帰還と更新の報告。 投稿者:oripakEsaman  投稿日:11月27日(水)02時29分55秒 R221090.ppp.dion.ne.jp


地元での主催イベントの後、北海道へ直行して弁論大会に出ていたので、暫くご無沙汰しておりました。
何処に行ったのか気にしていた方、こっそり覗いていた方、お待たせ致しました。しばらくは常駐します。

本日、早速ですが仕入れたネタの一部を使って更新を行いました。

●「第六回アイヌ語弁論大会」のページを製作しました。皆様の感想お待ちしています。
いまの所は発表したアイヌ語文だけですが、いずれ落ちついたら紀行文でも書こうか、とも思っております。
でも、ここのところ仕事も活動も忙しいので、早期アップは期待せんで下さい。
http://www.alles.or.jp/~tariq/report/itakanlo021109.html

●お遊び掲示板mintarのアピールフェイスを大幅追加しました。
Sampeの強面の方々も、たまにはあっちにも遊びに来て下さいね。

それと、毎回アピールフェイスは増えすぎている上に名前がよくわからないと言われるので、新顔の皆さんの「なれそめ」を紹介します。
書きこむ際の「選んでみてのお楽しみ」を味わいたい方は、クリックせんどいてください。
こっちも、感想お待ちしています。

1972'Recollection
1972年にシャクシャイン像の台座の「北海道知事・町村金吾」の文字をグラインダーで削り取った壮士達に連帯してみました。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/shakshaindaixa.jpg

飲んだくれシャクシャイン
有名な「シャクシャイン像」の前に建つシャクシャイン記念館の内部にある、アイヌ自身の手によるシャクシャイン像です。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/shakushaintonoto.jpg

アースニシパ
謎のポスターです。静内町で採取。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/dameearth.jpg

ホッキマン
同じく謎のポスター。苫小牧で採取。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/hokki.jpg

熊出没
シャクシャイン記念館内で遭遇しました。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/kimun.jpg

熊出没・手遅れ
視界がこうなったら、もう手遅れでしょう。静内町郷土資料館にて。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/kimunpar.jpg

鳥のように自由に…
ま、自由に見える鳥にも色々と事情はあるでしょうが。静内町郷土資料館にて。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/cikap.jpg

言いたげダック
実に、何かを言いだげです。静内町郷土資料館にて。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/dack.jpg

ダマちゃん(海豹)
いい顔のアザラシです。多摩川に出た奴に似てる。静内町郷土資料館にて。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8242/face/azarashi.jpg

http://www.alles.or.jp/~tariq/


身近な情報 投稿者:あきこ  投稿日:11月13日(水)23時59分57秒 p6227ee.tkyoac00.ap.so-net.ne.jp

今ならレラ・チセでカバノアナタケ売ってるようです。


カバノアナタケ 投稿者:千葉県人  投稿日:11月12日(火)21時15分06秒 p4087-ipad02yosida.nagano.ocn.ne.jp

oripakEsaman様

カバノアナタケに関する情報をありがとうございました。
残念ながら今年の中野のチャランケ祭では売っていませんでしたので、
今月北海道に行った時に探してみます。


onegai  投稿者:lee  投稿日:11月12日(火)13時49分01秒 210.191.101.8

ここに投稿するもは、じゆうですけど、責任を持ってください。お願いです。


成功致しました。報告はいずれまた… 投稿者:oripakEsaman  投稿日:11月 9日(土)19時44分47秒 pl031.nas511.sapporo.nttpc.ne.jp


なんだか、書くのが遅れているのですが…

おかげさまで、私の地元で企画されたイベント「アイヌと共に学ぶ三日間」は、
http://www.alles.or.jp/~tariq/kewtum/2002.11.html
色々とてんてこ舞いではありましたが、盛況のうちに成功致しました。
ありがとうございました。

この成功は、ケゥトゥムの会や、ウタリ協会の浦河支部婦人部の方々、大谷派の坊さんのほんのごく一部の人、東別院会館の方の尽力によるものであると同時に、講師としておいで頂いた、清水先生と、遠山フチの人徳によるものであります。
遠山フチとお孫さんの絵美ちゃんの歌声は素晴らしく、
清水先生の教育現場での経験に基づくお話しは、とても深い内容のものでした。
浦河の人達の着物、織物、踊り、そして手料理は、濃い内容の講義の連続で疲れた心を癒してくれる、素晴らしい物でした。

そしてなにより、当日お越し頂いた一人一人が、この集いを造ってくれた方々であります。
遥々海の向うから起こしいただいたお客も何人かいました、感謝致します。

こんなイベントを年に数回やれば、ザイダンも株が上がるんじゃないですかぁ?

