標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第387回]
●久しぶりの更新です
ここのところ、いろいろ調べたり試したりしていることがありまして、それがどうにもうまく進まなくて…。
しばらくローペースが続きます。
久しぶりに復帰しましたので、ちょっと調子がでませんが、お許しを願います。
●テスト回路を作って試してみました
MYCPU80の製作で学んだことをもとに、回路の改良を考えました。
クロック周りの簡略化です。
MYCPU80では、命令回路の動作クロックとしてT、M、Wという3種類のクロックを使っていました。
その部分の回路図は[第137回]にあります。
最終版の回路図はこちらです。
どうして3種類ものクロックが必要なのかといいますと、まあ当初の考えが練れてなかったのが一番の理由です。
回路図をじっくりと検討してみた結果、かなり減らせそうな気になってきました。
Tクロックはほとんど偶数のみ(T0、T2、T4…)を使用していることに気がつきました。
奇数をつかっているところもタイミングを少し考えれば、偶数にできそうです。
そうすると、このTクロックのところは回路を半分にできそうです。
もうひとつ、MEMWR、REGWRの回路もひと工夫してみました。
MYCPU80のregWR、MEMWR信号は、上の左側タイミングチャートのように、ちょっと幅がせまくてつらい信号になっていました。
右側のチャートのようにしたい、と考えました。
●テスト回路の回路図です
ちょっと時間が無くなってしまいました。
テストの結果や、その説明については、次回にいたします。
2009.11.29upload
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