2016.10.8
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マイコン独立大作戦
CRTインターフェースボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[第31回]


●ND80ZVの10pinコネクタ(2)

前回ND80ZVに10pinコネクタを増設するための基板について書きましたが、それをお読みになったND80ZVユーザーのH様からメールをいただきました。
H様には以前CP/M互換DOSについてご協力をいただきました。

ND80ZVではCP/M互換DOSを実行する場合には、メモリ増設基板をCPUとROMのICソケットの上に取り付けます。
私は今回の10pinコネクタの追加でも同じ考えで10pinコネクタつきのメモリ増設基板を作って、それと交換してもらうつもりでした。
その場合の費用をどうするか、ということがちょっと悩ましい問題でした。
メモリ増設ボードをご購入いただいたお客様にとっては10pinコネクタを追加するためだけに二重投資になってしまいます。

そうしましたところ、H様からいただいたメールには私が気が付かなかった妙案が書かれていました。

「現在のメモリ増設ボードからZ80を外して、そこに今回のメモリなしの10pin増設ボードをつけたらどうでしょうか?」

いや。
これは気が付きませんでした。
随分頭が固くなってしまっていました。
なるほどその通りです。
そのようにすればメモリ増設ボードをご購入済みのお客様も必要な部分のみを新たにご購入いただくだけで済みます。

H様。
良いことを教えていただき有難うございました。
これからもご協力をお願いいたします。

CRTインターフェースボードの製作[第31回]
2016.10.8upload

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