〜豪血寺一族シリーズ〜 機種:アーケードほか |
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●もうあのゲームコーナーも消滅して長いね知ってます、このシリーズ? 真・女神転生で有名な開発元が唐突に作った格闘ものなんですけども。なんかゲーム雑誌に掲載された時点から「こいつぁ何かが違うぜ!」と思わせるものがありましたねぇ。 いつごろだったんでしょうね。……ああそうだ、高校1年の辺りだったと思うんでもう10年よりもっと前になりますか。そうそう、後で仲良くなる人物によく挑んで戦ってたものです。彼がキースで私はアンジェラ。彼は元気でやっているだろうか? とりあえずマリオコレクションは10年以上預けっぱなしなんだけども。 この話とは直接関係ないですけど、特定の物事を思い出すのに直接「何年前か」を思い出そうとするんじゃなくて、それに関連して「そのとき何してたかな」というのを手繰るほうが思い出しやすくないですか? 少なくとも私なんかはそのほうが楽。
●まあ、結局鳴かず飛ばずだったってことはそれだけのものってことだねアレはえーとね、最初にシリーズと言ったとおり4作ばかりシリーズで出ています。最近出たアレは開発元が違うせいか味わいがさっぱり駄目になってて、ちょっとシリーズと認めることはできませんね。駄目、あんなのぜんぜん駄目。前転回避なんて今風のシステムなんか要らないんだよ、それよりもっと不気味なテイストを残すことに気を使わなきゃ。 てことで、とりあえずシリーズを順を追ってお話しします。まずは初作から。 このゲーム、物語と主人公が壊れてて可笑しかったんですよね。今は滅びたシリーズですから何人が覚えてるか知らないけど、可笑しかったなあほんとに。 世界有数の規模を誇る「豪血寺財閥」。その当主を決めるときが、またやってきた。選定試験は格闘大会によって行われ、優勝したものが以降数年間、次の当主決定戦まで当主を務める。当主の決定には性別も年齢も、才覚も人格も関係ない。ただ「強きこと」、それだけであった。大会への参加資格もまた然り、唯一の制限は「豪血寺の血筋をほんのわずかでも受けていること」のみ。 年数とかは覚えてないですけど、まあこんな具合です。主人公はもちろんお種。齢当年とって80いくつ、入れ歯を飛ばし、闘気で顔を巨大化させ、敵に吸い付いて精気を吸い取り若返る。こんなすげえ婆さんは普通の発想では出てきません。持ちステージの背景が墓場ってのもすごいですよね。婆さん若返ると死ぬほどかわいいし、何より化け物みたいな破壊力を持つようになるってのがさらにすごいなと。 婆さんのみならず、ほかのメンバーも一見まともそうに見えて「煩悩こそ我が力の源!」と言い切る坊主(試作段階ではボンズという名前だったようですが)や対人恐怖症気味でいつも覆面をしているニンジャ、めちゃくちゃ顔が怖い筋肉ムキムキのおばさんなど、そんなのばかりでした。このおばさんが初作での私の持ちキャラでしたが、声ぶっといなあと思ってたら男性の声だったそうで。
●初めて見たときはひっくり返ったあのダメージこのゲームコンピュータ強くてですね、私は初作の時点ではあまり気づかなかった、というより気づくところまで遊びこめなかったんですが、システム面でも面白いところがあります。まず、どんな鈍重なキャラでも全員二段ジャンプ装備というところ、それを意識してか戦場が異常に広いということ。ジャンプすれば上に最大3画面分は伸びますし、左右は観客巻き込んで敵をぶっ飛ばすことで7画面分くらいの幅になります。ダッシュ攻撃なんか食らわせて相手をぶっ飛ばし、悲鳴とともにすっ飛んでいく観客を尻目にさらに相手を追う、結構楽しい光景です。 そしてこれが凄まじいセンスなんですが、このゲームはダッシュ攻撃のダメージが甚大です。さらに、攻撃中に反撃を受けることでカウンター扱いとなり、このときはダメージが二倍になります。ダッシュ攻撃でカウンターを取られたらどうなるか? これは見ものですよ、ほんと。 まあ正確なダメージ計算の仕組みまでは覚えてないんですけど、確か「ダッシュ攻撃をダッシュ攻撃でカウンター取る」というような状況では、相当長い体力ゲージが一発で半分以上減るんですよね。ぶっ飛びのときは画面にスローがかかるんですけど、スローかかった状態で凄い長さの体力ゲージがガーッと減るのは笑える光景です。キャラじゃないけど「なんじゃこりゃ!!」 ほんとそういう世界。その光景は「毒々しい」、その一言と思ってます。 ちなみにこれ、シリーズ4作全部こういうダメージ計算のはずです。
