老猫の腎不全闘病記、腎不全、高齢猫 老猫20歳の腎不全闘病記。食事療法、皮下輸液、点滴、83/17 .2008更新分補給。その他、高齢猫の健康に役立つ情報など。
21〜23歳の老猫ノン・タラの腎不全 病院検査記録 
腎不全の老猫の入院、通院、食事療法、治療法、経口補液、皮下点滴 治療費など記録します。
                             平成14年3月25日より
 (since 2002)



腎不全チェック
第1期(代償期)50%の腎臓が残存する無症状の段階 (定期的な血液検査で早期発見できる)

第2期(腎機能障害)多飲、多尿、軽度貧血、ときに体重低下
    (この時点で腎機能の75%が失われているケースが多い)

第3期(狭義の腎不全)食欲低下、間欠的嘔吐、体重低下、貧血
第4期(尿毒症)嘔吐、下痢、消化器症状、嗜眠傾向、痙攣などの神経症状、多臓器不全の症状、危険な状態
(猫においては第4期の状態でも人工透析や輸液療法から状態が改善し、以後間欠的輸液および食事療法などによる保存療法で数ヶ月の延命が得られることもある)
BUNとCREAは本来腎臓から排出されるべき老廃物ですが
腎機能低下によって、排泄が出来にくくなって、数値が上昇します。
CREAは、腎臓のろ過機能が25%以下になって初めて上昇します。(第2期)
CREAが高い場合には、すでに腎臓機能の75%以上が破壊されていることを示します。


2002年3/24 ノン、腎不全第4期、尿毒症で入院
(脱水、黄疸、貧血、嗜眠傾向、痙攣、下痢、歩行困難)
3/25危篤状態で入院.24時間点滴開始
   腎機能BUN140以上 Cre10.4  肝機能GOT208 GPT202
3/26点滴の薬に反応し肝機能の数値が下がる。呼び掛けに反応
  腎機能BUN140以上 Cre 8.9   肝機能GOT57  GPT79
3/27クレアチニンの数値が下がりはじめる
。手から食事する
  腎機能BUN140以上 Cre 6.3
3/28 BUNの数値が下がり始め回復の兆しが見える。

  腎機能BUN 98.1   Cre 5.0
3/29 BUNの数値が更に下がった!
退院出来るかもしれない
  腎機能BUN 61.5   Cre 4.1
3/29 BUNの数値が下がりCreが上がったので退院

  腎機能BUN 56.6   Cre 4.
6
数値の平均値(この範囲なら安心と言う目安になります)
BUN 19〜53 Cre0.6〜2.0 GOT19〜53 GPT29〜84


院中はエリザベスカラー付けて右腕に点滴してました。1日2回面 会に行って、手で御飯を食べさせました。手であげると食べるし水も飲むし、日に日に元気になっているようで、このまま退院できますようにと祈る思いでした。高齢なので本当に心配でした。

