2017.9.26
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[総合第91回]


●ROM/RAM/RTC基板が出来てきました

「ROM/RAM/RTCボードの製作」[第32回]で、痛恨のミスによって作り直しをしておりましたプリント基板ができてきました。

まだ出来てきたばかりですので部品実装をして動作確認をするところまではしておりませんが、今度は多分大丈夫だと思います。
どうせ作り直しをするのだから、ということで27C512も実装可能にしました。
左下に追加したDS1(2Pディップスイッチ)で選択します。
ROM/RAM/RTCボードはマイコン独立化システムに必須のものではありませんが、前回説明しましたカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードとこのボードを組み合わせることで、文字の色もスクロール表示できるようになります。
また実行時のログが取れることと、ZB3BASICでDATE$、TIME$が使えるようになります。
マイコン独立化システムが一段と機能UPしますので、これはおすすめです。

●VGA/CRT/COLORインターフェースボード

前回説明しましたように、現行のVGA/CRTインターフェースボードにカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードを増設するためには、VGA/CRTインターフェースボードに10箇所の配線をハンダ付けしなければなりません。
またVRAMを外して、そのあとの28pinソケットにカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードの裏側に取り付けた28pinICソケットを重ねて置くことになりますが、ちょっと不安定で少しさわっただけで外れてしまいます。
それでも現行のVGA/CRTインターフェースボードを利用するにはそうするより仕方がありません。
前回書き漏らしましたが、VGA/CRTインターフェースボードに追加配線すると同時に3箇所パターンカットが必要です。

あるいは、「そこまではやりたくない。なんとか別の方法はないか?」とお思いの方もいらっしゃるのでは、と思います。
そこで、なんとかならないものかと、現行のVGA/CRTインターフェースボードを見ていましたら、右下のICをちょっと詰めて移動させれば、なんとかなりそう、という気がしてきました。
そのように思いついてなんとかしてしまった基板です。

現行のVGA/CRTインターフェースボードの右下部分を整理して、そこにカラーキャラクタディスプレイインターフェース回路を載せてしまいました。
この基板もまだ出来てきたばかりですので、これから部品を実装して動作確認をすることになります。
ひょっとするとまた作り直しということになるかもしれませんが、どうせまだこれから説明書も作成しなければなりませんし、プログラムもまだこれからというところも残っていますから、その間に基板も出来てくると思います。

この基板はカラーキャラクタディスプレイインターフェース回路を内蔵していますから、外部にカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードを増設するための追加配線は不要です。
ただし現在のSDカード/PS2キーボードインターフェースボードに加えてROM/RAM/RTCボードを外部に増設しなければならないことは、現行のVGA/CRTインターフェースボードの場合と同じです。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第91回]
2017.9.26upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る