トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第381回]
●動きました!!
MYCPU4TR回路基板の動作テストを行ないました。
とりあえずは簡単な動作テストです。
動作テスト中の写真です。
手前左下の2枚のボードはMYCPU4(HCMOSIC版)のCLOCK/MEMORYボードとスイッチボードです。
左上がDECODE回路基板です。
右上がREGISTER/ALU回路基板で右下がPC/IO回路基板です。
とりあえず最初のテストとしてLD、ADD、OUT、HLTのテストプログラムを実行しました。
このテストプログラムは[第259回]でMYCPU4(HCMOSIC版)に対して行なったものです。
参考までに下にプログラムリストを示します。
00 03 LD A,3
01 15 LD B,5
02 40 ADD A,B
03 80 OUT A
04 F0 HLT
最初にステップモードで動作の確認をしました。
次にスローモードでテストをし、最後にクロック500KHzでテストを行ないました。
上の写真は上記のプログラムをクロック500KHzで実行後最後のHLT命令で停止したところです。
CLOCK/MEMORYボードのアドレスLED(青色LED)には04が表示されデータLED(赤色LED)にはF0が表示されています。
DECODE回路基板の右下(上の写真では右上)にあるのがHLT表示LED(赤色LED)です。
HLT命令を実行したので点灯しています。
REGISTER/ALU回路基板の右側上から2番目の青色LEDがレジスタAです。
3+5=8の計算を行なった結果の値がレジスタAにLOADされたので1000(8)と表示されています。
その下の青色LEDはレジスタBです。
0101(5)が表示されています。
PC/IO回路基板の右上の青色LEDはOUT出力レジスタの値を表示しています。
OUT Aが実行されたのでレジスタAと同じ1000(8)が表示されています。
まずは最初のテストを行なっただけですが、結果は大成功です。
これから各信号を表示するLEDが正しく表示されているかどうかを確認しつつMYCPU4(HCMOSIC版)で行なった全てのテストプログラムを実行してみます。
あともう少しのところまできました。
本日はスーパー銭湯でゆっくり汗を流して、それから金麦で乾杯です。
トランジスタでCPUをつくろう![第381回]
2021.8.6upload
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