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2012/7/13


セッションの体験談をご紹介します。今回体験談を書いてくださったのは、匿名希望さん(女性)です。メールとブログの引用をしていますが、「ブログは自分の日記としてつけていて、普段は公開していません。直接のリンクは貼らずに、内容の引用のみでお願いします」とご希望をいただいたため原文の外部リンクはありません)

ユーリさま







こんばんは、○○です。



昨日は、ありがとうございました。



それから傘をいただきまして、助かりました。







神経症的傾向のある人だ、という内容の

加藤諦三さんの本に書いてある通りの自分

である、と思っていました。

だからどうすればいいのか、

ということは本には書いていない。







カウンセリングに行っても、答えは教えてくれず、

ただただ自分の過去を話して自分で考えるように、

自分で解決していくようにと促されるだけでした。

1回のカウンセリングの限界だとは思うのですが。







ユーリさんのセッションでは、

23歳の時の同僚とのことや義父とのことよりも、

母との関係、伯母との関係がより

今の私に影響を与えているということを

教えていただいて、驚くと同時に、

非常に納得することができました。







そして、今家を出たいと思っていたことが、

いい方向にいく可能性があることを知って、

より、前向きになれています。







1週間前くらいから転職も考えていて、

(まだはっきり決めてはいないですが)

新しい人間関係の中で、ありのままの素直な自分で

相手に一歩踏み出してみる、ということを実践できる

チャンスではないかな、と思いました。

頑張ってみようと思います。







それから、ヒプノセラピーのこと。

思い浮かんだものは、自分で意図的に思い出したのかな、

と思ってしまい、何だかうまく伝えられませんでした。

もっと空想的な内容が浮かぶのかと、思っていたので。

詳しい内容は以下のようなことです。







(ユーリ注:以下メールではなくブログから引用させていただきます。メールはブログの一部抜粋だったためです。

またブログの記述についてはご本人から
※ユーリさんを「ユーリ」と呼び捨てで書いてます、ごめんなさい。。。
※内容は、記憶をたどっているので、間違っているところがあるかもしれません。
と注釈をいただいています)









ヒプノシス

12/2(日)

 

今日はヒプノセラピーをはじめて受けます。







Mr.childrenの曲、hypnosis。

どうして櫻井さんは、このタイトルをつけたのだろう。







16時に、西武新宿線の中井駅です。

歩いて10分強、

ユーリの家につきました。







ユーリはラフな格好でショートカットの

40代くらいの女性でした。

かなり古い住宅、雰囲気のある部屋に通されます。







お茶を入れてもらって、

さっそくカウンセリングがスタート。







人間関係がうまくいかない。

特に女性と。







23歳ごろのあのことがあってから、

女性が怖くなった。







そして家族について聞かれる。

義理の父と、母と弟、伯母。

実父の記憶、義理の父がきた記憶、

弟が生まれた記憶、



そして母に再婚であることを知らないふりを

ずっとしてきた自分。



ユーリは、

一番愛している人に、たずねたいことをたずねられなかった、

だから人に一歩踏み込めないところがある。

そう言いました。



まさに当たっていました。



昨日お別れした彼との関係も、そうでした。







そして、伯母と母から

余計なことをいう子だ、気が利かない子だ、

伯母に似ているから結婚できない

などと言われ続けて傷ついてきたことを伝えました。



それも、私が口をつぐんでしまった原因の一つだと、

ユーリは言いました。







父からの性的虐待、

中学生の時見た近親相姦のドラマ、

伯父が家にきたこと、

そうやって知らない男性が家にくることが嫌だったこと。



それについてはユーリは何も言いませんでした。







弟との関係。

とてもかわいがり、私が一番素直でいられる存在。



私が男性との方がうまくしゃべれるのは

それが原因とのこと。

そして、保護的役割をしていたから、

よい家庭が築けるだろうとのことをユーリは言いました。







私が19歳で家を出て伯母と暮らしていること、

もうすぐ一人暮らしをしようと思っていること。



ユーリはそれはいいことだと思う、と言いました。

母や伯母と離れた方が、新しい自分で

やり直すことができるのだと。







私がこのセラピーを受ける、

目的をここで聞かれました。







私は答えました。

あたたかい家庭を築くことが一番の夢です。

特に、子供を幸せにしてあげたい。

子供が好き、というか、

子供は純粋で、それが憧れであり、幸せであってほしいと

強く願っています。



でも、今の自分にはそれができない、だから治したい。







ユーリは聞きました。

今のままのあなたではそれができないのですか?







