標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第407回]
●PIC18F4550のData Sheet
まずはPIC18F4550についてざっと説明をしたいと思います。
PIC18F4550のData SheetはMicrochip社のサイトからダウンロードできますから、皆様もぜひダウンロードしていただいて、私が味わいました苦しみをせめて一部でもぜひぜひ共有いただきますように、と願っております。
Microchip社のホームページです。
余談ですけれど、Microchip社のホームページは以前([第395回])にもご紹介しております。
そのときの画面のコピーでは、上の図で空白(プラグイン)になっているところに、しっかり写真がでていました。
前にお見せしたものはWindowsXPでアクセスしたときのコピーで今回のものはWindows98でアクセスしているのです。
Windows98のサポートが終わってしまって、それにつれてプラグインもWindows98上では動作しないものが多くなって、その結果がご覧の通りです。
しかしですねぇ。
わたしゃメーカーにも言いたい。
あんたら、なに考えとんの?って。
最近は、あっちでも、こっちでも、なんだか矢鱈ちゃらちゃらして重たいページが多いようですけれど、たとえば、Microchipのこのページ。
なんでここにプラグインでなきゃあ表示できないような画像が必要なのか?
こんなもの、はっきり言って邪魔なだけじゃないの。
ホームページの画像がきれいかどうかってことで、Microchipを評価しようとか、訪問するかしないかの判断に使おうとか考える者はだれもおりゃあせんでしょうが。
なんでこういうくだらぬところにエネルギーを使うのかねぇ(昔人間にはとんと理解ができませぬ)。
あ。それで、データシートのダウンロードでした。
「Data Sheet」をクリックします。
するとここへいきます。
ここではまず左の「Data Sheet Finder」をクリックします。
で、右側に表示される、Data Sheet Finder画面のStep 1の「8bitPIC Microcontrollers」をクリックします。
よくPICの紹介記事で、PIC16Fなどを12bitCPU、このPIC18F4550を16bitCPUというように紹介しているのをみかけますが、全部8bitCPUコアのようです。
最後にStep 2のSelect a Device窓の▼をマウスでクリックします。
すると下図のように、デバイス名がずらずらっとでてきますから、その中からPIC18F4550を選んでクリックします。
するとここにきます。
これで終わりかと思うと、それが違うのです。
なかなかにたどり着くまでが一苦労です。
上の画面の赤丸で囲ったところをまたクリックします。
するとようやくダウンロード画面になります。
PIC18F2455/2550/4455/4550 Data Sheetをクリックすると、やっとダウンロードがはじまります。
ダウンロードしたData Sheetの表紙です。
438ページもあります。
全部みごとに英文です。
私はどうも画面でドキュメントを読むのが苦手で、とくにこういうData Sheetなどは、画面で読んでいると、さっぱり頭に入りません。
で、全部プリンタに打ち出します。
なかなかに大変です。
時間もかかるし、紙もインクも消耗しますけれど、やっぱりそうしなければ、頭に入ってこないものですから、仕方がありません。
そこまでしてプリントアウトするからには、当然、読みます。
ええ。全部は読みませんけれど、必要なところは、読みますよぉ。
だって、そうしなければ、使いこなせないじゃありませんか。
皆様も、ダウンロードして、ぜひお読みくださいませ。
これがPIC18F4550のピンレイアウトです。
PIC18F2455〜18F4550のsummary(概要)をまとめたページです。
USBについての紹介がトップにおいてあります。
やっぱり「目玉」なんでしょうねえ。
時間がなくなってしまいました。続きは次回にいたします。
それまでに、皆様、どうかPIC18F4550のData Sheetをダウンロードしていただいて、しっかりとお読みくださいませ。
2009.12.25upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る