●その気になるとかっこいい曲も書ける人みたいで音楽もキてました。お種婆さんステージは背景が墓場とさっき言いましたけど、音楽もすごくてですね、「いちま〜い、に〜ま〜い、さんま〜い、……(パリィン) ギャァァァ!!」 とかそういう効果音が入ってくるんですよ。曲名は「墓場の春」。それとか日本の体力馬鹿「大山礼児」のステージはあからさまに応援歌、ほんとは歌詞も入れたかったんだけど上から「やりすぎだ」と言われて泣く泣くカット、そういう話がライナーに載ってたような。それに婆さんの投げの音、顔に吸い付いてチュボッチュボッチュボッとエネジィ(Byポーの一族)を吸い上げる音は、なんと作曲者が夜中に自分の腕に吸い付いて作ったそうです。 でも基本的にはまだ壊れきってなくて、とりあえず私はキースステージの曲が大好きでした。音の使い方がかっこいいのね、私ああいう和音ていうのかな、旋律がかっこよく絡む曲は大好き。
●「婆さんそろそろ諦めな!」「いらん世話じゃ!」2作目「豪血寺一族2」。これ、前作以上に敵が強くてどうあがいても4面止まりだったんであまり思い出そのものはないんですけど、前作からよりパワーアップしたその存在感に、印象だけは激しく焼き付いてますね。 今作ではお種により当主の座を追われたお梅が主人公、そして過去お梅と縁組を持ったものの一週間で別れた干滋、さらには悪魔の双子の母親お志摩と急に年寄り指数が跳ね上がり、平均年齢も跳ね上がっています。まあ、平均年齢は中学1年生と幼稚園児がいるからトントンなのかな? キャラたちの性格付けもより馬鹿な方向に進んでいて、非常にいい感触でした。今作だと4発以上の連続ヒットが炸裂したときにそれぞれ専用のやられボイスが用意されてます。悲鳴も前作に比べて音質がクリアになった分よく聞こえるようになって、んでよく聞くと馬鹿なもんばかりだったとか。「あびし! あばぁ! ……なにぃぃ!?」とか、「ぐべ! ぐぉぼぁ! ……なんじゃこりゃ!!」、一度聞くと忘れられませんね。お志摩婆さんの「どっニャァァ!!」 はなにか隙があったらあげてみたい悲鳴かも知れません。 それと、今作から敗北したキャラの顔も表示されるようになった(前作では勝ったほうの顔しか出なかった)んですが、これがなんか負けたほうの顔に落書きがプレゼントされるという趣向になってるんですね。なんでも変形した顔辺りを当て込んでみてもしっくり来なくて、それで適当にさらさらっと落書きしたらこれが意外にいい感じ、しかも豪血寺の馬鹿テイストには相応しすぎるということで正式採用になったという話を聞きました。坊さんの負け顔は笑わずにはいられませんね、演歌歌手かよ。
●「坊主でダダダ」、うーん聴いてみたい 音楽。なんか前作で駄目が出たところも押し通してしまったらしくて凄いことになってるそうです。歌声がね、ゲームやってるとほぼ全ステージで聞こえるんですよ。歌詞も全部壊れ気味だったそうで、いや伝聞形なのは私はちゃんと音楽聴いたことないからなんですけど、サウンドトラック聴いたことある人に言わせると「歌がぶち壊れていた」という話で。まあこの辺は次の作品に話を譲ります、そっちはサウンドトラック買ったから。