人が苦手な私では、だんなさんも子供も幸せにできない。

子供と遊ぶボランティアをしてもうまくいかなかった、

子供が怖いとさえ思った。



今のままの私では、子供と接していけない。







ユーリは言いました。

ボランティアで接する子供と自分の子供とは違う。

自分の子供はお母さんを一番愛する、

お母さんしかいない。

全く違うのだと。

子供から学ぶし、今のままのあなたでも

十分に育てていける。

まして、子供時代につらい経験をして、

子供を幸せにしてあげたいという考え方をしている

あなたなら、幸せな家庭が築けると思う

子供にもつらい思いをさせるのが当たり前だと

考える人なら別だけど。







とても救われる思いがしました。








私は質問しました。

私は弟にもきつくしかってあげられない。

嫌われたくない、怒らせたくない。



そんな私では、大事な時に、子供を叱れない。







ユーリは言いました。

大丈夫。

コモンセンスペアレンティングという言葉を

Webで調べてみてください。



私はメモしました。



きちんと子供のしつけを学べば、大丈夫。

それから夫のしつけは犬のしつけといっしょです。

他のところを向いたら、反対を向かせる。







休憩が入り、次はヒプノセラピーだと

ユーリは言いました。

座ってろうそくを見て話すか、

寝て目を閉じて話すか、選んでください。







ユーリは言いました。

男性を選ぶときは、

女性の家族、母、姉、妹を大事にしている人を選ぶといい。

女性を大切にできる人です。







父親を敬う人を選ぶといい。

上司とうまく行く人です。







どうでもいい他人に優しい人を選ぶといい。

あなたがひどいことをしたとき、その態度をとる人です。







嫌だということをする人は選ばないほうがいい。

それを愛と勘違いする人がいますが。







私は聞きました。

同じ悩みを持った人の方が分かち合えるのでは?







