旗艦を二百の太陽の星に運んで戦列に復帰させられる・・・ローダンの留守をあずかるエラス・コロム=カンはそう考え、インペリウム=アルファとエドモンド・ポントナクの救済委員会に援助を要請し、行動を開始した!

惑星コクーンの免疫者(No.268)

 大群の隔離惑星コクーンに潜入し黒い悪魔を倒してレール要塞を占領した
テラのコマンドたち。かれらのもとに、協力者であるプラズマ生物から重大な
情報がもたらされた!コクーンには伝染病に感染しプラズマへの変成をまぬ
がれた黄色い征服者が多数いるというのだ。しかもかれらは生来の分裂衝動
に苛まれているらしい。コマンドを指揮するアラスカ・シェーデレーアは一計を
案じ、黄色い征服者とのコンタクトを試みるが!?

黒い悪魔(No.267)

 ペリー・ローダンはついにミュータント投入の決意をかためた。このまま
座視すれば、銀河が黄色い征服者に蹂躙されるのは時間の問題だ。そ
の前に大群内部に橋頭堡を築こうというのである。大群の”やわらかい
バリア”を破壊するセクスタゴニウム爆弾を操作するリバルト・コレッロを
はじめ、アラスカ・シェーデレーア、グッキー、バルトン・ウィトら精鋭ミュー
タントを乗せた特務船<ジェヴァリ>はただちに出撃したが・・・

訓練惑星の妖女(No.266)

 タッチャー・ア・ハイヌ大尉は特別命令をうけた。惑星デソパトに出現した
漆黒の皿状船を追跡してその正体をつきとめるのだ・・・・・またしてもダラ
イモク・ロルヴィク大尉といっしょに! デソパトが崩壊した3441年11月
27日、合計5名のコマンドはスペース=ジェットで出撃した。だが、追跡を
開始してまもなく、リニア空間にいるはずの円盤艇に巨大な怪物が出現す
る。しかも一行は知らぬ間に未知惑星に着陸していたのである!

星星の洪水(No.265)

 惑星ダイアナを呑み込んだ大群の”やわらかなバリア”への総攻撃が敢
行された。しかしまるで手応えがない。さらなる敵の調査が必要だ。ローダ
ンは大群の針路上にある、オープス=ヌルモ星系の第二惑星ヌルモUへ
特別コマンドを派遣した。超心理能力をもつ異生物が闊歩するその惑星
では、以前に強いヒュプノ暗示効果をもつ謎の石板が発見されていた。そ
の石板が予言する”星の密集からやってきた異人”の正体とは・・・!?