●おおう、衝撃の真相!!この2作目は悪友がコズミックスルーとフォトンバーストを駆使してクリアしていたんですが、エンディング凄すぎました。物語からして、前作で優勝したはずのお種が「あとは任せる」の書置きを残して突如失踪し、そのまま一週間帰ってこなかったため規約に従い再び当主決定戦を行う、てなところだったんですが、最後の壁であったお志摩婆さんを撃破、見事当主の座に……と思いきや、鬼婆のごとく髪を振り乱したお種婆さんが「勝手なことをするな! 当主の座はワシのものじゃ!!」と乱入してきまして。このシーン、忘れようにも忘れられません。あの、お種婆さんの顔が、顔が……。 「なんで今更帰ってくるのよー!!」 で、撃破されたお種婆さんが涙ながらに語るには、一週間前にお梅、お志摩配下の黒子一個師団に襲撃され、奮戦むなしく拉致られてしまったと。で、す巻きにされて海に放り出され、なんとか縄抜けに成功するも帰ってくるまで一週間、やっと帰ったと思ったら敗北してしまうなんて……、と聞いてるこっちは大爆笑ものだけど本人にとったら慟哭もののエピソードだったのでした。いくらなんでも仲悪すぎだな、お前ら一家は。殺す気でかかるとは……。 そうそう、コズミックスルーというのは悪友が使ってた、このゲーム唯一の良心ともいえそうな美人の必殺技で、投げ飛ばされた相手は宇宙をさまよった挙句「ピュー」と間抜けな音をさせて空から落ちてくる(叩きつけ投げなのに)という恐ろしい技です。これも最初見たときは笑いました、なかなか出しにくいんですけど。
●爺さん、輸血で巨大化するなや3作目「最強伝説 豪血寺一族外伝」のお話。これはねー、私いっぱい遊んだですよ。全キャラエンディング見てますし、そのすべてがノーコンティニュークリアです。無敗クリアも何度も達成できてます。つうかシステム上それは割と簡単なんですけど、コンピュータが強くてね。 物語。先にお話ししたお種婆さんの悲劇、それを踏みしだいて当主の座に輝いたのは、お梅に呑まされた煮え苦汁を返杯せんと機会をうかがっていた一週間だけのもと夫、干滋爺さんでした。爺さんは大喜び、財閥の絶巨大な財力をしこたま使って半年にわたる宴会を開いたのですが、連日の馬鹿騒ぎにもいい加減飽きた爺さんは一族の豪傑どもを使った暇つぶしを考えました。 「連中を呼んで、タッグ制のエキシビジョンマッチをやらせるんじゃ!」 当主の言うことには絶対服従という一族の洒落にならない掟のもと、豪傑たちはまるで益のない戦いに引っ張り出されという風情でした。
●タッグの名前もパターンがめちゃくちゃ多いみたいですね今作はエキシビジョンということで、ルールの上でもそんな具合になっていまして、前作で特にインパクトの強い変身をしていたキャラクター2人は変身前と変身後が切り離され、別のキャラクターとして存在します。そして今作は2本先取ではなくてタッグ制、リーダーとパートナーで行う戦いになっていまして、両方が潰されたら敗北、このタッグには誰と誰を入れてもいいようになっています(同じキャラクター同士でも組めます)。もし友達のいないあなたには、リーダーだけ選んでパートナーには黒子という選択肢もありますね。 このタッグがすごく面白くてですね、組んだキャラクターにより称号がつくんですけど、私の持ちキャラは最終的にお種・お梅だったのでこの2人を組ませたんですね、必然ということで。そしたら「死亡遊戯ペア」という名前になりました。この称号そのものは確かお梅・アンジェラ辺りでもついたと思いますが、この2人のタッグだと特定キャラとの戦闘前のやり取りが専用のものに変化します。 つうかねー、ここまで通してこのやり取りがすごく面白かったりするんですけど、先の2作はあんまし戦えなかったからねー。とりあえずこの3作目のやりとりは覚えてる分だけでもいくつか後で紹介しますよ。
●これがなければ戦えなかった今作では、私でも戦えるような仕組みを加えてくれました。それが「迎撃防御」と「ごっつい攻撃」。後者は要するに吹き飛ばし攻撃で、立ち状態で出せば相手は横に、しゃがみ状態で出せば相手は真上に飛んでいく攻撃です。ここから確定する追撃もいくつかあってかなり重要な要素ですが、それ以上に前者「迎撃防御」は重要でした。 コレ、操作すると一定時間キャラが構えます。その間に敵の攻撃を受ければ成立、一瞬の間こちらだけが優先的に動けてしかも相手は完全に無防備なままというタイミングがもらえます。しかもこれで取った攻撃には、削られません。