2002年・退院後〜2004年9月までの血液検査の数値
数値の平均値
BUN 17〜40  Cre0.6〜2.0   PCV(赤血球)30〜43
GOT19〜53  GPT29〜84
4/6 2002年
皮下輸液1週間
腎機能BUN 51.9   Cre 4.2     PCV(赤血球)20%(注意)
BUN&Cre共に下がって良好だが貧血とカリウム不足が心配
4/14
1日置き皮下輸液
腎機能BUN 60.9   Cre 4.6     PCV(赤血球)17%(要注意)
4/26
1日置き皮下輸液
腎機能BUN 55.1  Cre 4.3     PCV(赤血球)20%(注意)
(少しだが改善してきた)
5/14
2日置き皮下輸液
腎機能BUN 77.5  Cre 4.5     PCV(赤血球)
(BUNとCre共に上がってきた)
6/1
2日置き皮下輸液
腎機能BUN 68.8  Cre 4.7     PCV(赤血球)28%(やや安定)
(BUNは下がったがCreの数値が上がっている。貧血は以前より改善してきた)
7/12
2日置き皮下輸液
腎機能BUN 61.2  Cre 4.2     PCV(赤血球)28%(やや安定)
(BUN&Creの数値が下がっている。貧血は安定した価)
7/14
転院先でDrNyan
腎機能BUN48.7  Cre4.55   リン(Phos)4.93
リンの価が正常範囲なので無理して輸液する必要はないとの事でした
7/28
輸液中止2週間後
腎機能BUN46.4  Cre4.67   リン(Phos)5.82
この日は水を飲まずに隠れてたのでやや脱水ぎみなので数値は維持しています
10/13 2002年
輸液中止2ヶ月半後
腎機能BUN55.9  Cre4.08   リン(Phos)5.18 Na165
TP7.88(この場合 BUNは現状維持と見るそうです)
2/21 2003年
輸液中止半年後
腎機能BUN50.0  Cre4.21   リン(Phos)4.43 Na166.8
お水をよく飲んで、自宅療養して半年、数値維持しています。
3/9 2003年
輸液中止 7ヶ月後
腎不全闘病1年後
腎機能BUN40.4  Cre3.47   リン(Phos)4.43 Na165.0
数値が下がりました。Creが4から3台!!ノン調子良さそうです。
6/28 2003年
輸液中止11ヵ月後

腎機能BUN47・8  Cre4.69    Na162.8 PLT=LOW(51×10(9)/L
HGB,MCHG,PLTが基準値より下がっていました

11/2 2003年
輸液中止16ヶ月後

腎機能BUN47.8  Cre4.17    Na159.8 PLT=Normalに回復293×10(9)/L
PLTなどは基準値に戻りました。

12/29 2003年
輸液中止17ヶ月後

腎機能BUN54.6  Cre3.78    Na166 PLT=Normalに回復212×10(9)/L
Creは下がっています。PLTが基準値に戻りました。

4/17 2004年
輸液中止21ヶ月後
腎不全闘病2年後

腎機能BUN63.8  Cre4.46    Na160.2 
少し数値上がりましたが、現状維持しています。

6/5 2004年
輸液中止23ヶ月後

腎機能BUN  Cre    Na 
検査の資料探し中><; 4月とそれほど変わってなかった記憶があります。

8/9 2004年
輸液再開

腎機能BUN64.7  Cre7.90    Na163.5 
クレアチニンの数値が上がりました。これはやばいです。
帰省に備えて輸液の用意とレクチャーを受け輸液再開
8/9〜輸液150ミリリットル補給。
8/10 .8/12 8/18 8/19 8/21 輸液だいたい150ミリリットルずつ入れる

9/6 2004年

ノンちゃん最後の
検査結果

腎機能BUN261.0  Cre10.14    Na157・9 Phos 69.85 
計り知れない数値になりました><; 体重は1.9キロ

ALB2.71 ALKP35u/l ALT39u/l Glu149.2 TP7.79 Glob5.08 K6.64 Cl115.8
HCT23.2% HGB7.5g/dl MCHC32.3g/dl Wbc 22.5
×10(9)/L %Grans90%
L/M2.3 10% PLT404 Retics0.2%

9/9 2004年 ノン歩行困難・下痢・トイレ自力でヨロヨロしながら行く オムツしない
汚れても自分で綺麗にしている。 食欲ゼロ 少し流動食と水をあげる。

9/10 2004年

殆ど動かず。目が乾いている・夜わずかに痙攣を起こす
介護用の柵を乗り越えお風呂場に脱走、お風呂場や、部屋など、
あちこちふらふらと歩く。トイレ自力で行く。下痢・自分で綺麗にする。

9/11 2004年

今日もノンは動かず、瞬きできないので目が乾いてきた。
夜、ずっとそばにいる。呼吸が弱く、殆ど動かない。タラ心配そう。
9/12 (日)
  午前10時過ぎ

 ノン 永眠

  腎不全闘病
  2年と半年
朝、目が閉じなくなり、瞳が乾き始める。虫の息、殆ど動かない。
午前中 バッチフラワーレメディのミムラスを入れた水を少しあげる
体に力が入ってなく、ぐったり動かない。
少し席をはずして仕事をしてたら、旅立った。
安らかな顔で、苦しんだようには見えず、眠るような最後だったように思います。

