[プチ連載です]
Legacy8080用オプションボードの製作
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葛Z術少年出版様からLegacy8080用のオプションボード製作の依頼を受けました。
そのボードには電流制限素子(ポリスイッチ)をつけることになりました。
そこで…。
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[第2回]
●ポリスイッチをテストしてみました(1)
製作予定のPPI接続基板に流れる電流量はどれくらいを考えたらよいでしょうか。
前回説明しましたようにLegacy8080にはユーザー用PPI(82C55)が4個搭載されています。
その全てに製作予定のPPI接続基板を接続した場合を想定します。
Legacy8080に付属の電源は+5V2Aです。
Legacy8080本体はフロントパネルのLEDが点灯しているときでも200mA〜300mA程度しか消費しません。
ただ余り大きな電流が本体基板を通じて流れるというのは決して好ましいことではありませんから適当な値に制限すべきでしょう。
最大4枚のPPI接続基板を接続した場合にトータルで1Aに制限したとしますと、PPI接続基板1枚当たりでは最大250mAになります。
そのように考えると250mA程度を流せるようなポリスイッチを選択するのが適当らしいということになります。
秋月の扱い品から選択するとRXEF025(250mA(500mAで遮断))が適当なようです。
そこでさっそくRXEF025を入手してテストをしてみました。
+5V3Aの電源を用意してそこに電流計と電圧計をつなぐとともに、+5VとGND間にポリスイッチRXEF025と1W1Ωの抵抗を5本直列につなぎました。
合計5Ωですから回路には計算上は1Aの電流が流れることになります。
そして(A)点と(B)点にオシロをつないで電流が変化する様子を電圧波形で観測できるようにしてみました。
下はテスト中の写真です。
ポリスイッチの部分を拡大してみました。
説明の途中ですが時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。
Legacy8080用オプションボードの製作[第2回]
2016.6.27upload
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