当日お越し頂けなかった人達にも知っていただく為に、当日の内容をいずれまとめてアップしたいと思っておりますので、ご期待下さい。
ですが、いつになるかの保障はありません(苦笑)。

それでは、また。

http://www.alles.or.jp/~tariq/


あまり酷いようなら、プロバイダに言うかなァ。 投稿者:oripakEsaman  投稿日:11月 9日(土)19時26分10秒 pl107.nas511.sapporo.nttpc.ne.jp

諸事情により、暫くアクセスできませんでした。
ご無沙汰しております。
マジメに管理人の仕事しておらず、すいません。
また、報告はいずれ。

ところで、なんだか最近、広告の書きこみが変にありますねェ。
この掲示板は削除はしない方針ですが、その方針も
「発言の自由」「弁論の自由」「反論の自由」「悪態の自由」
の為の方針ですから、ただの広告は削除してもいいかも、と思っております。
また、あまりにも意味の無い投稿は、やっぱ削除した方がいいかも、とも思っております。


特に最近のものですと、下記の三つの投稿のようなものは、削除した方がいいか?
と思っております。以後お慎みください。


DATE: 11月 9日(土)00時04分23秒
TITLE: 臭いよい今井くん
NAME: 浪人生 MAIL:
IP=Y142103.ppp.dion.ne.jp(219.108.142.103)

DATE: 11月 9日(土)00時00分36秒
TITLE: チンカス今井くん
NAME: 浪人生 MAIL:
IP=Y142103.ppp.dion.ne.jp(219.108.142.103)

DATE: 11月 6日(水)18時48分34秒
TITLE: 恋してるかーい?!
NAME: 二股太郎 MAIL: info@debut.st
IP=61.194.47.68(61.194.47.68)

http://www.alles.or.jp/~tariq/


臭いよい今井くん 投稿者:浪人生  投稿日:11月 9日(土)00時04分23秒 Y142103.ppp.dion.ne.jp

ってか、何?マジうざい。てかまだブンスタ吸ってんの?


チンカス今井くん 投稿者:浪人生  投稿日:11月 9日(土)00時00分36秒 Y142103.ppp.dion.ne.jp

あまりのくだらなさに感激しました。
逝け!臭い汚い髪洗え!
彼女に遊ばれてんじゃん。金もってかれるだけもってかれてるしね!!
ナニあらえ!インキン。
大○さんがきもいっていってますよー!



恋してるかーい?! 投稿者:二股太郎  投稿日:11月 6日(水)18時48分34秒 61.194.47.68

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カバノアナタケ調査隊・続報 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月31日(木)10時43分44秒 R221206.ppp.dion.ne.jp

現在、地元でイベントを抱えているので、レスを書き遅れました。
北海道でちょっと聞いてきたカバノアナタケの続報です。

カバノアナタケは、アイヌ語でタッブイカルシというもので、その名の通り、樺の木の穴にくっついている瘤のようなものだそうです。キノコとはいえ、煮付けや汁物にして食べるような物ではないそうです。
おそらく、何年もかけて少しづつ大きくなるんでしょうね。

煮出すと、薄く赤みがかった、高い烏龍茶のような、綺麗な茶になるそうです。
味はないらしいですね。

効能というのは、飲んだ人の話しによると、お通じがとにかくよくなるそうです。
この効果は何人かに聞きました。あとは、虫に刺されにくくなるとか、風邪をひかなくなるなどの効果もあるようですね。

昔のアイヌが飲んでいたかどうかはわかりません。
旭川の方では飲んでいなかったみたいですが、静内のほうでは飲んでいる人もいたようです。なんでも、カムイ(この場合はクマ)が食べ残しているのを見て、お茶にした、という事を聞きました。
体にこすりつけてもいいそうですが、どうなんでしょうか?