23歳のお誕生日迎えて1ヶ月、様態が急変して4日後です。
たった4日だけ、凄まじい闘病でしたが、それでも、穏やかな旅立ちを
迎えさせていただけたと思います。
応援くださった方、若山動物病院の先生、スタッフの皆様に深く感謝申し上げます。
最後に、ノンちゃん、ありがとう。猫さんたちみんな、ありがとう。
今闘病中の猫さん、介護人さま、共に幸せに生きて下さい。
数値の平均値
BUN 17〜40  Cre0.6〜2.0   PCV(赤血球)30〜43
GOT19〜53  GPT29〜84
2002年3月から2006年2月までのタラの血液検査の数値
3/31 (2002年)
腎機能BUN23.4  Cre1.9    PCV(赤血球)34%
7/12
多飲多尿が目立つ
腎機能BUN 48.8  Cre 3.0    PCV(赤血球)33%
 慢性腎不全の仲間入り
7/14
転院
腎機能BUN 35.2  Cre 3.29  リン(Phos)4.05 
7/28
腎機能BUN 37.1  Cre 3.71  リン(Phos)4.61
10/13
腎機能BUN 41.0  Cre 3.68  リン(Phos)4.10 K3.49 Na 164.9
2/21 2003年 腎機能BUN 46.4  Cre 3.93  リン(Phos)5.01 K4.20 Na 163.6
7/13 2003年
闘病2年目
腎機能BUN 40.6  Cre 3.93  リン(Phos)3.82 K3.87 Na 164.2
11/2 2003年 腎機能BUN 44.2  Cre 3.66  リン(Phos)4.36 K3.82 Na 162.6
12/29 2003年 腎機能BUN 41.2  Cre 3.16  リン(Phos)3.16 K4.09 Na 165..4
4/17 2004年 腎機能BUN 46.7  Cre 3.23  リン(Phos)4.64 K3.59 Na 163.5
8/9 2004年
闘病3年目
腎機能BUN 55.7  Cre 3.71  リン(Phos)4.69 K3.46 Na 167.1
6/4 2005年
闘病4年目
腎機能BUN 42.0  Cre 3.2  リン(Phos)4.50 K3.7 Na 167.0
1/30 2006年 腎機能BUN 50.0  Cre 2.5  リン(Phos)5.50 K4.3 Na 161.0
レントゲンで腹水・胸水がたまって真っ白。覚悟必要。
呼吸困難・般若顔で舌を出してぜーぜーする。強制給仕開始。酸素ボンベ使用
2/6 2006年 朝からご飯自力で食べる。ヨロヨロしながら部屋を散歩、オムツ外そうとする。
ウンチころころの3回3個。その後でっかいのを4回目にどーん。
意識もはっきりしている。
2/10 2006 年 病院へ 腎機能BUN   Cre   リン(Phos) 
                    資料探し中><;どさくさで行方知れず
体重、2.5キロ(1ヶ月前は3.5キロ)
2/11 2006年 明け方呼吸困難 酸素ボンベ3本使用 目が乾いている
ガクガクしながら朝ご飯自力で食べて、お水も自分で飲んだ。
午後栄養食を給仕。体温低下36度、冷えているのでマッサージ。手足を温める。
午後3時、呼吸困難の発作。酸素補給で意識が戻る。夜、手からご飯を食べる。
2/12 2006年 生きてた!ご飯自力で食べる。水はシリンジから上手に飲んでくれた。
強制給仕で栄養補給補助的に少し。頻繁に呼吸発作を起こす。
夜、寝たきりの床からゆっくり起き上がろうと10分ほどもがき、立ち上がって
台所まで自力で歩いてご飯を食べにいく。しっかりと食べた。
呼吸困難で何度か酸素ボンベ使用。夜中、ウンチを出そうと踏ん張る。
3回下痢でオムツを変えた後、大きいのがど〜ん。
お風呂で腰湯して、綺麗にする。呼吸落ち着き、一緒に朝まで寝る。
2/13 2006年 朝呼吸が楽そう。朝、自力で歩いてご飯を食べた
一緒に日向ぼっこした。ベランダで陽にあたって気持ち良さそう。
部屋のあちこちを見て回り、「ぽわん」と鳴く。
2/14 2006年 ノンと同じ、虫の息…静かに横になって動かない。目がうつろだけど意識有り。
何度か呼吸困難、酸素ボンベ使用。そろそろかな、と覚悟。そばを離れず
一晩中そばにいて、じっと見守るしかできなかった。水と栄養補給少しずつ。
2/15 2006年

