2024.5.25
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第451回]



●「TR373D」の動作確認(2)

前回TR373Dの動作テストを「オープンコレクタ」で行ないました、と書きましたが記憶違いでした。
同テストをしてから時間が経ってしまい、悪いことにまともにノートしてなかったためについ間違えてしまいました。
前回は回路図通りT7に2SA1015を実装した状態でテストをしました。
前回のオシロの写真はそのように普通にトランジスタを実装して撮った写真です。
今回はあらためてオープンコレクタのテストをしてみました。
[第443回]では2段あるRSフリップフロップのうちの後段のみオープンコレクタにして動作確認をしました。
そのときにはちゃんと動作をしたのですが今回同じようにT7を4.7KΩにしてオープンコレクタで動作させてみるとうまく動作してくれません。
下はそのようにしてテストしたときの波形の写真です。

上側(CH1)はG入力です。
うんと遅いクロック(125KHz)を入力しています。
下側(CH2)は500KHzです。
オープンコレクタのときよりも随分遅いクロックなのですがG=Lのときのラッチデータに異常が見られます。
本来ならばGがLになったときのD入力をラッチするのでLレベルになるはずなのですが波形を見ると一瞬LになったあとHになってしまいます。
なぜだか理由はわかりませんが無理をするのはよくありません。
TR373Dについてはオープンコレクタ回路は使わないことにします。

トランジスタでCPUをつくろう![第451回]
2024.5.25upload

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