最近では、流行ってしまった為に、スノーモービルで冬山を走り回ってこのキノコを獲っている人もいるようです。
雪の積もっている時期に手の届かないところのを獲るらしいです。
そういった「タップイカルシハンター」は、このキノコを利用していない、他の地域でも見られるようになったと言う話しです。

ところで、タップイカルシというアイヌ語名は、カバノアナタケという日本語名と全く同じ意味ですが、昔からアイヌがこの名で呼んでいたのを訳して日本語名になったのか、その逆かは、よくわかりません。
ですが、名前のつけ方(どの部分に注目するか)は、民族が異なると大分違う物なので、ここまで直訳だと、どっちかのパターンになるんじゃないかとは思います。

ま、どっちにせよ、現代のアイヌが、そういうアイヌ語で呼んで、利用している(儲けている?)キノコである事は確かな事であります。

とても高いもののようですよ(十数万円とか)。


>>千葉県人 さん
こなんなでどうでしょうか?
一度煮出しても、干しておけば暫く使えるみたいですよ。
もし飲まれたら、色々とお聞かせ下さいね。

>>中野圭右 さん
「コントロルーパネル」の「アプリケーションの追加と削除」にあります。
なお、インターネットエクスプローラーは、マイクロソフトですので、
頭文字はMiですから、Eやイで見ていても見つかりませんので、念の為。
しかし、ココに書きこめると言う事は、あまり問題は深刻ではない?

http://www.alles.or.jp/~tariq/


アイヌとは誰の事か? 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月31日(木)10時08分00秒 R221206.ppp.dion.ne.jp

私はアイヌである。

だが、アイヌであると名乗った途端、おかしな事を聴かれることが沢山ある。
とりあえず、ブンカやイメージにまつわる問題は、今日はおいておく。

俺:俺はアイヌなんだ。
和:どこの出身ですか?
俺:今住んでいるのは名古屋だよ。
和:…親はどこの出身ですか?
俺:飛騨だよ。和人の方の親だけど。
和:そうじゃなくて、アイヌの方の親。
俺:俺が今、アイヌなんだがね。札幌に居た事もあるみたいだよ。
和;そうじゃなくて、出身地。
俺:その前は、静内にいたみたいだよ(ただし、仕事の関係で)。
和:(ここでやっとでほっとして)なら、君は静内のアイヌだ。
俺:…名古屋のアイヌだって。


こんな、訳のわからないやり取りを「させられる」事が何度かあった。
なお、この場合「和」となっているのは、名も知らない和人という意味だが、アイヌにもこういうトンチンカンな事を聞いてくる人は結構いる。
当然の事ながら、この質問のアイヌの部分を和人に据え代えてみれば、このような質問をするのがいかに失意な事であるかはご理解頂ける事と思う。

何故、このような質問を繰り返されるのであろうか?
そもそも、アイヌとは誰の事だろうか?

Esaman基準
「『アイヌの子』という政治的立場(DNAは関係無い←養子・実子・嫡出であるか否かを問わない)の人間のうち、自らを『アイヌである』と自覚した人間は、全てアイヌ民族である」
「また、否定していようが、隠れていようが、アイヌとして生きる事しかできない『アイヌの子』は、全てアイヌである」

ウタリ協会基準(と言われているもの。詳しく聞いたわけではないし、公開もされていない。)
「現在会員である人間の家族・配偶者・子孫が「ウタリ」である」
「除籍謄本を辿った結果、先祖の名前がアイヌ語で記されているか「旧土人給与地出生」と記載されている人が「ウタリ」である」

まず第一に、
私と、私の親、その親、それぞれが100%アイヌ民族なのであり、私の先祖のアイヌ語の名前の、これこれという人間がアイヌで、私はその「原アイヌ」から見て何分の一、という訳ではない。
DNAがどうあれ、面構えがどうあれ、意識と行動がアイヌでなけば何の意味もないので、役所の書類が云々と言うのは、殆どどうでもいい事である。

アイヌがアイヌ語の名前で生活していた時期は、地方にもよるが大変バラツキがある。
また、漢字の名前が付いていたとしても、立派なアイヌは多数いる(葛野辰次郎・砂沢友太郎など)
江戸時代に既に「ハチロウエモン」という名前のアイヌの首長もいるのだから、そんなものは、そもそも基準にならない。

全てのアイヌが「旧土人給与地出生」とは限らない。
この当時の北海道では、アイヌに限らず和人も、その生涯の移動範囲は大変大きく頻繁であった。その全てが役所に記録されている訳ではない。
(→「日雇いをしているアイヌ労務者」の何人が、戸籍にその現在地が記されているか?)