午後4時12分
タラちゃん永眠


腎不全・心臓肥大
闘病 4年7ヶ月
朝、食欲なし。お水少しだけ。手を握るとかすかに握り返す。
午後から呼吸困難に、酸素ボンベ4本使う。
午後4時12分、体をクゥっとくの字に曲げてからスーッと力がぬけて
呼吸が停止…。
呼吸停止後も、心臓の鼓動がトクトク続いて、やがて静かに止まった。

ずっと付き添っていましたが、それほど苦しまずに逝けたように見えました。
容態悪化から16日間、 よくがんばってくれました。
2日前に元気な姿をみせてくれたし、最後までタラの目が優しさに満ち溢れ
何をしても、嫌がらずに受け入れてくれていました。

応援してくださった皆さん、若山動物病院の先生、スタッフの皆さんに
感謝申し上げます。ありがとうございました。
タラちゃん、ありがとう。猫の国のみんなによろしく伝えてね。
すべての猫さん、ありがとう。闘病中のみんな、うんと幸せに生きて下さい。
数値の平均値
BUN 17〜40  Cre0.6〜2.0   PCV(赤血球)30〜43
GOT19〜53  GPT29〜84
BUN 19〜53 C re0.6〜2.0 PCV(赤血球)30〜43
GOT19〜53 GPT29〜84
食事療法
Feline CRF Imformation Center(米国の腎不全サイト)やイギリスの腎不全サイトで調べたのだか老猫の腎不全と低タンパクフードに対して必要以上に神経質にならなくても良いとの見解もあるらしい。過去の神話だと言う人までいる。とにかく食べさせて筋肉と体力を付ける事がもっとも優先されるべき事、と私なりに認識した。(獣医さんもこの意見に賛成してくれている)
米国ではクレメジンとコベルジンの使用は一般的では無く、貧血の改善に蛋白同化ホルモン(ステロイド)の使用は一般 的だが副作用はあるので飼い主は注意が必要との事。
老猫で腎不全にもよさげなフード&サプリ食事療法のご紹介はこちら

いざという時に「リ−ナルケア」で栄養補給


腎不全の猫用の経腸用栄養食「リ−ナルケア」500N920円 動物病院販売
猫用リーナルケア(経腸用栄養食/腎不全用) 237ml (税込930円)
【本間アニマルメディカルサプライ】療養食なども豊富です
この液体はミルクではなく、腎不全の猫の為に開発された液体栄養食。
低タンパクで栄養豊富、弱った猫の 栄養補給にとても重宝します。
弱った猫は 固形よりも流動食の方が受け付けやすいので、自力で飲めない場合はスポイトで口横から少しずつ与えます。食べ物を与える事によって胃が刺激され、徐々に食欲が戻る事もあるので、何も食べて無い老猫の場合は、少し嫌がっても与えてあげた方がいいと思います。後で暖かいぬ れタオルで口の周りを吹いてやらないと毛が固まってガビガビになります。元気になれば自力で飲むようになります。