外せばもちろんこちらが無防備になりますが、確実に攻撃が来るタイミングなんてのはいくらでもあるわけで。怖いですよ、飛び込みをこれで取られてそのまま反撃に流気昇炎斬を出されるとか。 残念ながらダッシュ攻撃は性質上「迎撃防御」からの反撃には組み込めませんが、これと「ごっつい攻撃」を組み合わせることで、これまででは考えられないほど楽に戦えるようになってるんですね。なんでか知りませんがこの二つは見た限り、身の回りにおいては私以外に使いこなしてる人間がいなかったんですけど、便利だから使いましょうよ。手ほどきも後で少し書きますから。 あと、これに関する思い出でかつて知り合いと戦ったとき、迎撃防御を駆使してとりあえず4回ほど大圧勝しまして。それでようやく迎撃防御の弱点に気づいたその知り合いがやっとこさ苦杯の返上に成功した(つまりは私が負けたってことですね)んですが、嬉しそうに「空ジャンプがあれば余裕だね」と言うんですね。知ってます。しかし、気づくまでに4回。ははは、高い授業料だったね。まあ、よかったんじゃない? 勝てたんだから。あんまり余裕じゃなかったみたいだけど。
●腰を前後に揺すって構えるのもやめなさいそしてキャラクターの話。今作では1人しか増えてませんが、この人はなんと初の豪血寺人以外の武術家。チャックなる男なんですが、輝いてますね股間のファールカップが! 恐らく、あれを本物のデザインそのままで着用している格闘ゲームの登場人物なんてこのチャック氏くらいなもんでしょう。性能としては平均よりちょっと上、ただ非常なリーチの長さとかき消し順位最優先の飛び道具が彼を強いキャラクターに仕上げていたかなと思います。それと、ステージの背景に「首領(ドン)チャック」って書いてあったんですけど、あのーまだドンチャックって活躍してますか? 後楽園ですよね、確か。 まあ、今作は前作のグラフィックほかをほぼ丸々流用していますんでね、あんまり変化がないのは仕方ないかなとは思いますけど、実はこれ全部のキャラクターに少しずつ必殺技が追加されてるんですよね。全部把握するのは大変ですけど、知ってるといろいろ面白い戦い方もできると思うんで調べられたら調べるのがよいでしょ。お種婆さんの追加技は軒並み使えないもんばかりですが。
●タイトルがすごいよな、「坊主が危ない」って音楽。これは凄いですよ、もう言葉じゃ伝えることなんてできません。歌が、語りが……。特に私はこのゲームの音楽で壊れぶりを知りましたから、感動しっぱなし。「ごーけっつヂ♪ お種! お種!」とか「即刻この場から、立ち去れィ立ち去れィ立ち去れィ」、「涙の、ポパペパプ♪(ピョォォォォ……)」、なんで音楽聴く気になってCDかけて笑ってるんでしょうか私は。全部前作のアレンジだそうなんですが、すげえのはこれ曲と画面のアニメーションが完全に同調してるんですよね。リップシンク最高レベル。前作もそうだったらしいんですが、曲作り直して映像全部合わせなおしてだから大変だったでしょう。 個人的には坊主ステージの「坊主が危ない」、これが背景と曲合わせて好きです。後ろで坊さんたちが木魚持ってぽっくぽっく叩きながら首振って踊ってるんですよ。「ヘェイ、ヘェイ、ヘヘヘヘ」というラップ調のアレンジもイカしてます。あとね、このステージ女神転生のシヴァとカーリーがしゃもじだのフォークだの持って飾られてるんですよね、ピナーカとかの神器じゃなくて。元々のデザインをされた金子氏、たまげたんじゃないですか? 「へ、変なの持ってる」って。 それとサハド(アラビア人の魔法使い)ステージの「ケチャビアン」、これは名前の通りケチャがベースです。ほんとにあんなテンポでチャカチャカチャカ……って歌い続けるんですかケチャって? 真似すると早晩舌がもつれて大変なことになりますね、素人だと。他にはクララステージの「魔法みたいな恋したい!」における「お金ーがーないならー♪ さーよーならーねー♪ パラリラー、魔法みたいな♪ グボボボー、恋がしーたい♪」という歌がなんだか泣けてきます。作詞のセンスが、センスが! この歌聴いてると歌い手の三石琴乃氏も死ぬほど楽しかったんだな、てのがよく見えますね、すごい馬鹿歌でした。