そもそも「戸籍」を巡るルールは、全て和人の政府が勝手に決定して、アイヌに相談も無くおしつけたものである。
そのようなものを基準として「誰がアイヌであるのか」という事を判定しようとする程度は、既に脳みそが膿んでいるとしか考えられない。

そしてなりより…
ひいじいさんとか、その親(最大32人ほど)の家の1人がアイヌ語の名前だとして、そのことが、今現在のその人自身がアイヌであるかどうかという意識にとって、決定的であるとはいえない。
極端な話し、そのような境遇の人間でも、自分を和人としか思っていない人だって多数居るはずだし、それを止める事は出来ない。


付録(実話)

俺:俺がアイヌだよ。
和:あなたは何分の一?
俺:体重は100キロです。
和:そうでなくて、何分の一? 純血の人じゃないよね。
俺:純潔? いまさら童貞な訳ないでしょう…俺は不純なのか?
和:そうじゃなくて、血の濃さが…
俺:血の気は多いですから、気をつけて。あと、頭の中身は120%アイヌです。

http://www.alles.or.jp/~tariq/


なら、アイヌは増えているのか? 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月31日(木)10時07分17秒 R221206.ppp.dion.ne.jp

内容的に、前回の書きこみ「アイヌの人口は23000人?」の続きです。

そんなに潜在的にアイヌが沢山いるのであれば、今のようにアイヌ関連のイベントが(昔より)盛んになって、色々と注目されるようになれば、アイヌの人口は、どんどん増えるのではないか?
と思われるでしょうが、実際はそうではありません。

現在のウタリ協会の会員数は15000人を切っています(14673人、HPの記載による)。
先の投稿の1971年の段階での会員数は15000人。
ここ30年間、会員数の総数は殆ど変わっていません。

ですが考えてみてください。
1970年代といえば、第二次ベビーブームがあった頃です。
アイヌの家庭だって、そりなりに子供は沢山居たはずです。

それが、何故増えていないのでしょうか?
問題は主に三つあります。

●まず、北海道ウタリ協会は、北海道に在住するアイヌだけが入れる福祉団体ですから、東京や大阪などに移住した人達や、そこで生まれた人達には、何の恩恵もありません。
当然、会員数としてカウントされることもなくなります。
これは大変差別的な状況であります。

●北海道ウタリ協会は、元は道庁の民生部にあったは福祉団体であって、ウタリ福祉対策は、その名の通り「ウタリ向けの福祉対策」でしかありません。
民族としての自覚を育む教育を行うというよりは、経済格差、進学率格差などの差を補填する為のプログラムが組まれています。
民族意識の為というよりは、各種の優遇がほしい為に会員になっている人も居るでしょうし、
奨学金(返還の義務が無いらしい)などを受け取ったら最後「これでアイヌ卒業」とばかりに、協会をさる人すらいるという話しです。

●長い間会員数の変動が見られないことからわかると思いますが、その実態は「隣組」のような状態にあります。
関係者の殆どがが親戚付合いのような状態、つまりは田舎の人間関係の悪いところを抽出したようなむ状態になっており、
「協会に入っていなかったアイヌの子孫」や「内地に移住したアイヌの子孫」や「自身がアイヌの子であると知らされていなかったアイヌの子孫」らが、会員になろうとしたり、各種のアイヌ関連の運動に接触し「合流」をしようとすると、かなり激しい抵抗や拒絶、あるいは「唾つけ攻撃(自勢力への取りこみ攻撃)」を受ける、という問題が発生しています。
また、既に当人とはまったく関係が無いような人達との縁故(ひいじいさんの兄弟とか)をひっぱりだされて、不気味な人間関係に引きずり込まれる、という事も発生しています。
これでは「若い世代」「潜在的なアイヌ」は、なかなか育ちません。
これは、ウタリ協会の「ウタリ(アイヌとは書きません)認知システム」に大きな問題があるからと考えられます。

