2008年5月25日開催
ホビコン04大阪で起きたトラブルについて


以下、読むと非常に不快な気分になるかと思います。読むのはお勧めできませんので、ご注意ください。



購入希望列ができて販売しているさ中、
転売屋と思しき輩が逆ギレして、展示している卓をかなり強い勢いで蹴られました。
幸い展示物に被害はなかったのですが、後で聞いたらお隣のディーラーさんの展示作品が
倒れたりしたとの事。非は向こうにあるとはいえ、とばっちりを食わせる形になってしまったお隣さんには、
ただただ申し訳無いばかりです。

「一人一個まで。余剰があれば開場1時間後に複数販売します」
という売り方をこれまでしてきたのですが、この日、3個目を買おうとした人が
(2個目は気付かずに売ってしまいました)来まして。 次の買い物がしたいお客さんのために、
なるべく早く支払い、お渡しを心がけているのですが、その流れで3個目も渡しそうになってしまいました。
気付いたので(小脇にセイバー2個抱えて「くれ」と言われても・・・ねえ^^;)
「すいませんが一人1個までなんで」と説明したのですが、卓に一万円置いて
「うるせえないいんだよ!」と強引に持って行こうとしました。なんとか取り返しお金を返したら、
机を蹴とばし小走りに去って行きました。

転売屋でも、過去性質の悪いのが何人かいて、けっこう耐性もついていたつもりなんですが・・・。
今回は予想の範囲を超えていましたね。恐らく次のイベントも何食わぬ顔で来ると思います。
転売効率からして、新作も無いウチに来る事はしばらく無いと思うんですが、
他のディーラーさんにどんな害を及ぼすかが非常に心配です。
常識的な範囲では考えられない行動をしそうで読めないですしね。あまり刺激したくないので
HPにも載せるべきか迷っていたのですが、お隣に被害が出ていたり他のディーラーさんにも
注意喚起の必要があるかと思うので、今回このような形で記させていただきました。

特徴としては
背は高めのやせ形。眼鏡をかけ、頭にタオルを巻いていた。一般では無くディーラー証を貼っていました。
今思うと複数人で販売開始前に卓近くで待っていた気がします。販売開始後、1〜5人目ぐらいに
一個目を売った記憶があります。(手提げのビニール袋ないの?と聞いてきたので良く覚えています。)
言葉づかいは若干乱暴な印象でした。「見覚えがある」という情報をくれたディーラーさんもいるので、
関東のイベントにも来ている可能性が高いです。 普通に売っている分には害は無いですが、
ウチのように個数制限しているディーラーさんは気をつけた方が良いかも知れません。
開始前に近くをウロウロしている連中は要注意です。


「転売屋」というものに関して。
「遠方の人にも買ってもらえるための、必要悪みたいな所もありますからねえ」などということを
昔、一般のフリした転売屋に言われたことがありまして(買い物内容、出品物から、後で特定できました)
それ以来、この言い訳は私にとってはナシです。実際、高い交通費を払って会場まで来てくれる人もいるので、
心情的にはこちらのお客さんを優先したいですね。 他にも昔から、転売屋には嫌な思いをさせられているので
個数制限をやめるつもりはないですが、販売方法とかは何かしら考えたいなあと思います。

以前からWHF等ではディーラー列、一般列と分けて販売している習慣がありました。
もちろんディーラーの購入希望者にもまともな人は大勢いますし、元々ディーラー同士の交換交流会だった流れを
尊重したいのですが・・・。昨今の状況は、もうそれとはかけ離れたものになってしまったような気がします。


「セイバー」に関しましては、過去供給量が極端に足りなかった時に抽選販売等の手段を用いました。
私の手際が悪かったせいもあってなかなかスムーズにいかず、近隣のディーラー様にもご迷惑を
お掛けしてしまった経緯もあり、あまりやりたくないのが正直な所です。次回WF2008夏は、
申請数が決まっているので対応できませんが、秋〜冬のイベントでは、また供給量を増やすことで
対策していく事も考えています(100個販売等)。数が増えればプレミアも付かなくなるので。
(現状の価格でも2千円プラスがせいぜいだと思うんですが・・・。なぜうちに来たのか謎です)
前回2月のWFでは持ち込んだ30個を完売するのに1時間ほど掛っていました。列もちょくちょく途切れていたので
今後はのんびり売っていけるかと思っていたのですが・・・。ヤフオク等の出品も減ってホッとしていたのですが
ちょっと油断してしまいました。お買い上げいただけなかったお客様には誠に申し訳ありませんでした。


今考えているのはそんな所です。
防犯という意味でも色々考えてはおりますが、手の内を知られるわけにもいかないので
ここでは触れないでおきます。転売屋を明確に区別、排除するのは不可能なので、
最低限のマナーを守ってくれるなら多少妥協しても共存していこうというのが正直な所です。
ご来場の皆様には、どうか常識的な範囲内での行動を心よりお願いいたします。



長い文章になってしまいましたが、最後までお読みになって頂きありがとうございました。





倉本育馬
2008年6月1日

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