標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第634回]
●ND80ZV組立キットのパーツの写真です
ND80Z組立キットのパーツを写真に撮りました。
各写真をクリックすると、大きい画像が見られます。
ICとICソケットです。
ちょっと不鮮明になってしまいました。
抵抗、集合抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタ、クリスタル、7セグメントLEDです。
キーパネル、キートップ、キーボディ、透明キーキャップ、キーシールです。
その他のパーツです。
CDROMです。
う。このタイトルはまずかったか?
ND80ZV付属ソフトウェアの取扱説明書、のように思ってしまいます。
そうではなくて、
ND80ZV付属ソフトウェアと取扱説明書、です。
☆☆☆☆☆
やっとND80ZVの説明書の作成作業も完了しましたし、気になっておりましたUSB接続時にND80ZVが時々不明なデバイスになってしまう件もクリアできましたし…。
あ。
そうでした。
まだその件については、お話しが終わっておりませんでした。
その続きをまだ書かなくてはいけませんでした。
●PIC18F14K50のフローチャート
そうしますと、まずはこのあたりから説明をすることになります。
PIC18F14K50のプログラムの概略フローチャートは [第580回]でお見せしました。
しかしその後に、[第592回]で説明をしましたように、当初はZ80側が232C受信データを要求するときは、232Cセレクト信号の立下りのタイミングでPICにそれを知らせ、そうではないときにPICがUSBデータを受信したときは、それをPICがZ80に知らせることでデータを受け渡ししていました。
これは[第592回]でも書きましたようにちょっとちぐはぐで気持ちの悪い方法でした。
幸か不幸か、そこのところがひっかかってしまって、そのデータの受け渡しの手続きを変更することになってしまいました。
[第592回]でそのところのプログラムを変更したことについて説明をしたのですが、プログラムのフローチャートについては、なにしろずっと時間がなくて、直すことができずにここまできてしまいました。
やっとフローチャートも変更することができましたので、あらためてお見せすることにいたします。
どこを変更したかといいますと、Z80STB?のNO以下のところです。
Z80からのデータ出力が無い(Z80STB=NO)ときは、次にZ80がデータを要求しているかどうかを確認します(Z80REQ?)。
データを要求しているときは、それがRS232Cデータかどうかを確認します。これは232Cセレクト信号がアクティブかアクティブでないかで判断できます。
それによって232Cデータ要求ならば232C受信バッファのデータをZ80に送り、232Cデータ要求でないならば、USB受信データをZ80に送ります。
232C受信データは、割込みによって、232C受信バッファに蓄えられます。
USB受信データはEP1[out]の着信時にホストから受け取ったデータをdataBFに転記します。
2010.10.11upload
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