ユーリは反対しました。

なるべく幸せな家庭で育った人を選んだ方がいい。

世の中には無数の悩みがある

数学の正解は1つ、不正解は無数にある。







あなたという人と一緒になる人は、悩みのない、1つの方の人を選んだ方が、

その二人が一緒になった方が、ずっと答えに近くなる。

無数の方を選んでは、答えが見えにくくなる。







私はとても納得しました。







ベッドに横たわり、目を閉じるように言われました。

電気が消されて、ろうそくがともされているようです。

ヒプノセラピーがはじまりました。








ユーリが語り始めます。

力の入っているところに意識を向けて、

全身の力をそこに集めて、

ストンと力を抜く。

それを3回繰り返す。

それから、足やひざやあらゆるからだの部分に

スイッチがあるとして、そのスイッチをひとつひとつ

消して力を抜いていきましょうと。



なんだかうまくできなかったけど、やってみました。







そして

広い気持ちのいいゆるやかな階段に居て、

そこを一段一段降りていくことを想像するように

と言われました。



途中で開けたところがあって、そこで立ち止まって

いつも持っているもので何かを思い出してください。



私は定期券入れを想像する。

すると、その見た目や手触りを細かく、細かく

思い出して、と言われました。

どれくらい近くに、どんな方向にそれがあるのかも

想像してみる。







次にまた、階段に戻る。

また開けたところで別の世界に行く。

目の前にドアがあり、ポスターが貼ってある。

花が咲いている。

どんな花なのか、どんな景色なのかを思い浮かべる。

そのドアを開けると、

ポスターと同じ景色が目の前に広がっていて、

あなたは実際にその中に入っていく。

風や音やにおいが感じられる。

そこをしばらく歩いて、横になる。

空にぽっかりと雲が浮かんでいる。

それがだんだんと近づいてくる。

そしてすっぽり包まれ、

そのままグングン空をあがって行き、

地球を飛び出して宇宙に行く。

そしてあなたが幸せだ、と思う世界に

その雲が連れて行く。

グングン降りて行って、

その場所に着きました。

雲がすーっと晴れていきます。

そこはどこですか?







私が思い出したのは、

子役をやっていた時に撮影で母と訪れた

新築のようなきれいな家の前だった。

黒い車が止まっている。

オレンジの光が窓からもれている。

幸せそうな家族が窓から見えて、

優しそうな細面の知らないお母さんの笑顔が見える

中に入ると真新しくてあたたかい

クリーム色のリビング。

生活感はない。

でも、ソファや家具はおいてある。

モデルルームのように。

そこには誰もいなくて、

私一人だけがいる。

2階にあがる階段はすべすべで気持ちがいい。

私はとてもうれしい気持ちだ。

この新しい家は自分のもの。

何かがはじまる。

そんな気持ち。

ここには誰もいないけど

誰もいなくてすがすがしい。

誰かが来るとわずらわしい。

でも少しだけ、さみしい。








ユーリは聞きました。

さみしい気持ちがある。

もっと幸せな気持ちになれるとしたら、

どんな場面ですか?







寝室が思い浮かぶ。

実家の寝室のような、昔住んでいたアパートの寝室のようでもある。

でももっと新しくてきれいな部屋かもしれない。

さっきと同じクリーム色の部屋に

ふとんが3つしいてあり、

真ん中にさらさらの髪の男の子が寝息を立てて眠っている。

その奥にだんなさんが同じく気持ちよさそうに眠っている。

私も、手前にぐっすりと安心しながら幸せそうに眠っている。

痛いところも、悩みも心配事も何もない。

とても幸せそうに眠っている。







ユーリは言いました。

どちらがより幸せなシーンですか?







私は答えました。

どちらも幸せだけれど、

少しだけ、今のシーンが幸せです。







ユーリは笑いながら言いました。

この幸せな場面を普段からよく思い浮かべるようにと。







ユーリは聞きました。

何か質問はありますか?







私はたくさん話をした方がいいですか?







ユーリは言いました。

それはあなたの中に答えがあるから考えてみて、と。







私はいいました。

話は自然に出てきます。

がんばらなくても、ありのままの、素直な自分でいれば

話ができます。







ユーリは言いました。

そうですね、ありのままの、素直な自分でいれば

大丈夫ですよ、と。







そして終わりました。

眠っていたような気持だったけれど

意識がはっきりしていたし、

潜在意識というよりは少し頭を使って

話していたような気がしました。

催眠状態には入っていなかったかもしれない、と。







でも、たくさんの答えが見えが気がしました。







ユーリは再度、

相手に一歩踏み込むようにすること、

それを1年間意識的に続けてみること。

ありのままの素直な自分で相手に接すること。

これを私に伝えました。







料金を支払って、終了しました。

雨が降っていて、ユーリは傘を一本くれました。







セッション中、たくさん泣いたなぁ。



駅まで行くと、電車が人身事故で止まっていて

なぜか足止めされました。

近くに日高屋があったので入りました。

おなかはすいてなかったけど、食べろということか。

ギョウザとビールとソラマメと、

キムチと温泉卵と半ライスを注文して

いっきにたいらげました。

少し酔いながら、セラピーのことを思い出していました。







店を出て駅に向かうと人身事故は終わっていて

電車を10分くらい待って帰りました。

昨日、彼と会う前も、人身事故で電車が遅れていたなぁ。

なんでだろう?







今日は、何も考えないで寝てしまおう、と思いました。

 









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