2015.4.2
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第28回]


●オープンドレイン回路の訂正

前回([第27回])とその前の[第26回]でお見せしましたオープンドレインのウラ技回路図(下の図)を見ていましたら、おばかな回路図であることに気が付きました。


この回路図の元になったA1015と2N7000のコンプリメンタリ回路が頭にあったものですから、ついこんなおばかな回路を描いてしまいました。
本当は下の回路図が正解でした。


この場合100KΩの抵抗は意味のないものでした。
入力がLになった瞬間だけコンデンサに電流が流れればよいので、コンデンサが充電されてしまったら、A1015のベースは入力から切り離されて+5Vにプルアップされてしまえばよかったのでした。
考えが足りなくて1本余計に無駄な抵抗を使ってしまうところでした。

たかが1本の抵抗と言うことなかれ、です。
たとえばオープンドレイン回路が200箇所あったとすれば、それだけで200本の抵抗を無駄に配置してしまうところでしたから、たかが1本と軽く見るわけにはいかないのです。

そういえばこの回路に関連して思いついたことがあるのですが、本日も時間がなくて、試してみることができませんでした。
それについては、次回に書くことにいたします。

なお余りにみっともないものですから、前回([第27回])とその前の[第26回]でお見せした回路図は今回の回路図に差し換えました。

トランジスタでCPUをつくろう![第28回]
2015.4.2upload

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