アイヌ民族自身が発信するサイト
(ここでの「アイヌ自身が発信」とは、HPの管理者、運営母体がアイヌ民族であり、かつ、自身がアイヌであることを隠していない人を対象としています。よって、必ずしもアイヌに関連することが主題のHPばかりだとは限りません。また、仕事や活動の都合により、自身がアイヌであることを積極的に全面に出していない人のただのHPは、相手に迷惑がかかることが予想され、対象外としています。)

民族団体、団体、組織など

社団法人北海道ウタリ協会
始めは「アイヌ協会」として発足、後にウタリ協会へと改名される。事実上世界最大のアイヌ民族団体。 様々な活動を通して、「アイヌ民族の尊厳を確立するため、その社会的地位の向上と文化の保存・伝承及び発展を図ること」を実現することを目的として活動。北海道各地に支部がある。アイヌ語教室、生活館の運営など。構成員は北海道在住者のみ。
よくウタリ協会の構成員数=アイヌの人口と誤解されているが、会員数は社会情勢などに影響つれ、毎年増減している(新法制定直前は激増した)。
060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目かでる2・7ビル7F TEL 011-221-0462

アイヌ詩曲舞踊団MOSHIRI  
アイヌの哲学者アトゥイ率いるアイヌ詞曲舞踊団モシリのページ。
アイヌの芸能(というか舞台芸術の)の新しい境地を開拓したモシリの舞台は一見の価値あり。舞台装置が凝っている屈斜路湖畔の本拠「シアター丸木舟」に出掛けて見るのが一番贅沢。HPではライブ情報や、CD通販など。しかしHPのデザインは少々クドい。
北海道川上郡弟子屈町屈斜路コタン TEL:01548-4-2560 FAX:01548-4-2552

阿寒アイヌ伝統工芸協同組合
アイヌ工芸と観光の一大拠点、 アイヌ生活記念館や、森と湖の藝術館を抱え、多くのアイヌが観光を通じてアイヌ文化に磨きをかける阿寒湖のページ。古式舞踊やムックリ講習会の案内など、総合的な観光情報があり便利。5月〜10月が観光業のシーズン。
085-0465 北海道阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19 TEL 0154-67-2727 FAX 0145-67-2657

国際先住民族ネットワーク  
日常に根ざしたアイヌ文化の発信の拠点、二風谷発のHP。年四回発行しているアイヌ語と日本語の新聞「アイヌタイムズ」の紹介。アイヌ語を混じえた初のミニFM放送「FMピパウシ」の紹介と音声など、画期的なページ。アイヌタイムズの萱野志朗さん監修。2001 4/8開設

財団法人・アイヌ民族博物館 
1984年設立の白老町のアイヌの博物館、学芸員にはアイヌも在籍。
伝統工芸の機織りやキナ(ゴザ)編み、民族衣服の製作、アイヌ文様の刺繍なども行っている。白老のアイヌは現在も伝統儀式イヨマンテを維持しており、文化伝承の拠点の一つとなっている。HPでは、アイヌ文化入門の他、写真が豊富なイヨマンテの紹介、ムックリ演奏教室、など。アイヌ有用植物を写真入りで紹介したページは大変有益。博物館発行の伝承記録や図録の通販、「上田トシのウウェペケレ」の音声サイトあり(CDも通販)。解剖学者児玉作座衛門の収集した「児玉コレクション」を数多く収蔵。
059-0902 北海道白老町若草町2-3-4 TEL 0144-82-3914(代)大人650円。

萱野茂二風谷アイヌ記念館
アイヌ民族発の国会議員、萱野氏館長自ら収集・製作したアイヌ民具600点余と、世界の民族の民具600点余を展示
開館時期、 4月1日〜11月30日(冬期間は事前連絡により開館) 大人400円、小中学生150円。
〒055-0101 沙流郡平取町字二風谷 TEL 01457-2-3215 館長宅 01457-2-2164


アイヌ民族の団体ではないですが…

ウィルタ協会
ウィルタとは、サハリンに暮らす先住民族。トナカイの放牧などをして暮す。
かつて日本領であったサハリン(樺太)には、昔からウィルタやニブフ、アイヌなど先住少数民族が住んでおり、日本軍のスパイなどに徴用された人も居た。敗戦後、サハリンから日本(北海道)に移住を余儀なくされたウィルタの人々の復権運動を支援する為に、1975年結成北大人骨事件・中生勝美論文問題などで活躍。
HPには、樺太を扱った文献・言説の詳細を紹介したサハリン先住民族書誌があり、大変重要。


個人のページ


Ainu puyarA(アイヌの窓) 
このページがあるサイト、アイヌが管轄するアイヌのページ。
アイヌの生活と現在、アイヌと和人の存在について語る。1999 11/11開設


NISORO -free society-
「自由な感性が巡り合う場」だそうです。
管理人のElsikainさんはアイヌですが、HP自体は得にアイヌについて語る場所、という訳ではありません。


Kamuy Now
黒羽勇志さんのページ。
管理人のアイヌやアイヌ差別についての考え方の他、浦河様似のアイヌ語教室や、文化についても記事有り。


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