http://www.alles.or.jp/~tariq/


ご返事が遅くなりました 投稿者:和人ガーZ  投稿日:10月27日(日)00時09分16秒 kwge018n093.ppp.infoweb.ne.jp

oripakEsamanさん、またまた素早いご返事ありがとうございます。

>一つ忘れてはならないのは「アイヌ共有財産訴訟」と先住権は別物だという事ですか。
>理由は簡単、この裁判は先住権を主張している裁判ではないからです。
>でも、よくしらない人はこの裁判を「アイヌの共有財産=先住権」と捉えてしまいますよね。
>うまく仕組んだレトリックだと思います。 文化振興法にこんな毒を入れておくとは、さすがです
>ね。

 ありえますね。
 もう少し調べてみたら、アイヌ文化法を作るときの下敷きの報告書をまとめた審議会があって、佐々木さんが「イオル再生」を構想したというのはこのときのことですね。

http://www.frpac.or.jp/bunka/zaidan/seturitu/utari.html

 ここにちゃんと共有財産のことも書いてあって「平成8年1月末現在 約145万円」と金額も限ってます。抜かりないですね。
 話を「世界」の記事に戻しましょう。佐々木さんにインタビューするときには、共有財産の裁判についてどう考えるか、イオル再生構想と同時に共有財産の無責任な処理を提案をしたことの責任をどう考えるか、ぐらいは問いつめられたでしょう。この人は今でも責任者なんだから、「ノーコメント」と言わせるだけでも、それなりの分析の材料になるんです。ったくだらしない。


Esamanさんこんにちは 投稿者:中野圭右  投稿日:10月25日(金)13時56分38秒 187-065user.quolia.com

御陰様で、と言いたかったんですが今の所まだ治ってません。一応Esamanさんに教えて貰った通り遣ってみようと思ったのですが、インターネットエクスプローラーってのが何処にあるのか分んなかったので「エラーを修復する」って言うのが見付けられませんでした。でもFMV診断ってのがあったのでこれかなと思ってやってみたのですが結局変わりませんでした。でも僕の場合さっきも急に文字が書けなくなったのでまた壊れたと思ったのですがキーをロックしてただけだったりするのでまた余計な事をしてしまったんだと思います。御心配して下さって有難う御座います。
嬉しいです。有難う御座いました。また何か聞きたくなったら書き込みたいと思います。(^^)


怖ぇーっす 投稿者:こわいっす  投稿日:10月25日(金)12時57分37秒 p2023-ipad02maru.tokyo.ocn.ne.jp

このメールが届いたらクリックして画像を見て下さい。ある部屋の画像が現れます。そしてその部屋の奥にある扉をよく見て下さい。(※必ず20秒以上!!)もしその扉から女性が部屋に入ってきたら直ちに電源を切って下さい。そして再び電源を入れこのメールを10人以上に転送して下さい。もし転送しないと夜中にアナタの部屋にその女性が訪れるらしいです。(注:女性は必ず現れるとは限りません)諦めずに見るべし!
http://www.gyahaha.com/toukou/kowa/

http://www.gyahaha.com/toukou/kowa/


アイヌの人口は23000人? 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月24日(木)15時05分31秒 U177176.ppp.dion.ne.jp


アイヌの人口どれだけか?
これもよく聞かれる質問ですが、かなり答えにくい質問です。

答えにくい状況には、大きく2つの問題があります。


●差別の為名乗りにくい、経済的破綻によるアイヌの家族の四散が少なくない。
それらの事情らにより、「アイヌの子」には、自身がアイヌである事を名乗れない人、知らされない人が多数いて、調査をしても実体数にはなかなかせまれない。

●「アイヌ」とは、そもそも誰の事か?