もうね、まともにいい音楽もあるんですけど他の馬鹿歌にかき消されて印象埋没、てのがほんと可笑しいです。なかなかないと思いますよ、そんなゲーム。 最後に、サウンドトラック持ってたんですけど悪友に貸したら紛失されました。「買って返すよ」って言ってましたけど、アレもう絶版になって10年近く経つぜ? まあ買えるんだったら買ってもらってもいいですけどね、アレ売ってるような店は絶対定価の倍から3倍は付けてると思います。なんせ元値が1,500円、安いのなんの。それ以前に、たとえ中古としても置いてる店がもうないだろうな。とりあえず、家探したほうが絶対安くあがるし楽だぜよ。
●母堂降臨の「どーも」って声聞くと、実はまだ元気なんじゃないかと思えて4作目、「グルーブオンファイト 豪血寺一族3」のお話。これはすでに「豪血寺一族」が副題になってますし、キャラも悪魔の双子を除いて総入れ替えみたいなもんですからぱっと見て気づかないかも。正直これはぜんぜん遊んでなくて、一応婆さんズとクリスでクリアはできてますけど、ちょっとラスト酷すぎますね、攻撃無茶すぎ。解けたのなんて完全に偶然ですよ、私の実力関係なしだもの。てなことで、このゲームだけはさらっと流すだけしかできません。 物語は、前作から20年近く経った後の話。お志摩婆さんはついに崩御され、それをきっかけにしてお梅、お種の悪魔の双子は有り得ない和解を遂げました。そして双子は手に手を取って豪血寺を治め、豪血寺はより大きな繁栄を迎えていた……だっけかな。で、この悪魔の双子が確か「そろそろ引退する」みたいなことを言いまして、で今回の決定戦です。今回もまたタッグマッチ。「そろそろ俺の時代だぜ」と奮起した参加者たちは、しかし婆さんズの「わしらは歳だから、1選手扱いで2人で同時に戦う。無論パートナーは別に付けるぞ」という発言を受けて震撼したとかいう話だったように思います。なんか裏でいろいろ未来からのどうこうとかあったみたいですけど、ちゃんと物語読んでないんでその辺は知りません。 なんか、ちゃんと詰めると格闘ものとしてはよくできてるらしいんですけどね。いかんせんちと馴染めませんでした。迎撃防御もちょっと仕組みが変わってて、使いこなせませんでしたし。家庭用に出ていますけど、ハードがサターンでしかもなかなか稀少品(らしいです)ときてはちょっと入手のつてもね。別段好きではなかったんで構いませんが。
●最強伝説、どっかにないかな。すごい好きなんだけど以上、ざーっと眺めてみました。一応名前だけ受け継ぐものとして「闘婚 新豪血寺一族」というものもありますけど、制作元が違ううえにそこがちゃんとこのゲームの本質を理解してないせいで全然豪血寺シリーズとしては面白くない代物に仕上がってました。唯一、音楽だけは過去のシリーズを手がけたお人が携わってらっしゃるので過去の味わいを残してましたけど、他がなー。レイジオブドラゴンのキャラなんて地味な奴ら出すんじゃないよ、まったく。 まあ、全体としてはやはり最後まで遊びこむことのできた「最強伝説」が一番好きですね、私は。味わいとしては初期3作のどれもいいですが、やっぱり戦えるようになっただけ長く付き合ってますからね。そういえばこれ、プレイステーションの初期に2作目がちょっとした追加要素つきで発売されてますけど、どうにも遊べたものではなかったと聞いています。実際はどんなだか知りませんけど、どこでも評判がよろしくないってことはそういうことなんでしょうか。寂しいなあ。
●おまけ かけあいテキスト このゲーム、実は戦闘前のテキストパターンがかなり多くてですね、それというのも相手キャラごとに全員別々のテキストを持ってるからなんですけど、「最強伝説」では特定のタッグの場合にも専用のテキストがあるみたいです。ということで、面白かったものをちらちらっと紹介しましょう。うろ覚えなんで正確さはちょっと保証できませんが、イメージは伝わると思います。
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