AC’s ROOM


アダルトチルドレン(AC) 貴方はこの言葉を知っていますか?

元々の意味は「Adult Children of Alcoholics=ACOA」
意味は「アルコール依存症の親を持つ家庭に生まれ、現在大人になった人」 となります。
今ではこの意味の解釈が拡大されて、
「機能不全の家族に生まれ、大人になった人」を指すようになっています。

また最近では、目に見えていかにも、と言うような家庭環境よりも逆に「普通よりも立派に見える家庭」にこそ、その危険性がある、という指摘もあります。
どちらにしても、子供の頃に両親や周囲の大人達に対して気を使い、”大人”でいる事を強要された子供たちは
常に”良い子”である事を余儀なくされました。
その結果自分本来の思いを隠し、大人達の顔色をうかがって生きるようになります。
そして”自分自身”を見失い、自分の存在すら疑うようになってしまう。
これが現在に至って”AC”という言葉に現れてきています。
様々な意味において「生きにくさ」を感じる現代の中で、特にその傾向が顕著であったり、或いは「不眠である」、「過食、拒食」と言った傾向がある人はACである可能性があります。



ACは病気ではありません。これは、自分がACである事を自覚した人のための言葉です。
ACの特徴としていくつか挙げる事ができます。私自身もACを自覚する一人です。
その上で私が思った事は
「ACは一つの個性である」と言う事です。
誰しもが生まれ育った環境の中で様々な個性が育まれていきます。
これは選択の余地が無い事で、愛情に満ちた環境で育った方もいれば、機能不全の家庭の中で過ごす事しかできなかった人もいます。

中には「AC」と言う言葉すら知らずに悩んでいる人もいるでしょう。
いわれの無い偏見にさらされ、一人悩んでいる方も多いと思います。
貴方の周囲にもそんな方がいませんか?
もし貴方の周囲にそのような方がいたら、お願いです。どうかその人の寂しさ、苦しみ、悲しみを理解してあげて下さい。そして、その人の話を聞いてあげて下さい。

ただ悲しい事に、最近「AC」に関してひとつの誤解が生じつつあります。
ご理解いただきたい事は、「AC」とは決して人を傷付ける存在では無い、と言う事です。
他の誰かのために自分を犠牲にしても尽くす、と言う事はあっても、自分が「AC」であるという事で相手に同情を強要したり、或いは相手を責めたり 傷付ける、というような事はあり得ません!!
もう一度言います。
「ACは病気ではありません」