よくウタリ協会の会員数、あるいは、北海道庁がウタリ実態調査をやった時の人数、
23767人が、アイヌの人口であると紹介されています。
ですが、この数字は大変アヤしいものです。
http://www.ainu-assn.or.jp/ab_ainu.html
何故かと言えば、上記の実態調査のページを見ていただければわかると思いますが「人口0人」と書いてある土地にも、現実にアイヌは多数住んでいますし、そんな調査が来もしなかった人が多数存在しています。
このことから、かなりの数を「とりこぼしている」片手間な調査であると思われます。
しかも道内だけが対象で、私の家族のところには、かような調査が着たことはありませんし(苦笑)。
ただ、この調査を人口数と受け取る事は出来ないにせよ、実態についてのアンケートは、ある程度の目安になるとは思います。

また、首都圏でも同様の実態調査が行なわれ、2700人ほどのアイヌが生活している事が判明しました。
でずか、この調査も「知り合いの知り合いを辿る」というアナクロな手法(もっとも、他に手段は無いのですが)で行なわれ、正確な数を反映しているとは言いがたいものですが、目安にはなります。
この調査を元に首都圏ではアイヌは3000人いるとか、5000人いるとか、10000人いるとか言われています。
私は、底辺労務者となってドヤ街を渡り歩くアイヌが「普通に生活している」アイヌ達の想像をはるかに超える数いることを考えると、東京だけで10000人以上、名古屋と大阪を会わせると、20000人以上は居るんじゃないか、と思っています。

あと、ウタリ協会の会員数がアイヌの人口ではないのは、あたりまえのことです。
特に札幌においては、ウタリ協会に入っているアイヌの割合は、20人に1人くらいではないかとも言われています。
また、アイヌ新法制定直前には、ウタリ協会の会員数はかなり増えました。
これは新法制定に伴う「先住権」などの獲得による「ウタ協にいたらいいことあるかも」という期待から増大したものと思われますが、実際はブンカ新耕法になってしまった為に、会員数はまた減っているようです。
そんなもので入ってしまう人も、どうなのかなと思いますが。
いずれにせよ、そんな社会情勢に左右されて人口が増減する訳も無いので、ウタリ協会の会員数はアイヌの人口ではありません。

北海道庁 環境生活部総務課 アイヌ施策推進室(調査を実施した所)
http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-soumu/soumuka/ainu/jittai.html
ウタリ協会HPに掲載されている同調査のページ
http://www.ainu-assn.or.jp/index.html

下に続きます。

http://www.alles.or.jp/~tariq/


アイヌの人口は77000人? 10万人? 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月24日(木)15時04分50秒 U177176.ppp.dion.ne.jp

上の続きです。

ならば「本当のアイヌの人口」「潜在的なアイヌの人口」とは、どれくらいなのか?
このカウントの為には「何処から何処までがアイヌなのか」という話しも絡んできますので、微妙な話しですね。
そのことはのちほど。


川村カネトアイヌ記念館の館長、川村シンリツ・エオリパック・アイヌ氏によると…

「結城庄司ががんばっていた頃(1970頃)、北海道にはアイヌは77000人いました。」とのことです。
氏が定期的に講演を行っている小学校の壁新聞にも、アイヌの人口としてこの数字が書かれています。
川村さんには、北海道以外でも、時々話しを聞く機会があると思うので、その時に聞いてみると、同様の答が帰ってくると思います。
問題なのは77000という数字の根拠がわからないのと、随分昔の事なので、かなり変化していると考えられる点です。

ですが、この数字は氏のあてずっぽうではないでしょう、何故かと言うと、
1971年5月12日に、ウタリ協会の代表が当時の佐藤総理に陳情したときのテープには…

佐藤:しかし、やっぱり地方にもだいぶ出ているだろうから…いわゆる仲間がどのくらいいるかっていうと、はっきりしないだろう。
協会:確実ではないすでが、だいたい二世をいれて、7万くらいと推定されます。
佐藤:協会に入っているのは約15000…会員としていくらか出しているの?
協会:はい、年500円づつ出しております。

という会話が記録さています(三一新書、アイヌ民族抵抗史、271pより)。

いずれにせよ、かくなくとも7万人は、この当時なんらかの形で「存在しているのではないか」という感触を持たれていたのは確かなようです。

また、国連などによるアイヌの人口数は「約10万人」との数字で捉えられています。
先日、ロシアからやってきた向うの先住民族について調べている人も、
「アイヌには人口が10万人いる、これは世界の先住民族の数としては多いほうである、いつか正義は実現される」
という事を言っていましたが…
たしかに、潜在的な人口としては10〜15万人はいてもおかしくないでしょう。
でも、その中で、自分をアイヌであると名乗れている人は、ほんの数%だと思いますし、自身がアイヌの子孫であると言う事を自覚できている人でも、2割もいないのではないか、と思えます。

