トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第362回]
●裏から部品を実装することに
前回からの続きです。
表と裏を完全に間違えてしまったらしいとんでもないプリント基板が到着しました。
さすがにこれはひどい。
よほど不慣れな(ひょっとすると入社したばかりの)作業者が作業をしたのかも。
このまま黙っていると第二、第三の犠牲者が出てしまうかもしれません(もう出てしまっているのかも)。
面倒なことではありますがこのままにしておくわけにはいきません。
実物の写真を撮ってメール添付でクレームをつけました。
ほどなくして返事がきました。
Thanks for your email and sorry for the inconvenience.
If this problem affects the usage could you please submit the quality complaint
at the order history.
いや、そりゃあ affects the usage でしょうよ。
うむむ。
その場合には注文履歴の the quality complaint をチェックしてくれというわけね。
そうすると多分あれこれやり取りがあって、結局また「作り直して送ります」ということになるんでしょう。
またその基板が届くまで待っていなくちゃならないじゃありませんか。
これが製品基板ならば作り直してもらわなくては困ります。
しかし今回は試作基板ですから、見てくれはどうでもよくて試作テストが出来ればよいです。
シルクは無視してシルクのついている側を「裏」にしてシルクのない側に部品を実装すればとりあえずは使えます。
ま。
シルクが役に立たないと部品を実装するときちょいと不便ですけれど自分で作図して作った基板ですからシルクがなくてはできないというほどのことではありません。
「シルク図」を印刷してそれを見ながら部品を実装するという手もあります。
そこで。
これは試作品(prototype)である。
基板を裏返しにして使うことにしたので今回は the quality complaint はチェックしない。
とメールしました。
するとまた返事のメールがきました。
Thanks for your kind understanding and support.
Wish you have a nice day!
はいはい。
私としてもそう願っておりますです。
下の写真はプリント基板の「裏側」に部品を実装したところです。
こちらが「表側」の写真です。
もう一枚の基板も同じように「裏側」に部品を実装しました。
こちらが「表側」の写真です。
左のコネクタ部分で配線を直していますが、これは基板の「表裏のミス」が原因ではありません。
私の作図ミスが原因です。
トランジスタでCPUをつくろう![第362回]
2021.6.14upload
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