2019.10.28
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第171回]



●トランジスタCPUクロック回路基板が出来てきました

前回([第170回])でアートワーク図をお見せしたトランジスタCPUクロック回路のプリント基板が出来てきました。


基板のサイズは100mm×100mmです。
基板のサイズについては近いうちに書くつもりです。

パーツを実装しました。

トランジスタだけで91個実装しています。
トランジスタ1個に抵抗とコンデンサも1個ずつ使いますから、抵抗もコンデンサも91個は実装している計算です。
このトランジスタ部分の回路図は[第169回]でお見せしました。
ちょっと前のことになってしまいましたので下に再掲します。


バイナリカウンタ1段の回路です。
上のプリント基板1枚にはこの回路が5回路(5段)配置されています。
一番下のCLR信号の先のT4は5段全部に共通しています。
それ以外の回路は5組同じ回路になっています。
各組にはトランジスタをそれぞれ18個使用しています。
初段に入力するクロックは74HCU04と74HC74で構成する水晶発振回路からのクロックです。
とりあえずテストでは最高速の4MHzを入力しています。
4MHzを入力して2MHzを出力するのが初段で、その出力信号をAとします。
第2段はそのA(2MHz)を入力して1MHzを出力します。
その出力信号をBとします。
以下第3段の出力がC(500KHz)で、第4段の出力がD(250Hz)で第5段の出力がE(125KHz)です。

出力信号をオシロで観測してみました。

上側(CH1)がクロックA(2MHz)で下側(CH2)がクロックB(1MHz)です。

本日は時間がなくなってしまいました。
この続きは次回にいたします。

トランジスタでCPUをつくろう![第171回]
2019.10.28upload

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