リ−ナルケアは保存が効かないので製氷皿に入れて冷凍してキューブ状にして冷凍保存しておくといつでも使えて便利です。だいたいキューブ1個が1回分です、1缶 で製氷皿2つ分、沢山作れます。
「キドナ」腎不全の猫用の経腸用栄養食の粉末(写 真と同じで緑の袋)1袋500円  動物病院販売
猫用 チューブ ダイエット (キドナ) (税込7,980円) 本間メディカルサプライ
「ウォルサムから経腸用栄養食」 も新発売 シリンジ(下写真の針無し注射器)で口に流し込む

もしも、病院にリ−ナルケアやキドナが無い時は....
犬猫小動物用の経腸用栄養食の粉末 1袋500円  動物病院販売

40度のぬるま湯に溶かして与えます。こちらは高タンパクなので腎不全の猫には使わない方が良いけど、元気のない老猫の為に、冷凍庫で常備してあると安心です。針の無い注射器で吸って口横から少しづつ与えます。

舐めて補給させる栄養剤 「猫用フェロバイト」2800円ツナ味(鼻、手足に塗って舐めさせる)
犬猫用TOMLYNニュートリカル1300円[限定5個]. gallery kirara
「ニュートリカル」
1600〜2000円 (猫はあまり好まず主にフェレット用)

お薬 活性炭 クレメジン/コベルジン/ネフガード

クレメジンはカプセルですが中身を出して小さじ1の美味なる餌に混ぜて与えます。不味い餌では食べずに残すので一番好む餌に少量 に混ぜて与えています。クレメジンは人間用、コベルジンとネフガードは犬猫用 。クレメジンとコバルジンは石油から、ネフガードが植物から作られます。この炭に毒素を吸着させて腎臓の負担を軽減するのが目的。クレメジンは朝夕1カプセルを与えます。この2種で便秘をする猫には「ネフガード」(植物性活性炭、アルギンカルシウム)もあります。
「ネフガード」はフードに混ぜると残すので「フェロビタ」
(購入先総合病院ペットセンター名越 )練りチューブ栄養剤少量 に良く混ぜて与えます。

※ネフガード、最初はよく残しましたが、療養食の上に少量猫が好きなウェットフードと混ぜてトッピングしたら食べました!
 慣れると受け入れてふりかけになってても平気で食べるので、最初嫌がっても、根気よく続けると良いと思います。
 
ネフガード協和 かりゅう(活性炭サプリメント 400mgx50スティック)(税込2,625円)本間メディカルサプライ

お薬 胃薬 

「タガメット」14カプセル×2匹分 \3440(2週間) (購入先Nyanとかシロ!)こちらは受診して処方された薬です
腎不全の猫は尿毒症によって胃が悪くなり、吐血する事もあるそうです。タガメットを極少量 使用することで、自然治癒力を上げ、
胃を保護することで食欲を維持させます。 タガメットは胃壁の出血を押さえ
保護するが 吐き気を無理に止めたりする 事は無いので
症状の悪化を見のがす事も無い と言う事で、ほんの少量を猫達にあげることにしました。
Dr、Nyan先生の「薬は極力使わない」という治療方針に私も共感し、ナチュラルなフードや補助食品で、猫に優しいホリスティックに
してあげたいと思っています。 2002年、7/14から処方開始
獣医さんの匙加減で処方量やタイミングが違いますので、獣医さんとよくご相談になってください。


2002年3月 慢性腎不全で倒れ、退院後3/31〜7/14の記録
闘病日記に2002年3月〜2004年2月まで詳しく書いています。
2004年3月〜2006年2月までは、現在作成中です。


3/31〜4/6 毎日皮下輸液輸液に通 院 輸液は5分程度


3/31〜4/6 退院後、毎日皮下輸液に通院
皮下輸液150Mを皮下に投与し筋肉から吸収し水分補給させて腎臓を洗い流す。所要時間は5分程度。この輸液は背中の皮膚に針を刺し点滴の様に液を皮下に入れる。 輸液の他にビタミン剤、その他薬を点滴に入れる。 下痢が止まらないので下痢止め。吐き気止めの薬も入る。

