標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第745回]
●受信メールのアドレスをアドレス帳に追加する
前回書くつもりだったのですが、時間がなくなってしまって、書くことができませんでした。
受信したメールの差出人をアドレス帳に追加するのは簡単です。
受信したメールを開きます。
差出人のところに表示されているアドレスを右クリックします。
表示されるメニューで「アドレス帳に追加する」をクリックするだけです。
アドレスは「記録用アドレス帳」に追加されます。
●Outlook Expressのアドレス帳をThunderbirdにインポートする
前回はすでにインストール済みのWindows LiveメールからThunderbirdにアカウントの設定をインポートしました。
実はWindows Liveメールからインポートできるのはアカウントの設定だけで、そのほかのアドレス帳やメールボックスはインポートできません。
アドレス帳やメールボックスは、WindowsXPのOutlook Expressからエクスポートしたファイルからインポートすることができます。
Outlook Expressのアドレス帳はCSVファイルでエクスポートしたものを用意します。
CSVファイルでのエクスポートについては[第739回]で説明いたしました。
Outlook Expressのアドレス帳からエクスポートしたCSVファイルはUSBメモリに保存します。
そのUSBメモリをWindows 7にセットしてから、Thunderbirdを起動します。
「ツール」をクリックするとメニューが開きますから、「設定とデータのインポート」をクリックします。
設定とデータのインポートの画面が表示されます。
「アドレス帳」を選択して「次へ」をクリックします。
「テキストファイル(LDIF,.tab,.csv,.txt)」を選択して、「次へ」をクリックします。
ここでOutlook Expressを選択することはできません。
ここで表示されているOutlook Expressは、「このコンピュータ」にインストールされているOutlook Expressを指定するためのものです。
このコンピュータのOSはWindows7ですからOutlook Expressはインストールできません。
「アドレス帳ファイルを選択」画面が表示されます。
左のツリーからUSBメモリを選択します。
「ファイル名」の右の「ファイルの種類」のところで、「カンマ区切り」を選択します。
するとCSVファイルが表示されます。
Windows Liveメールは、ANSIからUTF−8へコード変換する必要がありましたが([第740回])、ThunderbirdはOutlook Expressからエクスポートしたままのファイル(ANSI)をそのままインポートします。
ここではxpadrs.csvを指定しました。
「開く」をクリックします。
インポートするデータ項目が表示されます。
不要なチェックは全て外します。
左の項目と右の項目を一致させます。
メールアドレスが不一致の状態です。
右側の「上へ」「下へ」をクリックすると、左側の項目がそれにしたがって上下します。
移動するとチェックが外れてしまいますから、チェックを付け直します。
上のように一致させたら、「最初のレコードにはフィールド名を含む」がチェックされていることを確認した上で、「OK」をクリックします。
「完了」をクリックします。
アドレス帳を開いてみました。
Windows Liveメールのアドレス帳では、私の名前がひっくり返ってしまいましたが([第740回])、Thunderbirdのアドレス帳ではちゃんとまともに表示してくれました。
●Outlook ExpressのメールボックスをThunderbirdにインポートする
Outlook Expressのメールボックスのエクスポートについては[第711回]で説明を致しました。
エクスポートしたフォルダはUSBメモリにセーブして、そのUSBメモリをWindows7パソコンにセットします。
Thunderbirdを起動して、「ツール」→「設定とデータのインポート」を開きます。
「メールボックス」を選択して「次へ」をクリックします。
今度は「Outlook Express」を選択することができます。
「Outlook Express」を選択して「次へ」をクリックします。
「フォルダの参照」が開きます。
USBメモリに保存したOutlook Expressのメールボックスのフォルダを選択して「OK」をクリックします。
「完了」をクリックします。
メールボックスがインポートされました。
インポートされたメールボックスは、ローカルフォルダの下にフォルダの形で表示されます。
次回はWindows Liveメールがインストールされていない状態で、Thunderbirdをインストールする場合について説明をいたします。
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