2015.11.24
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新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット

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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第58回]


●周波数カウンタ(A)の基板修正と追加配線

しばらくぶりの更新になってしまいました。
ご注文が重なってしまって、この連休をつぶして作業をしておりましたのと、この機会に新規の基板の設計と製作をしてしまいたいと思ったため、ついホームページの更新が後回しになってしまいました。
やっと出荷が終って、それから新規基板の発注も済んでひとまずひと息ついたところです。
でもこれからまだ周波数カウンタ組立キットの説明書を仕上げなくてはなりません。
相変わらず多忙な毎日です。

さてその周波数カウンタ組立キットなのですが。
以前にも少し書きましたように、一部配線の変更などがあります。
もちろん組立説明書でも説明はしますけれど、図や文章で説明するよりも実際の写真で見ていただくほうが分かりやすいと思って写真を用意しました。
組立てをする際の参考にしていただければと思います。

こちらは周波数カウンタ(A)の部品実装前の基板です。

IC2(PIC16F883)の裏側の配線を一部修正します。

こちらは部品実装後の裏側の写真です。

IC2のPIN13の上と下で配線をカットします。
それからIC2のPIN17とIC3のPIN6とをビニール被覆線で接続します。

こちらはその部分の拡大写真です。

実はIC2のPIN17とIC3のPIN6とをつなぐラインがIC2のPIN13にショートしてしまっていることに気が付かずに基板を作ってしまいました(汗)。
そのための修正作業です。

●周波数カウンタ(A)の部品実装について

周波数カウンタ(A)は基板ができたあとで一部回路の変更をしたために、シルク印刷と異なる部品の実装をしていただくところがあります。
下がその部分の拡大写真です。
こちらは部品実装前の写真です。


下は部品を実装したあとの写真です。

T1(C1815)にはトランジスタは実装しません。
代わりにダイオード1N4148を写真のように実装します。
カソード(帯マークのある側)を左側のランドに、アノードを真ん中のランドに取り付けます。
C3は実装しません。
R9は10KΩになっていますが、ここには33Ωを取り付けます。
またR10も10KΩになっていますが、ここにはダイオード1N4148を取り付けます。
写真のようにカソード(帯マークのある側)が上向きになるようにします。

●周波数カウンタ(B)の追加配線

周波数カウンタ(B)も1箇所追加配線があります。
下は部品実装前の周波数カウンタ(B)の基板です。

追加配線は基板右下のS1(14pinソケット)の部分で基板裏側で行います。

こちらは部品実装後に追加配線をしたあとの写真(基板裏側)です。


基板表側のS1(14pinソケット)の部分の拡大写真です。


こちらはその部分の部品実装後の基板裏側の写真です。

pin13とpin2を抵抗のリード線の切りくずでショートします。
[第56回]で説明をしておりますセラミック発振子の測定を思いついた時点で、水晶の代わりにセラミック発振子をつけるときに真ん中の端子(GND)が未配線であるということに気が付きました。
そのための追加配線です。

周波数カウンタ組立キット[第58回]
2015.11.24upload

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