退院2日目から、ノンはじゃれて遊んだり、トコトコよく歩く。
日に日に元気になって来た。まだ足はふらふらしている。
下痢も治り、ちっちゃなうんちも出るようになった。
4/6 腎機能BUN 51.9  Cre 4.2  PCV(赤血球)20%(注意)
 BUN&Cre共に下がって良好だが貧血とカリウム不足が心配

4/7〜4/26 1日置きに皮下輸液に通 院

4/6〜4/14 1日置きの皮下輸液に切り替え、血液検査。

4/14 腎機能BUN 60.9 Cre 4.6  PCV(赤血球)17%(要注意)

BUN&Cre数値が上がって来たので、皮下輸液の頻度は1日置きが限界となる。1週間置きの輸液は無理だった。 在宅の輸液も考慮に入れていますが、今は通院で診察してもらいながら 1日1日を安静に過ごしています。食事療法に、ホルモン療法が加わり気長に貧血を改善させながら延命治療を続ける。

4/26〜 2日置きに皮下輸液に通 院

4/26 血液検査の結果が良好なので、2日置きの皮下輸液に切り替え

4/26 腎機能BUN 55.1Cre 4.3  PCV(赤血球)20%(少しだが改善してきた)

BUN&Cre数値が下がっていた!上がる事はあっても下がるのは難しいと覚悟していたのに、すごい!あらためて猫の治癒力や生命力に感動した。これから2日置きの輸液になる。

7/14〜 ノンの皮下輸液を中止


ノンは輸液をすると背中が痛いようなので、輸液を止めました。
4月からずっとだから同じ場所に針を刺すのは辛かったでしょう。
たくさん水を飲むので、輸液はしばらくお休みしても良いみたいです。
6/1腎機能BUN 68.8  Cre 4.7     PCV(赤血球)28%(やや安定)
7/12輸液は一旦終わりにしました。
7/14腎機能BUN48.7  Cre4.55   リン(Phos)4.93
リンの価が正常範囲なので無理して輸液する必要はないとの事でした

7/28腎機能BUN46.4  Cre4.67   リン(Phos)5.82
この日は水を飲まずに隠れてたのでやや脱水ぎみなので数値は維持しています

治療費

2002年4/16朝、
ゴミ袋に入ってせつなげに私を見上げるノン。
治療費かかっても捨てたりしないぞ〜(笑)

まだまだ頑張るから、心配いらないよ!
もっともっと 元気になってね!

治療費 2002年3/25〜4/16 鈴木犬猫病院
      ト−タル およそ 147.580円
★内訳   入院5日間 88.640円
( 入院代、24時間点滴、検査、採血代に3種混合ワクチン、
初回レントゲン、超音波、腎不全猫キャットフード、薬etc含む)
★皮下輸液1回2200+再診料1000+消費税=3.360×12=40.320円
★薬代クレメジンと錠剤330×14=4.620円
★タラもついでに血液検査と3種混合ワクチン 14.000円
---------------------------------------------------
在宅皮下輸液セット
 病院によって価格が違いますので、
 ご確認ください。
 針は少し値段が高くても、猫が痛くないように
 
先を鋭くした物を選んで あげてください。

2004年6月 ノンの輸液セット  
        1週間分 3500円位 若山動物病院 

★皮下輸液は人肌に湯銭で温めてから

ペットの治療費...忍び泣く今日この頃・・・

ペットを少しでも安楽に過ごさせたいというのは切実な願いです。
老猫は保険があっても入れてもらえません。
そして、もっとも治療費がかかるのが、老猫です。

あって安心、老猫貯金、若い頃からコツコツと

老猫といえども年に1度の健康チェックとワクチンはさぼらず
老猫貯金の3本立てでしっかりガードだ....
さあ、もっともっとお仕事がんばるぞ!(;o;)



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