主に首都圏をフィールドに活動しておられる、アイヌ解放同盟の長谷川修さんには、
「実態調査では3000人、多分5000人から10000人のアイヌが首都圏には住んでいるでしょう、ですが、アイヌ関連のイベントを行っても、参加するアイヌは多くて20人ほどしかいない。この数が何を物語っているか、考えていただきたい。」
という事を、何処かで語っておられました。

こが同化政策というものの実態です。

http://www.alles.or.jp/~tariq/


アイヌの人口…日和見のように増減しています(苦笑)。 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月24日(木)01時40分50秒 R213222.ppp.dion.ne.jp

>>ウメさん

ご質問ありがとうございます。
ですが、かなり微妙なものを含む質問ですので、
とりあえず他のものにレスしてから気合入れて書こうと思います。しばしお待ちを。

>>マイさん

なんだか、俺より詳しいじゃないですか(笑)。
帯広の人でしたか、確か帯広はもとオペレペレケプでしたっけ?

クテクというのは仕掛け弓ですか、知りませんでした。
他の地方ではアマプとかいうものでしょうかね?

鹿追町というのは、意味から訳した地名なんですね。
そういうことって、よくあるそうですね。

確か、滝川と空知は、同じ地名(確かソーラフチ?滝のある川?)を、
片方は音訳して、片方は意訳したものらしいです。

ヌプカウシヌプリ?
ヌプカって野原だっけ?
だとしたら、野は背のある山? うーん。

>でも私はさっくり頭が弱いので、沢山本を読んでも、点と点が結びつかなくて困ったりします。

どんな本を御読みになったのかわかりませんが…
それは多分、マイさんの頭の問題ではなく、アイヌが置かれている状態(つまりは周囲の和人のアイヌに対する姿勢の結果)が、かなりややこしいものであるから、という事だと思います。
アイヌである私だって、初めから「アイヌについて」よく知っていたわけではありませんし(その点は和人も一緒でしょうが)、今でも知らないこと、知っていても理解に苦しむ事や、理解したくも無い事は、沢山ございます。


わからないことがあったら、なんでもお聞き下さい。
私で判る事でしたら難でもお答えしますし、わからんことでしたら、一緒に考えましょう。
それでは、また。


>>中野圭右さん
パソコンなおりましたか?
「プロキシ」がどうのと言われたのでしたら、スキャンディスクでは解決しないかもしれませんね。
私だったら「アプリケーションの追加と削除」でインターネットエクスプローラーを選択して「エラーを修復する」を試してみます。
ていうか、何日か前、tcupの都合でSampeが開かなくなっていた時に開けなかっただけかもしれませんが。

>そう言うイヌイット(?)の人とかの生活(居住地)を映した映画みたいなのをテレビで見て凄く印象に残ってます。

生活習慣が変わって若者が自殺…
うーん。
アイヌは、その状態の所に開拓民が押し寄せてきて、100年くらい経った状態である、と考えてもらえばわかりやすいでしょうか?
で、生活習慣というよりは、物理的な差別とアイデンティティギャップによって自殺する人もいる。

アイヌ民族は、現在世界で闘っている先住民族の中でも、最も早い時期に同化政策を受けた民族です。
先住民族の中には、そのイヌイットと同じ状態の人達も居れば、もっと前段階、つまり企業や民兵や戦車がやってきて住民を虐殺したり、放射能撒いたりしている最中の先住民族もいます。



http://www.alles.or.jp/~tariq/


真犯人は逃がしたくないね。 投稿者:oripakEsaman  投稿日:10月24日(木)01時13分37秒 R213222.ppp.dion.ne.jp

和人ガーZさん、名前だけでなく、ご当人も面白い人のようですね。
ご投稿ありがとうございます。

早速明日にでも、その雑誌を手に入れてみようと思います。

ご投稿の内容には、殆ど文句がありません。
あと私が付け加えるとしたら「住民運動を扱い慣れた官僚」の実際について書くことくらい…いやいや。

一つ忘れてはならないのは「アイヌ共有財産訴訟」と先住権は別物だという事ですか。
理由は簡単、この裁判は先住権を主張している裁判ではないからです。
でも、よくしらない人はこの裁判を「アイヌの共有財産=先住権」と捉えてしまいますよね。
うまく仕組んだレトリックだと思います。 文化振興法にこんな毒を入れておくとは、さすがですね。


