標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第600回]
●64ビットでこけて、さて次の一手は?
Windows7を、うんと安上がりに導入しようとしましたら、みごとにこけてしまいました。
うう。いかにも甘かった。
もう少し、まじめに調べてから購入するべきでした。
今更調べてみたって遅いのですけれど、今回Windows7のセットアップを試みたパソコンは、ケースに貼りつけてあったメモによると、5年ほど前に組み立てたもので、CPUはCeleron D(315?)らしい。
Celeron Dが64ビット対応になる直前のものらしいことがわかりました。
私のボードはSocket478なのですけれど、64ビット対応版のCeleron DはSocket775以後のものなのだそうです。
うむむ。
こりゃあ、見事にアウトです。
さて、ではどうする?
こうなったら、やっぱり1セット新規に組むしかないじゃありませんか。
とほ。こんなはずじゃなかったのに…。
新規に組むとなると、今はハードディスクだってDVDドライブだってシリアルだから、手持ちのものを使うわけにはいかないし、キーボードだってマウスだってUSBでしょうし、それにそれに、どうせメモリだって手持ちのもので間に合うわけはないだろうし。
うわあ、じゃあ、ほんとに丸ごと新しく作らなくちゃいけないじゃないのぉ。
じょーだんじゃないなあ。
こんなんだったら、少しばかり高くったって、おとなしく32ビット版のWindows7を買えばよかった…。
う。まてよ。
うう。そーなんだ。
ちょっともったいないけれど、この64ビット版はしばらく置いといて、32ビット版のWindows7を買えば?
なんだか、めちゃめちゃ高いWindows7になってしまうけれど、それでも1台新規に組み立てるよりは、安くあがるのではないか?
ええ。
大体において世の中というものは、こういう展開で、だんだんと傷口が広がっていくもののようでありますねえ。
いいかげんに古いハードになんかこだわらないで、新しいのを1台作ったほうがよかった、のでしょうけれど…。
やっぱり、モノが十分では無かった時代に育ったせいでしょうか、とにかく、捨てられないのですよ。
それに、とにかく、WindowsXPが動いているヤツなのですから。
まだ、ほんの5年前に組んだヤツなのですよお。
ほんとにいいのか、おい。
一瞬、どこかで声がしたような。
だいじょうぶ、でしょう。
なんたって、Microsoft様もわざわざごていねいに32ビット版を用意していることでありますし。
そりゃあ、あれだ。
きっと、WindowsXPが動いていたパソコンにインストールするつうのが、ターゲットなんでしょお。
●Windows7 Home Premium 32ビット版です
ええ。また買ってしまいましたよ。今度は32ビット版を。
こんなことになるのなら、ちょっとばかり高くったって最初から32ビット版を買っておけば、古いハードにだって入れられたでしょうし、その気になれば新しいハードにだって入れられたでしょうに。
なんとおろかなこと。
ええ。ええ。
もっとおろかなことだったのですよお。
さっそく32ビット版でセットアップを開始しましたら。
おお。今度はうまくいっているようです。
うう。
ちと、遅いような…。
はて。WindowsXPのときはもっと快適にセットアップが進んだようじゃったが…。
一抹の不安が心をかすめます。
それでもなんとかセットアップの最終段階。
インジケータがのろのろと進みます。
が…。
うう。
いくらなんでも、ちと遅すぎるのでは?
あれ。ハングアップしていらっしゃる。
しょーがないから強制リセットしてみましたけれど。
セットアップの途中から、先へはとうとう進んでは、くれませんでした…。
矢尽き、刀折れ、万事休す。
ジ、エンド…、であります。
ほんと、ばかばかしいったらありませんなあ。
なにやってんでしょーね。まったく。
2010.9.3upload
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