おらあとうの村の歴史は、
おらあとうの手で明らかに・・・。 |
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昭和三十三年春、
井戸尻は地元有志の手によって 六千年の眠りから覚めました。 そしてそれは、 列島の新石器文化を解明する発掘の 第一歩となったのです。 |
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発掘50周年を記念し、講演会・イベントなどを開催いたしました。各地より、大勢のご参加ありがとうございました。 講演録集が刊行されました! |
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井戸尻の発掘(昭和33年3月) |
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講演会・座談会 | |||||||||||
●7月20日(日) 記録映画「縄文の人々」(昭和41年製作)上映 終了しました 回想 「井戸尻」誕生のころ ・平出今朝美さん(井戸尻遺跡保存会) ・両角晃一さん(清陵高地歴部OB) ・武藤雄六さん(元井戸尻考古館長) 午後1:30〜 場所:老人福祉センター清泉荘 なかなか聴けない当時の様子や、発掘裏話など、興味深いお話しでした。 井戸尻では、最初は1〜3号の住居址の発掘で終了予定だったそうなのですが、あまりの成果に勢いづいた 諏訪清陵高校地歴部が4号住居址を掘ってしまい、宮坂英弌先生が激怒したとか・・・。ところがその住居址からも 重要な発見が続いたんですよね。 ●8月23日(土) 海を渡った縄文人 ・小田静夫先生(考古学) 終了しました 午後1:30〜 場所:老人福祉センター清泉荘 人はどこからやってきたのか?文化はどのように伝わったのか?縄文人は、旧石器人は海を越えたのか? その答えを小田先生はお話しくださいました。 山育ちの私たちには、ちょっと想像もできないような、スケールの大きな話でした。私たちが思うよりもはるかに 優れた航海技術を持っていたんですね。私の中にも、海洋民族の血が流れているのかも・・・。 ●9月21日(日) 巫女(ふじょ)の起源 ・谷川健一先生(民俗学) 終了しました 午後1:30〜 場所:老人福祉センター清泉荘 神に仕え、時として神ともなる巫女(ふじょ)。その起源は縄文時代までたどれるのではないかとお話しくださいました。 藤内遺跡から出土した「少女土偶」こそ、それを現しているのだと。 土偶が頭に戴く蛇、この蛇からはじまり、縄文の龍についてもお話しくださいました。それにしても先生の知識の広く、深いことといったら! ●10月26日(日) 座談会 八ヶ岳山麓の集落遺跡 ・鵜飼幸雄さん(茅野市尖石縄文考古館) ・平出一治さん(原村教育委員会) ・廣瀬公明さん(北杜市教育委員会) ・佐野 隆さん(北杜市教育委員会) ・井戸尻考古館員:小林公明、樋口誠司、小松隆史 午前10:00〜 場所:老人福祉センター清泉荘 長野県茅野市・原村・富士見町、そして山梨県北杜市。行政区分で画され、いまでこそ別々の自治体に属する八ヶ岳の西南麓地域から 考古学の担当者が一堂に会し、最新の発掘成果を持ち寄って集落遺跡を鳥瞰する、初めての試みでした。 大変多くの知識を得るとともに、あらためてこの地が極めて重要な地域であったことが認識されました。 来場した長野県考古学会長のコメント「ぜひ世界遺産に。」には、会場から拍手が! |
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コンサート | |||||||||||
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企画展示 | |||||||||||
●7月20日(日)〜11月24日(月) 富士見の発掘50年−井戸尻から現在まで−
場所:井戸尻考古館 好評につき、会期延長開催! 会期中に限り、「人体絵画土器(町有形文化財)」を、特別公開いたしました。 日程終了致しました。 日本で唯一、具象的な絵が描かれた土器です。 会期が終了しましたので、絵画の退色を防ぐため、収蔵庫に保管されました。 今後の公開予定は、今のところ未定です。 |
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イベント | |||||||||||
●7月20日(日) 観蓮会 午前8:00〜 場所:井戸尻史跡公園 終了しました。 ●8月9・10日(土・日) 縄文体験学習 午前9:00〜 場所:井戸尻史跡公園 終了しました。 ぼろ機織り体験 午前10:00〜午後3:00 場所:富士見町歴史民俗資料館 ●10月19日(日) 高原の縄文王国収穫祭 午前10:00〜午後3:00 終了しました。 場所:井戸尻史跡公園 |
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関連イベント | |||||||||||
●6月20日(金)〜7月31日(木) 宇井眞紀子写真展 アシリ・レラ〜それはアイヌ語で新しい風〜 終了しました 午前9:00〜 場所:富士見町歴史民俗資料館 ●7月26日(土) アイヌ祭り in 八ヶ岳 終了しました アシリ・レラさんのトーク 縄文ライブなど 午前11:00〜午後4:00 場所:井戸尻史跡公園 |
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主 催 : 井戸尻考古館・富士見町教育委員会 お問い合わせ : 井戸尻考古館 0266-64−2044 |