いきなりですが、私の財団の評価をちょっとばかし書いておきたいと思います。
なんでこんな事を書くかと言うと、財団とは多少は関わり(明確な敵として、助成金を消化する側として、財団のイベントの出場者として、などなど)がありますので、「財団と合間見えると何が起こるか」について、多少は経験があるので言いたい事がある…
というか、自己顕示欲が強いだけのような気もしますがね(笑)。


○財団の文化振興について思うこと。

文化の振興に関して一定の進歩があるのは、云億円投入しているので当たり前。
問題なのはその内実。

毎年亡くなっていく多くのエカシ・フチからの聞き取りに関して、成果が上がった…
と言いたいところだが、文化財団の予算は、そういう地道な聴き取りや継承に使われている部分も多少はあるだろうが、どっちかというと「アイヌ文化イベントの振興をやった」という表面上のパフォーマンス要素の強いものに多くが投入されているし(云億円使って展覧会やったり←児玉コレクションもその一つ)、
http://www.alles.or.jp/~tariq/honehone/ainu.html
「アイヌがアイヌとして生きる為」に是非とも欲しい、継続的な伝承活動には、それほどの効果を期待できない。

一方、イベントや交流などで、人の動きが出るようになったとはいえ、受け入れ団体(つまり各地の市民団体)の労苦に関しては何も出ず、財団の予算消化に追われているのではないか、という観も否めない。
予算の決定・不決定の経緯が不明瞭かつ不平等である事も、その理由の一つである。
また、それが分断(派遣される人間・受け入れる側の人間ともに)の元となっている。
分断の根本は、金そのものというよりは、その金の操作をしている所である事は明確である。

一つだけ評価するとしたら、今まで脚光を浴びなかった、学者にチヤホヤされない分野(言葉が出来ない・権威が無い・最近始めた)の伝承者のご老人や、地域の実践者達(定年以後の人達ね、若いのは含まない)が、イベントに呼ばれる事を通じて、旅行が出きるようになった事くらいか。
あと、アイヌ語に関しての予算が増えた事…といっても、財団のほかの事業に比べればスズメの涙なので、不充分を通り越して、ロクなものでもないのも確か。

だが、老人方の旅行は、方向性からして、よく考えたらば、ウタリ協会とかが奮発(ウタリ福祉対策で動いている総額から考えればたいした金額ではないはずだ)して旅行させてあげればよい話しであるし、文化振興の名目でやるようなものでもないはずだ。
また、その「苦労したみんなで楽しい旅行」であってほしいものにも、分断の影は付きまとう。


これらの事を総合した私の評価。

→結局は首根っこを捕まれるだけなので、和人の支配する財団は、なくてもいい。

 理由は簡単。評価できる点は少なく、問題は山積みだから。
 特に、アイヌ同士の分断が深刻化しているのは大きな問題である。
 そもそも、タタリ協会があるってだけでも分断が…いやいや(苦笑)。

また、私のこの判断は、政府からの反省の弁があろうがなかろうが、変わりません。
反省態度の有無には関係無く、あの法律は「アイヌ分化侵攻砲」であるからです。
本気で反省してたら、あんな法律作らないでしょうし…
むしろ反省の弁が無かった分、政府の意図が、なんぼかわかりやすくなっていたのでは…?

http://www.alles.or.jp/~tariq/


質問です。 投稿者:ウメ  投稿日:10月23日(水)22時06分32秒 edu.communitynet.ca

アイヌの人口は現在減ってるんですよね?はっきりした数字がわかれば教えてください。あと政府からの生活補助はどの程度まで受けることができるんですか?たとえばカナダのアボリジナルの人達は生活費も教育費も医療費もすべて負担されています。